おてんきぷらぷら

ホームタウンは三鷹。気ままな旅・街散策にFC東京。

ラッシュ/プライドと友情

2014年02月11日 | Movie
2月11日、映画『ラッシュ/プライドと友情』をシネプレックス水戸にて。
私ことですが、2007年9月30日、前年までの鈴鹿から処を替えての冨士スピードウェイでのF1日本グランプリは、自分にとって初めての生観戦したF1でした。前日29日予選走行から悪天候は続き、水しぶきでマシンが見えないほどの決勝レースは、22台中7台が姿を消すこととなる思い出深きF1観戦。マイF1は、2011年鈴鹿でのF1日本グランプリと続くのです。
さて、遡ること30余年の1976年。同じく冨士スピードウェイでのF1グランプリは、F1伝説となる世紀のレースに。この年は、性格もレーススタイルも相反するF1レーサー、ニキ・ラウダとジェームス・ハントが激しい首位争いを繰り広げていたF1シーズン。ランキング1位だったラウダは、ドイツ大会大雨の悪天候の中、大事故に遭遇し深いけがを負ってしまいます。ニキ・ラウダの復活は無理だと思われていましたがわずか6週間でレースに復帰。ワールドチャンピオンの栄冠をかけたF1最終戦は、富士スピードウェイでのF1日本グランプリ。この日はドイツ大会を思わせるような、富士山も霞む豪雨。この悪天候がレースの行方を大きく左右するのです。ニキ・ラウダとジェームス・ハントの両雄のF3時代からのライバル実話の映画化。映画は前評判が高いだけにいかがなものかと思いましたが、史実を知っているだけにモータースメ[ツ好きとしては堪らない作品。チャラ男ながら天才ドライバーのハントと、実直で正確無比なコンピュータードライバーのラウダの対比が面白く、両雄相立たず、事実は小説より奇なりのノンフィクションストーリー。建国記念の日、午後のひととき、大変楽しめ大満足。


















Road to THE NEW BEGINNING

2014年02月04日 | Sports
2月4日、新日本プロレス『Road to THE NEW BEGINNING』茨城県立スメ[ツセンターにて。
昨年赴任し、初の大雪降る極寒の水戸で、人生初のプロレス生観戦です。新日本プロレスはもちろん知っていましたし、過去興味はあったものの、昔の名前ででていますの、タイガーマスクや獣神サンダーライダー、天山、永田、中西がやっと分かる程度。今活躍しているレスラーの名前も知らず、知識もなく、初々しい気持ちで臨みました。会場に入るやコアなファンの熱気ある雰囲気に圧唐ウれまくり。ワクワクドキドキのリングサイド。気分は自然と高鳴ります。試合が始まれば、鍛えられた筋骨隆々の男たち。息を呑む力技に、小気味の良いスピード技。迫力ある空中戦に、お決まりの場外乱闘。二転三転する勝負展開に、タッグマッチならではのドタバタ劇。ヒーローにアンチヒーロー、どちらも魅力いっぱいで、そのパフォーマンスは秀逸。やはり人気のある棚橋弘至、中邑真輔、後藤洋央紀、オカダカズチカらには、会場からの歓声も大きく、大いに盛り上がり、思わずにわかファンになり声を発してしまいます。端的に面白く、一気にはまってしまいました。スメ[ツエンターテイメントの成熟度・完成度が高く、メインイベントを含めて7試合、あっという間の2時間半、幸せな2時間半、血沸き踊る2時間半でした。


〔第一試合〕20分1本勝負
 小松洋平・○エルデスペラード vs ×田中翔・BUSHI

〔第二試合〕20分1本勝負
 獣神サンダーライダー・○永田裕志 vs ×本間朋晃・タイガーマスク

〔第三試合〕20分1本勝負
 中西学・○小島聡・天山広吉 vs ×外道・高橋裕二郎・飯塚高史

〔第四試合〕20分1本勝負
 ×TAKAみちのく・鈴木みのる vs 邪道・○矢野通

〔第五試合〕30分1本勝負
 アレックスシェリー・○KUSHIDA・田口隆祐・真壁刀義
  vs ニックジャクソン・×マットジャクソン・バッドラックファレ・プリンスデヴィット

〔第六試合〕30分1本勝負
 ×タイチ・デイビーボーイスミスjr・ランスアーチャー
  vs タマトンガ・ドグギャローズ・○“ザ・マシンガン”カールアンダーソン

〔第七試合〕30分1本勝負
 キャプテンニュージャパン・内藤哲也・棚橋弘至・○後藤洋央紀
  vs ×YOSHI-HASHI・石井智宏・中邑真輔・オカダカズチカ 



〔パンフレットから〕

























富士山と大相撲

2014年02月02日 | Museum
2月1日、水戸市出身、元大関:雅山関『雅山引退二子山襲名披露大相撲』両国国技館へ。
両国国技館内の『相撲博物館』にて、展覧会『富士山と大相撲』を拝観。
平成25年6月、富士山はユネスコ世界文化遺産に登録されました。富士山は古くから信仰の対象として人々に崇められ、さまざまな件pの題材となっています。故に世界自然遺産ではなく世界文化遺産としての登録でした。日本一の標高、その姿の美しさはまさに日本を代表する山。『ふじの山』は日本人の心の拠りどころ。一方、国技である相撲は、世界に認められた日本を代表するスメ[ツであり日本文化そのもの。“一冨士、二鷹、三なすび”富士山は日本一を示すと共に、縁起の良い象徴。だからでしょうか、勝負の世界の大相撲では、しこ名に「冨士」がつく横綱や力士が多く、また富士山をモチーフに描いた化粧回しや錦絵など、「富士山」と「大相撲」の関わりは古くから大変深いものです。大相撲と富士山の関わり合いを示す資料が展示され、興味深く有意義な企画展でした。
また『雅山引退二子山襲名披露大相撲』にて大相撲文化に触れましたので備忘録として付記します。

〔しこ名に“冨士”がつく横綱は5人〕・・・意外なことに、昭和の戦後以降が多いのだそう。
 第40代横綱 東冨士 謹一(東京都台東区出身)
 第52代横綱 北の冨士 勝昭(北海道旭川市出身)
 第58代横綱 千代の富士 貢(北海道福島町出身 現:九重親方)
 第63代横綱 旭冨士 正也(青森県つがる市出身 現:伊勢ヶ濱親方)
 第70代横綱 日馬冨士 公平(モンゴル・ゴビアルタイ出身 伊勢ヶ濱部屋)


〔以下は、大相撲一月場所パンフレットより〕








〔備忘録〕
【ふれ太鼓】出羽一門呼出し連


【相撲甚句】大至、能登櫻、大翔鶴、勇輝、大翔若、浪花竜、琴仁成




【横綱綱締実演】第69代横綱 白鳳翔








【横綱土俵入】第70代横綱 日馬冨士公平












雅山引退二子山襲名披露大相撲

2014年02月01日 | Sports
2月1日、水戸市出身、元大関:雅山関『雅山引退二子山襲名披露大相撲』両国国技館へ。
雅山関〔茨城県水戸市出身・藤島部屋〕は、初場所、飛ぶ鳥を落とす勢いの遠藤関を上回るスピード出世で、角界を一世風靡するデビューを飾った平成の怪物くん。全盛期は、突き押し相撲に加え、四つでも力を発揮。相手の顔面に向けて行なわれる小刻みな突きや腕の動きを効果的に使う取り口が特徴的で、それでいて、重い突きを繰り出してから土俵際を回り込みながらの引きや叩きの巧さもありました。観客から鰍ゥる“みやびやま~”の鰍ッ声は印象的でした。自ら発するコメントも愉快で、角界にあってユニークで個性際立った力士でした。満身創痍での引退。その相撲人生は、恵まれた才能、たび重なるケガに、七転び八起き、やんちゃ力士から努力辛抱の力士へと、常に土俵では感動を与えてくれました。引退表明後の昨年6月には、第二子1歳数ヶ月のお坊っちゃんを急に亡くされ言葉もありません。それだけに、この日は、ご長男を、ご家族を、何よりも一番に大切にされていることがひしひしと伝わりました。ご家族、恩師への感謝を込めた「断髪式」に心打たれました。茨城・水戸のヒーロー“雅山”改め“二子山”として今後ますますのご活躍と後進の育成に期待します。


【雅山哲士(みやびやまてつし)】昭和52年7月28日生。
本名:駐煢?l、身長186cm、体重183kg、血液型はO型。
明治大学を中退して当時の武蔵川部屋(現:藤島部屋)に入門。
1998年(平成10年)7月場所に幕下付出で初土俵。
最高位は、西大関。新大関は2000年(平成12年)7月場所。
東十両9枚目で迎えた昨年3月場所千秋楽に引退を表明。
通算成績:654勝582敗68休 勝率.529
幕内成績:599勝563敗68休 勝率.515
大関成績:57勝58敗5休 勝率.496
現役在位:88場所
幕内在位:82場所(歴代9位)
大関在位:8場所
三役在位:20場所 (関脇14場所、小結6場所)





最後の土俵入りは親子で・・・



最後の取組!館内は“みやびやま~”の声が











「断髪式」




話題の都知事候補


デーモン閣下


郷土の後輩 高安関 ・・・ 茨城県土浦市出身・鳴門部屋


郷土の先輩 錦戸親方(元関脇:水戸泉)・・・ 茨城県水戸市出身・高砂部屋


横綱白鳳関


この人は主役のひとり


入門時の師匠:石山五郎氏(元横綱三重ノ海・武蔵川親方)


止め鋏 藤島親方(元大関武双山)・・・ 茨城県水戸市出身(出生地:勝田市、現:ひたちなか市)



花束贈呈





ご挨拶





〔追記〕茨城県出身力士と云えば、この人
お子様と土俵入りの大関:稀勢の里関 ・・・ 茨城県牛久市出身・鳴門部屋