おてんきぷらぷら

ホームタウンは三鷹。気ままな旅・街散策にFC東京。

SAMURAI BLUE (日本代表) vs ガーナ代表

2018年05月30日 | Soccer
5月30日『SAMURAI BLUE(日本代表)vsガーナ代表〔キリンチャレンジカップ2018〕』日産スタジアム。
W杯ロシア大会アジア最終予選、ホームゲーム皆勤賞の仕上げに、雨中の壮行試合へ馳せ参じました。西野朗監督率いる新生日本代表、仮想セネガルと云われるW杯に出場しないガーナ代表との一戦です。メンバー選考から、長谷部をCB据える3バックの試行、良くも悪くも監督批判は免れない西野ジャパンの宿命。親善試合とはいえ絶対に結果が求められます。ところが、前半8分にFKを直接叩き込まれる失点。後半にも一瞬のスキを突かれ、PKで追加点を与えてしまいます。終わってみれば若手中心の急造ガーナ代表に完敗。誰の目にも〝心配〟よぎるゲームだったと思います。ただ、W杯本戦では、いずれにしても凌いで凌いで少ないチャンスをものする負けない戦い方しかないではと・・・。地味で渋~いゲーム展開こそが"SAMURAI BLUE"の生きる道。この敗戦を一憂することなく、W杯へ残された日々は少ないものの、チームの結束を深め、ロシアの地で"SANURAI BLUE"の昇華に期待しましょうか。

















8分 ガーナ代表 No.5 トーマス・パーティー FK



51分 ガーナ代表 No.21 エマニュエル・ボアテング PK




西野ジャパン 初陣は「0≠Q」の完敗!





さあ、どうする西野監督? どうなる西野ジャパン!






青赤戦士に大いに期待! 全力応援でまいりましょう!














Sadao with Friends 2018

2018年05月28日 | Live Theater
5月28日『渡辺貞夫“Sadao with Friends 2018”』コンサートを"紀尾井ホール"にて。
世界的サクソフォン奏者・渡辺貞夫氏が、この5月、世界の一流ジャズマン達を招いてのライブツアーを開催。この夜は"紀尾井ホール"で大いなるジャズへの愛が結実する至高のジャズライブを堪能しました。"ナベサダ"でお馴染みの渡辺貞夫氏といえば、我々世代には'78年発表の『カリフォルニア・シャワー』でしょう。当時、空前の大ヒット、ヤマハ・スクーター"TOWNY"や、草刈正雄氏と共演の資生堂"BRAVAS"のテレビCMなど、80年代初頭、日本中が"ナベサダ"ブームに沸きました。自分はギターの夢中でしたが、3つ年下の弟はまさしく"ナベサダ"ブームに影響感化され、お小遣いを貯めてアルトサックスを買い練習していたのを思い出します。そんな時代の寵児、その後はアフリカやチベットはじめ、世界の音楽や人々に触れ、アメリカはもとより世界のミュージシャン、そして未来を担う子供たちとの交流を続けるなど85歳を迎えてなお、尽きない情熱と共に前進を続ける渡辺貞夫氏。ジャズの枠に留まらない豊かな音楽性で、ときに力強く、ときにそこはかとなく優しく、美しい音色で歌いあげるハーモニー。円熟の境地に達してなお、あくなき探究心で深化し続ける巨匠です。この日のラスト“花は咲く”、言わずと知れた東日本大震災の復興支援ソングですが、サックスでのソロの調べは涙ものでした。また、共演はイエロージャケッツのオリジナルメンバーであるピアノ"ラッセル・フェランテ"、パット・メセニー”ユニティ・バンド”のベースシスト"ベン・ウィリウアムス"、ハービー・ハンコックやメセニーらの信頼厚く新世代ジャズシーンを担うドラムス"ケンドリック・スコット"。ジャズ通をも唸らせる実力派メンバー3人を擁したカルテットで演奏するステージは、ファンにとって聞き逃すことのできない夜となりました。




ラッセル・フェランデ(Pf)   ベン・ウィリアムス(B)  ケンドリック・スコット(Dr)

〔SET LIST〕
*ACT1* 19:00~19:50
  BUTTERFLY
  TREE TOPS
  RE-BOP
  IF I COULD
  I THOUGHT OF YOU
  I MISS YOU WHEN I THINK OF YOU
  I'M OLD FASHIONED
 *ACT2* 20:05~21:20
  EYE TOUCH
  WARM DAYS AHEAD
  PASSO DE DORIA
  MEMÓRIAS
  SIMPATICO
  MANHÃ DE CARNAVAL
  SONG OF MAY
  WHAT'S NOW
  CHEGA DE SAUDADE
  LIFE IS ALL LIKE THAT
  花は咲く
 *ENCORE*
  BLUE `N' BOOGIE











夢二繚乱

2018年05月23日 | Museum
5月23日、昼v夢二展『夢二繚乱』を、東京ステーションギャラリーにて鑑賞。
昼v夢二は明治から大正にかけ、ロマンと抒情が色濃く反映した時期に登場し多くの美人画を残した件p家です。本展は4部構成となっており、「第1章 夢二のはじまり」では、夢二の若き日々を検証。「第2章 可愛いもの 美しいもの」では、出版や印刷・版画などを中心にした夢二の仕事を、「第3章 目で見る音楽」では音楽や楽譜にまつわる仕事を取り上げ、「第4章 出帆」では夢二の自伝小説『出帆』原画と没後の龍星閣による出版活動などが紹介されていました。夢二の描く女性は「夢二式美人」と呼ばれ、大きな黒い瞳、すらりとした手足にしなやかな体、物憂げな仕草に、そこはかとなくにじむ女性の色香が特徴で大正時代に一大ムーブメントを巻き起こします。さらに表紙絵や挿絵を描くだけでなく、詩や歌謡、童話などの文筆分野でも数々の作品を発表し、なかでも詩『宵待草』には曲が付けられて大衆歌として全国的な愛唱曲となりました。また、広告宣伝物のキャッチコピーから、日用雑貨のほか浴衣などのデザインも手がけるなど、近代グラフィックデザインの草分けの逸材であったと感銘を受けました。本展にてあらためて夢二の作品に間違いなく影響を与えた色恋沙汰に注目。夢二の絵の優しさは三人の女性(たまき、彦乃、お葉)と浮名を流した優柔不断な男の頼りなさなのでしょうか。昼v夢二の生きた人生、恋愛プロフィールを知るに、その作品の味わいも深いものとなりました。

『昼v 夢二』 (本名 昼v茂次郎)
1884年(明治17年)9月16日 – 1934年(昭和9年)9月1日

『たまき』 (本名 岸他万喜)
たまきは、唯一、戸籍上の妻となった女性です。たまきが早稲田鶴巻町に開店した絵葉書店「つるや」に、夢二が客として通いつめ2ヵ月後に結婚。2年後に離婚、その翌年には再び生活を共にし、別居するといったことを繰り返しています。夢二は"彦乃"と過ごしながらも、たまきの画学生・東郷青児との関係を邪推し、富山県の海岸で、たまきの腕を刺すという刃傷沙汰を起こし、破局、絶縁に至ります。しかしながら、たまきは結核療養中の夢二を信州まで見舞い、また夢二亡き後も終生彼を慕い続けたことが知られます。

『彦乃』  (本名 笠井ヒコノ)
彦乃は、日本橋の裕福な紙問屋に育ち、女子美術学校の学生時代に、絵を習いたいと「港屋絵草子店」を訪問し交際が始まります。たまきと別れ京都に移り住んだ夢二と同棲するも、大正7年、九州旅行中の夢二を追う途中、別府温泉で結核を発病。父親によって東京に連れ戻され、御茶ノ水順天堂医院に入院するも亡くなります。夢二は本郷菊富士ホテルに上京するも、彦乃との面会は遮断されています。夢二は、彦乃を最も愛し死後しばらくショックから立ち直れなかったということを「彦乃日記」に残しています。

『お葉』  (本名 永井カ子ヨ)
お葉は秋田出身で、夢二より二十歳年下の女性でした。夢二と出会った当時は、人気の東京美術学校のモデルでした。藤島武二、伊藤晴雨らのモデルをつとめた後に、菊富士ホテルに逗留していた夢二のモデルとして通ううちに同棲。その後、渋谷に所帯をもち、大正13年、夢二設計の世田谷「少年山荘」に一緒に移り住みます。その後、一児をもうけるも亡くなってしまい、翌年、お葉は自殺を図り、半年後には夢二と別離します。















vs ベガルタ仙台〔J.League YBC Levain Cup Group A 第6節〕

2018年05月16日 | FC TOKYO
5月16日『FC東京vsベガルタ仙台〔J.League YBC Levain Cup Group A 第6節〕』味スタにて。
ルヴァン杯、既にグループリーグ敗退が決まってしまったホームのFC東京。単なる消化試合にすることなかれ!ましてや今季2連敗の仙台相手に、ここぞ意地の見せ所と気合注入で臨んだ平日の味の素スタジアムだったのですが・・・。健太東京は、思い切ったターンオーバーでリーグ前節の札幌戦からスタメン全員を変えてきました。メンバー入り18人のうち10人が21歳以下のニューヒーロー賞対象選手。さらにDF岡崎慎、MF久保建英、MF品田愛斗と3人のティーンエージャーがスタメン起用と、大いなる期待しかありません。ゲームは、若きFC東京メンズの前向きな気持ちや一生懸命さは十二分に伝わってくるのですが、経験値の差か大事な場面で精度に欠き残念なシーンに思わずため息が。すると、仙台の縦に早い攻撃に、アタフタしたデフェンスの流れからオウンゴールの失点。結局この1失点が決勝点。1点ビハインドを跳ね返すだけのコンビネーションも、ひらめきも、運も今一歩だったでしょうか。負けに不思議の負け無し、何が足りなかったのか、この口惜しさを糧にレベルアップのための練習を積み重ねてほしいもの。チーム内の厳しき切磋琢磨の中からの次世代スター誕生を疑いません。ルヴァン杯に、ニューヒーロー賞と、今季は楽しみにしていましたのに真に残念ですが、今宵は悔しいながらも、若き可能性に目を細めたゲームでした。

















































ソング&ダンス65

2018年05月14日 | Live Theater
5月14日『劇団四季“ソング&ダンス65”』文京シビックホールにて。
2018年に創立65周年を迎える劇団四季。1999年、劇団創立45周年を記念して始まった『ソング&ダンス』シリーズ。第1弾「ミュージカルの花束」以降、第2弾「オーヴァー・ザ・センチュリー」(2000年)、第3弾「RUN TO THE FUTURE」(2004年)、第4弾「55ステップス」(2008年)、第5弾「The Spirit」(2011年)、第6弾「感謝の花束」(2013年)、第7弾「ようこそ劇場へ」(2013年)、第8弾「劇団四季FESTIVAL!扉の向こうへ」(2014年)と、劇団の節目となる年に新たな作品を上演してきました。『ソング&ダンス』シリーズは、作品やジャンルにとらわれない多種多様な名曲の数々を、歌とダンスで紡ぐショウ形式の作品。ナンバーの持ち味を活かした独自のアレンジを加え、再構成するステージは「ミュージカルでもない、ドラマでもない、まったく新しいエンターテインメント」。今回の『ソング&ダンス 65』は「劇団四季の誕生から未来」「祈り」や「願い」をコンセプトに、四季のこれまでの歩みと、これからの道を、選び抜かれた珠玉のナンバーに乗せて、四季のレパートリー作品から選び抜いたミュージカルナンバーはもちろん、新たな楽曲にも挑戦。ACT1では、未上演(2019年1月に東急シアターオーブにて上演開始予定)の『パリのアメリカ人』からは上演に先駆けて鑑賞。ACT2は、前半はディズニー映画の巨匠アラン・メンケン。後半はアンドリュー・ロイド=ウェバー作曲の3作品『エビータ』『キャッツ』『オペラ座の怪人』で構成。東京ではおよそ10年ぶりとなる2018年夏に開幕予定『キャッツ』がますます楽しみに。劇団四季65年の足跡と未来への道を描く感動と興奮のステージでした。



文京公演 2018年5月14日(月) 18:30開演

〔出演者〕
  瀧山久志 島村幸大 飯田洋輔 斎藤洋一郎 笠松哲朗 二橋純 
  松島勇気 櫻木数馬 鈴木伶央 高橋伊久磨 河津修一
  三平果歩 江畑晶慧 多田毬奈 久保佳那子 相原茜  金友美
  小島光葉 宮澤聖礼 相馬杏奈 伊藤瑛理子 坂本すみれ

〔ACT 1〕 
 “サムホエア” (ウェストサイド物語)
 “ヴァリエーション23” (ソング・アンド・ダンス)
 “精たちの登場” (青い鳥)
 “愛した日々に悔いはない” (コーラスライン)
 “グリーン・ゲイブルズのアン” (赤毛のアン)
 “彼はお前のなかに生きている” (ライオンキング)
 “何かがやってくる” (ウェストサイド物語)
 “アメリカ” (ウェストサイド物語)
 “パリのアメリカ人” (パリのアメリカ人)
 “パリ野郎” (パリのアメリカ人)
 “口笛バレエ” (壁抜け男)
 “イザベルのソロ” (壁抜け男)
 “恋するデュティユル” (壁抜け男)
 “ラブ・チェンジズ・エブリシング” (アスペクツ オブ ラブ)
 “自由を求めて” (ウィキッド)
 “フラメンコ”
 “オーヴァーチュア” (アンデルセン)
 “僕はハンス・クリスチャン・アンデルセン” (アンデルセン)
 “みにくいアヒルの子” (アンデルセン)
 “海の上の世界” (リトルマーメイド)
 “深海の秘密” (リトルマーメイド)
 “パート・オブ・ユア・ワールド(リプライズ)” (リトルマーメイド)
 “「クレイジー・フォー・ユー」メドレー”
   ~ I Got Rhythm ~ Girls Enter Nevada ~
   ~ I Can’t Be Bothered Now ~ What Causes That? ~
   ~ Naughty Baby ~ Stiff Upper Lip ~

〔ACT 2〕
 “星に願いを” (ピノキオ)
 “理想の相棒―フレンド ライク ミー” (アラジン)
 “行こうよ どこまでも” (アラジン)
 “リフレクション” (ムーラン)
 “誰にでも夢はある” (塔の上のラプンツェル)
 “変わりものベル” (美女と野獣)
 “オーリム(いつか)/ノートルダムの鐘” (ノートルダムの鐘)
 “陽ざしの中へ” (ノートルダムの鐘)
 “いつか” (ノートルダムの鐘)
 “レクイエム/こいつはサーカス” (エビータ)
 “星降る今宵に” (エビータ)
 “エビータとチェのワルツ” (エビータ)
 “「キャッツ」メドレー”
   ~ ジェリクルソング ~ メモリー ~ 
   ~ マンゴジェリーとランペルティーザ ~ 小泥棒 ~
   ~ マキャヴィティ ~ 犯罪王 ~ 
   ~ ミストフェリーズ ~ マジック猫 ~
 “オペラ座の怪人” (オペラ座の怪人)
 “サークル・オブ・ライフ” (ライオンキング)
 *カーテンコール*
 “The Vaults of Heaven”