おてんきぷらぷら

ホームタウンは三鷹。気ままな旅・街散策にFC東京。

このミス1位

2010年12月31日 | NON
天皇杯ベスト4。FC東京2010年シーズン最後の成績。
まだもやもや感を払拭しきれず年越しを迎えます。

で、12月30日は、年末年始の年中行事のひとつ「このミス1位」をハードカバーで読むことに専念しました。2010年度宝島社「このミステリーがすごい」国内編1位は、貴志祐介著『悪の教典』上下(文藝春秋)。上下巻で厚さ10cmほど、読み応えある作品です。また本書は週刊文春「2010年ミステリーベスト10」国内部門第1位、第1回山田風太郎賞受賞作品でもあります。本を厚みで評価してはいけませんが、厚み10cmを一気に半日で読み終えることができました。上巻は静かに展開する学園内サイコパスによる適合外の害敵消去殺人に正直吐き気を感じつつ、下巻では息つく暇もないほどストーリー展開が面白く、怒涛のごとく起きる狂気の殺戮にページを送ることを止められませんでした。
ネタバレですが、担任教師が2年4組生徒全員を殺すストーリー。ところが殺されたはずの2名の生徒が生き残り・・・。この生き残りのスペックはモンティ・ホール問題にひっかけているのですが、想定内の出来事でミステリー性は薄かったかなあと。
しかしながら、主人公:蓮実聖司の存在感とその狂気になぜかハードボイルドを感じ、感じてはいけないある種の痛快さに満たされます。読後の満足感は十分でした。
間違いなく貴志祐介氏の代表作になるにふさわしい作品だと思いました。
この作品もきっと映画化されるのでしょうねえ。それも楽しみです。

お正月は天皇杯観戦に。ほんとなら観戦ではなく応援のはずだったのですが。
元旦、国立のサッカー観戦は年始恒例行事。2011年も良い年になりますように。合掌!



vsアビスパ福岡〔第90回天皇杯準々決勝〕【J特】

2010年12月26日 | FC TOKYO
12月25日『FC東京vsアビスパ福岡〔第90回天皇杯全国サッカー選手権大会準々決勝〕』
寒い寒い熊谷スポーツ文化公園陸上競技場へ。12月4日にJ2降格ショック後、初の公式戦。まだまだ日本一のタイトルを手中にできるだけに応援にも熱と力が入ります。ところがゲームは・・・前半早々に先制されると、12月4日を再現するようなゲームはこび、青赤サモ烽ウすがに耐えられず「意地見せろ!」「シュート打て!」のシュプレヒコール。異様な雰囲気に・・・。
そんな青赤サモヨ後半アディショナルタイム3分が終わるラストプレーに、待ちに待ったクリスマスプレゼントが届きました。90分+3分、No.18石川直宏の豪快な同点ボレーが決まり「1≠P」で延長戦に入ります。
延長戦に入る前、ピッチ上で監督コーチ全選手が円陣を組みます。これってスルガチャンピオンカップをデジャブー。いままでのトホホ状態から一気に気分は最高潮へ。これはいいんでないかい。延長前半4分、No.13平山相太が右足のひと振りがサイドネットを揺らし勝ち越し、続く8分、No.18石川直宏がGKをうまくかわし本日2得点となるゴールでダメ押し。終盤いつもの悪い癖でどたばたするも、「3≠Q」の勝利!!!で天皇杯ベスト4へ進出です。
「意地見せろ!」の叱咤激励コールは、いつしか「早くこいこいお正月」の大合唱へ。なんだか覚醒の予感が、ヨカヨカ。
今日の勝利がゲームはこびの負の連鎖を止めて良いムードで準決勝を闘ってほしいもの。
29日は仕事納めで国立へ行けませんが、行きますよ元旦の国立へ。

頼んだぜ! No.1塩田仁史 No.19大苧m平


90分+3分 No.18石川直宏 豪快なボレーで同点!延長戦へ






さあ!延長戦へ!


延長前半4分 No.13平山相太 右足のひと振り








延長前半8分 No.19大苧m平からのスルーをNo.18石川がGKを振り切りGOAL!












黒髭のサンタさん プレゼントをありがとう!




Christmas Live

2010年12月25日 | Live Theater
12月24日『Christmas 2010 桑江知子 Special Live』‘Livespot WhiteCat’
クリスマス・イヴの夜は翌日の天皇杯に備えて自宅でゆったりしようと考えていたのですが、ひょんなことから桑江知子さんのライブへ。先日ご一緒したホワイトキャットのママさんの強引な半強制的なおすすめで。
桑江知子さんといえば、某化粧品メーカーのコマーシャルソング“私のハートはストップモーション”で1979年日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞された方。当時、大学生だったかなあ。レコ大とか紅白が国民的行事であった頃でしょうか。(レコ大は死語でしょうねえ)
ライブステージは第1部・第2部構成で桑江さんのトークも盛り沢山でいい感じでした。第1部は昭和歌謡からユーミンもちろん“私のハートはストップモーション”を。第2部は沖縄ソングの三線弾き語りやデビュー30周年記念CD“うんじゅの島”。トークも興味深く、庄野真代さんとのジョイントや、吉沢京子さん西崎緑さんのコラボ“三花繚乱”のお話。ご出身の沖縄の話題で楽しい時を過ごしました。聞けば彼女は私と同じ歳。世代が一緒というより同級生だと昔話も共感できて当たり前ですかね。贅沢で心地よいクリスマス・イヴの夜でした。

さあ25日はクリスマス?いいえ天皇杯準々決勝!いざ熊谷へ心はすでに飛んでいます。





特別展ダ・ヴィンチ

2010年12月12日 | Museum
『特別展 ダ・ヴィンチ ~モナ・リザ25の秘密~』日比谷公園ダ・ヴィンチミュージアムへ。
レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452年~1519年)というと、ダン・ブラウンの「ダ・ヴィンチ・コード」の中でフリーメイソンとの関わりを思い出します。予断ですが、あの坂本龍馬も岩崎弥太郎もトーマス・グラバーと通じてフリーメイソンと関わりがあったという説もあり。なんて今年は「龍馬伝」の年でした。
さて、本特別展はダ・ヴィンチの思想家(フリーメイソン?)という面ではなく、偉大な科学者・発明家としてはもちろん、音楽・軍事・解剖学・天文学・都市設計までを目の当たりにする展示となっています。もちろん偉大な件p家たる作品の「モナ・リザ(ラ・ジョコンダ)」は25の秘密と共に500年前に復元されたり、「最後の晩餐」は実物大の映像で見れたり、その他主な絵画作品はレプリカですが展示されています。
絵画よりも興味深かったのは、科学者・発明家ダ・ヴィンチの側面。天才レオナルドの発明品が現実のものとして再現展示されています。その仕組みを知るため実際に手で触れることができる展示物もあったり、楽しくある意味画期的な展示でした。ただすべてが現代に再現されたもの。ちょっと残念感・違和感を感じたのは、すべてが「つくりもの」ということでしょうか。
単純にその偉大さを感じたのは、それらすべて「つくりもの」の元となった「ダ・ヴィンチの手稿」。ダ・ヴィンチのメモ書きノートです。“鏡文字”上下はそのままで左右を反転させた小さな文字と緻密な絵図でぎっしりと書かれているノートの断片は、レオナルド・ダ・ヴィンチの謎めいた偉大なる天才の証しでしょう。美術鑑賞というよりは科学館的要素の多い特別展でした。










京都ウォーク5(龍馬ゆかりの地)

2010年12月05日 | Walking
12月4日15:30~FC東京vs京都サンガF.C.の応援に京都へ日帰り旅行。早朝新幹線で8:30京都入りし、西京極陸上競技場14:30着までの6時間。のんびりと紅葉の京都を満喫する選択肢もあったのですが、NHK「龍馬伝」ゆかりの地めぐりにチャレンジ。(原則ウォーキング)
そろそろキックオフの時間が気になる時間帯になり一路西京極へ向かいます。
阪急京都線は青赤の皆さんでいっぱいでしたが、大宮で途中下車し壬生寺に寄り道することに。

【壬生界隈】
旧前川邸:新選組の壬生屯所。池田屋事件の発端となった古高俊太郎への拷問のあった所


八木邸:新選組の壬生屯所。土方歳三・沖田総司らは横暴な振舞いの芹沢鴨を切り捨てた


壬生寺:壬生は新選組の本拠地。境内には「壬生塚」と呼ばれる新選組隊士の墓がある




近藤勇胸像


「ああ新選組」歌碑




日本の夜明け「明治維新」へ続く多くの史跡の距離感を実感したウォーキングでした。
もう少し時間に余裕があればよかったかなあ。また来ます京都に。