おてんきぷらぷら

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松島 史跡散策

2012年04月24日 | NON
4月21日『ベガルタ仙台vsFC東京〔J.League Division1第7節〕』ユアテックスタジアム仙台へ。
松島は伊達家の存在を抜きにしては語れません。伊達家ゆかりの史跡を早足になりましたが巡りました。仙石線松島海岸駅から、まずは『観瀾亭』、伊達家の納涼・月見御殿。敷地内には、松島博物館や「どんぐりころころ」の童謡碑がありました。松島湾観光遊覧船桟橋を通り越し、橋桁の間から海が覘ける赤い「透橋」を渡れば『五大堂』。平安時代807年坂上田村麻呂がこの島に建立、慈覚大師が五大明王が祀り、1604年に伊達政宗が再建、国重要文化財に指定さられた松島の海辺の象徴です。目前には、真っ赤な福浦橋がかかる福浦島。松島湾を見渡す最高のロケーション。
松島の象徴といえば、『瑞巌寺』。「斎太郎節」に歌われた『瑞巌寺』。
“松島のサーヨオ 瑞巌寺ほどの 寺のない トエ
           アレワエー エート ソリャ 大漁だエ”
828年慈覚大師の開創と伝えられる臨済宗の禅寺で、伊達政宗の菩提寺です。国宝の「本堂」は現在平成21年から開始された平成の大修復中。本堂前の紅白梅「臥龍梅」は工事の足場から覘けます。同じく国宝、白壁が美しい「庫裡」も外壁修理中でしたが、田村光雲作の聖観音菩薩像を拝観。また、伊達政宗の正室愛姫の墓堂「陽徳院御霊屋(寶華殿)」は黒漆に金や極彩色が映え豪華絢爛でした。瑞巌寺山内にある松島の名庭園『円通院』へ。政宗の孫、光宗の菩提寺で石庭と「三慧殿」、本堂の「大悲亭」などひっそりとしていました。薄日が射し暖かさを感じるとはいえ、やっぱり東北。4月中旬で「比翼塚」の「軒端の梅」が今がさかり。政宗の息女五郎八姫の菩提寺『天隣院』の桜にはまだ早いようでした。
みちのく松島のパワースャbト、伊達政宗の息吹を感じる散策となりました。




『観瀾亭』








『五大堂』








福浦島 福浦橋


『瑞巌寺』
修復中「本堂」


「庫裡」


「陽徳院御霊屋(寶華殿)」


「臥龍梅」




「法身窟」


杉並木


洞窟遺跡群


『比翼塚』「軒端の梅」


『三聖堂』




『円通院』




「三慧殿」


「大悲亭」


『天隣院』



松島海岸にあった看板


JR仙石線 車窓から(塩釜周辺)