vs 鹿島アントラーズ〔J.League Division１第２２節〕

8月30日『鹿島アントラーズvsＦＣ東京〔J.League Division1第22節〕』カシマサッカースタジアム。
共に好調を維持するチーム同士の対決。夏休み期間中､第１６節から第２０節まで無失点ゲームで､前節は浦和との「４≠S」の死闘を戦い､９戦連続無敗のＦＣ東京。アギーレジャパンに貫録選出の森重と共にサムライブルー初選出され一躍時の人となった武藤嘉紀。鹿島のＭＦ柴崎岳との対戦は､日本代表戦前の注目の一戦です。この日のゴール裏は､ユルネバの前に“平山”の大コール。浦和戦で不運な骨折をした平山相太のためにも上位チーム相手に負けるわけにはまいりません。
さてゲーム前半は､ボールを奪えず､拾えず､繋げずにミスも加わり､全く東京のやりたいサッカーができぬまま､２点のビハインドで折り返し。なんとも嫌なムードのハーフタイムでしたが､マッシモ･フィッカデンティ監督が早くも動きます。後半立ち上りから､河野に代えて三田､羽生に代えてエドゥーを投入。武藤の獲得したＰＫをエドゥーが決め１点差となると､さらに､吉本に代えてカターレ富山から復帰したばかりの中島翔哉のカードをきります。背番号３９番といえば､大黒将志や矢澤達也など“くせもの”のイメージでしょうか。新星３９番､Ｊ１デヴューの中島が躍動すると､ピッチのムードは一変。アントラーズＤＦ青木の退場もあって､押せ押せイケイケの中､今やっぱり持っている男､売り出し中の武藤嘉紀の同点弾。２点のビハインドから､思い切りの良いカードを切ったマッシモ采配が大当りで､結局､「２≠Q」ドローという結末。前半の後手後手で何もできない壊滅的展開から､執念で引き分けに持ち込んだ勝点１。でも､欲を言えば､勝点３も十分に獲れたゲームだったかも。うれしさ半分､くやしさ半分の鹿島遠征となりました。











49分 よっちの獲得したＰＫを､No.11エドゥーが叩き込み､反撃の狼煙！










87分 世界へ羽ばたくNo.14武藤嘉紀の同点ゴ～ル！










初めまして､Ｊ１デヴューは､きれきれの躍動始動！ No.39 中島翔哉






勝点１､ゲットだぜぃ！




聖地に敬意を込めて

大正ロマンの恋と文

８月３０日『昼v夢二生誕１３０年記念 大正ロマンの恋と文』三鷹市美術ギャラリーにて。
鹿島サッカー遠征の前に立ち寄った地元三鷹市美術ギャラリー。本日からスタートの企画展は､大正の浮世絵師こと昼v夢二。夢二の描く独特なタッチの美人画は､大正浪漫の雰囲気を醸し出し､白く細い二の腕に､すらりと伸びた首､デフォルメされた女性の容姿やしぐさは何とも言えない心地よさを感じます。日本の伝統的色柄を使いつつ浮世絵風の女性を描く一方で､大正モダンやアールヌーボーの雰囲気を取り入れた広告ャXターやグラフィックデザイン､千代紙の図柄など今も色あせない魅力はさすが夢二。また､数々の女性と浮名を流し､都度､彼女たちへの筆まめぶりがわかる多数の書簡の展示も本企画展の見どころです。複数の女性を愛することも大正デモクラシーでしょうか。これも含めて､夢二の夢二たる所以。これらの展示品は､三鷹市所蔵とのことで､普段は意識しない自治体としての文化教養度に､マイホームタウンを見直しました。

以下､本展チラシコメントより。
“夢二式美人”で大正ロマンを代表する画家：昼v夢二(１８８４～１９３４)。常に時代感覚を先取りするパイオニアであった夢二は､それまで敷居の高かった絵画を大衆に発信し､より私たちの生活に身近なものにしました。雑誌の口絵や挿絵､セノオ楽譜や文学作品の装幀はもちろんのこと､時には自ら詩を紡ぎ､「宵待草」は流行歌となりました。夢二は生涯にわたり､創作領域にこだわらぬ自己表現を貫いたといえます。三鷹市が所蔵する高相コレクションの特徴は､膨大な文(ふみ)にあります。本展では肉筆画や装幀本のほか､妻・たまき､「宵待草」のモデルとされるおしま､夢二が最も愛した彦乃､モデルから恋人となったお葉､「少年山荘」に編集者として訪れていた秀子宛ての書簡を中心に公開します。多忙な創作活動の渦中に筆を執り､夢二が心の拠りどころにした女性たちにしたためた想いとは･･･。本展覧会によって､生誕１３０年､没後８０年を迎える昼v夢二の多彩な功績に華を添えられれば幸いです。






「宵待草」　
　　待てど暮らせど来ぬ人を　宵待草のやるせなさ　今宵は月も出ぬさうな

「宵待草」原詩　
　　遣る瀬ない釣り鐘草の夕の歌が　あれあれ風に吹かれて来る
　　待てど暮らせど来ぬ人を　宵待草の心もとなき
　　想ふまいとは思へども　我としもなきため涙　今宵は月も出ぬさうな

vs 浦和レッズ〔J.League Division１第２１節〕

８月２３日『ＦＣ東京vs浦和レッズ〔J.League Division１第２１節〕』味の素スタジアム。
首位･浦和との大一番は､取りも取ったり４得点､一方､連続無失点ゲームからの４失点。結果「４≠S」のドローとは･･･。前半「３≠Q」で折り返し､後半は同点に追いつかれるも「４≠R」と勝ち越していただけに､ほんと勝ちたかったのが正直なところ。浦和相手に､ほぼ勝点３を手中にしたと確信があっただけに､非常に残念でくやしいくやしい勝点１でした。愚痴を言えば､１ゲームにＰＫを３つもとる主審っていかがなものでしょうか。でも､サッカーのゲームとしては､終始目まぐるしく変わるゲーム展開に､興奮の連続でエキサイト。見どころ満載で､サッカーの醍醐味を味わうには十二分なゲームでした。本日発売の「F.C.TOKYO MAGAZINE ＢＲ ＴＯＫＹＯ」の「青赤ドリブラーの系譜」歴代ドリブラーに肩を並べたNo.14武藤嘉紀は､アギーレ日本代表監督の前で猛アピールの２ゴール。一躍注目の逸材へ､持ってるかもしれません。楽しみですネ。天皇杯から中２日での総力戦で､当然､疲労もあるでしょうが､最後まで走りきったＦＣ東京に､従来にない頼もしさも感じました。次節､鹿島を撃破すれば､夏休み期間中､負けなしのとんがり東京サマーに。この勢いは止まりませんよ､きっと。









９分　No.4 高橋秀人　ＣＫからニアで鋭いカッターヘッド！








１５分 No.14 武藤嘉紀　ドリブルからファーへ流し込みゴール！　








２３分 No.17 河野広貴　自ら獲得したＰＫを見事にゴール！








６４分 No.14 武藤嘉紀　アギーレ御前戦で再びドルブルからのゴール！








負傷退場の平山､心配です。大ケガでないことを祈るばかり。




キング オブ トーキョー アマラオ 見参



［タイアップ企画］アメイジング･スパイダーマン２　





もう上位を見て戦うしかないよネ

STAND BY ME ドラえもん

８月１９日､映画『ＳＴＡＮＤ ＢＹ ＭＥ ドラえもん (３Ｄ)』シネプレックス水戸にて。
この日､社内会議後の懇親会を経て２１：２０からのレイトショー鑑賞は､アルコールのなせる業。ほろ酔い親父が選択鑑賞したのは､藤子･F･不二雄原作で国民的アニメである『ドラえもん』のシリーズ初となるＣＧアニメ『ＳＴＡＮＤ ＢＹ ＭＥ ドラえもん』。原作の中から「のび太の結婚前夜」や「さようなら､ドラえもん」といった名作といわれる複数のエピソードを基に展開する。珠玉のストーリーもさることながら､ミニチュアで制作した背景にＣＧのキャラクターを重ねるなどこだわり抜いた画作りや演出も見どころ。前評判ではドラ泣き作品とのこと。年を重ねるごとに涙もろくなり､期待していたのですが､ほろ酔い状態が悪かったのか､目頭は熱くなることなくエンディングへ。この展開､アレレという感じでした。我々は「オバケのＱ太郎」や「パーマン」世代。「ドラえもん」はリアルタイムではなかった所為もあるのかもしれません。自分にとっては､いろいろ考えさせられる映画でした。人は皆､一人で生きているわけではないが､一人で生きていくしかないのも､また真実。“ＳＴＡＮＤ ＢＹ ＭＥ”文字通り‘そばにいてくれ’。自分にとっての「ドラえもん」っているのだろうか。両親や自らの老後や介護への不安や備えも見据えると､なおのこと。主人公は「ドラえもん」ではなく､間違いなく「のび太」くん。誰もが「のび太」くんに同化できるからこそ､「ドラえもん」がヒーローなのだ。ＣＧアニメも目新しく､大人も楽しめる作品でした。

vs 松本山雅ＦＣ〔第９４回天皇杯 ３回戦〕

８月２０日『ＦＣ東京vs松本山雅ＦＣ〔第９４回天皇杯３回戦〕』味の素スタジアム。
平日水曜日ということで計画的早退で万全の態勢でのぞむはずだった天皇杯３回戦。計画とおり茨城から順調に都内入りも､午後６時頃､お取引先にて大トラブル発生とのこと。味スタへ向かうＪＲ上野駅で会社からの大悲鳴に応えるため一応責任者として携帯電話対応を。速やかな解決をぜねばと軽々に迂闊な対応をしたところ､お取引先の地雷を踏んだらしく､状況はますます悪化する一方。味スタをあきらめ､土浦へ取って返しお詫び対応も考えるほどのトホホ状態に。が､ここで慌てず騒がず開き直るのは年の功か。一旦時間を置くのも大人の対応と､明朝一番対応で割り切り､予定どおり味スタへ向かいました。
すでにキックオフ後の味スタ。ほんとに楽しみにしていた松本山雅ＦＣとの一戦なのに､サラリーマン根性抜け切らず､明朝のトラブル対応が気になって､ゲームに気持ちが入り込めません。さらに､トラブルに巻き込まれ運なき自分を客観視するに､ゲームも負けるのではと､嫌な予感ばかりが襲ってきます。そんな中､前半残りわずかな時間帯で､河野の先制ゴール。前半を終えようやく心も静まってきました。後半は途中出場の平山の追加点。終わってみれば､強い強いＦＣ東京。「２≠O」で力の差を見せつけることができました。さぁて､いよいよ次節はＪ１リーグ首位の浦和レッズ戦。同じ日に天皇杯３回戦で姿を消した浦和レッズ。ここ大一番。いざ如何。勝つしかないでしょ。明朝のクレーム対応に勇気をいただきました。感謝。






５４分　平山～､平山～､平山～､平山～､平山～､平山～､平山､ヒ・ラ・ヤ・マ～








負傷交代のキャプテンも大事にはいたらなかったようで､一安心。




天皇杯ベスト１６は､清水戦へと続く