『マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝』神戸市立博物館へ。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/24/c29af16e7af7bb00e08cc319f85009ff.jpg)
「フェルメール」の『真珠の耳飾の少女』に会いに行ってきました。別名『青いターバンの少女』。ターバンの鮮やかな青が印象的。これこそが「フェルメール・ブルー」と呼ばれ、天然ウルトラマリンという顔料に由来。フェルメールの絵画は全体的に色数は少ないのが特徴ですが、この作品も、結んだターバンと上衣の黄色、襟の白と唇の赤、そして背景の黒だけ。光輝く真珠に、つやめく唇、何かを語りかけてくるかのようにこちらを見つめる少女の瞳のまなざし、透き通るほどの肌質、どれもが光の反射、光と影のコントラストを表現する「光の画家」フェルメールの択一した技量の賜物。まさに驚くばかりです。知名度では、レオナルド・ダ・ヴィンチの『モナ・リザ』でしょうが、個人的には『真珠の耳飾の少女』の方がが、圧涛Iに『モナ・リザ』より好きですし、青いターバンの少女の方が魅力的で美しく感じます。44.5×39cmのカンヴァス、本物の彼女に対面、しばし凝視、大満足のひと時でした。
さて、オランダ・ハーグにある王立マウリッツハイス美術館は、オランダ領ブラジル総督のナッサウ伯ヨーハン・マウリッツ(1604~1979)の邸宅を使い、1882年に開館しました。オランダ黄金時代の絵画の殿堂として世界に知られ、17世紀オランダ・フランドル絵画の珠玉の名品約800点を所蔵し「絵画の宝石箱」と称されています。同館が改修工事にはいり長期休館するのに伴い、フェルメールの『真珠の耳飾の少女』、レンブラントの『自画像』を含むコレクション展が、神戸市立博物館の開館30周年記念として、はるばる海を渡り神戸の地にやって来ました。
「黄金時代」と呼ばれる17世紀オランダ。レンブラント、ハルス、ステーン、ライスダール、そしてフェルメールといった西洋美術史上に燦然と輝く巨匠たちの至高の絵画を、自分の目で見て、感じて、味わう貴重な機会となりました。また、西洋美術史に疎いおじさんにとっては、安井邦彦氏&武井咲さんの音声ガイドによる解説で2倍3倍に本展を楽しむことができたかな。
それにしても『真珠の耳飾の少女』の17世紀から何世紀もの時代を超越し、現代アートと云われても不思議ではないほどのアンチエイジング件p作品は驚異、心からびっくりです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/19/b329530f0150764c98403516a05667b2.jpg)
“真珠の耳飾の少女”ヨハネス・フェルメール 1665年頃
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/92/b33bf704354909b0232391470f935433.jpg)
“自画像” レンブラント・ファン・レイン 1669年
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“笑う少年” フランス・ハルス 1625年頃
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/b1/5b1802b97171469c5ce8735a5bdb9864.jpg)
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「フェルメール」の『真珠の耳飾の少女』に会いに行ってきました。別名『青いターバンの少女』。ターバンの鮮やかな青が印象的。これこそが「フェルメール・ブルー」と呼ばれ、天然ウルトラマリンという顔料に由来。フェルメールの絵画は全体的に色数は少ないのが特徴ですが、この作品も、結んだターバンと上衣の黄色、襟の白と唇の赤、そして背景の黒だけ。光輝く真珠に、つやめく唇、何かを語りかけてくるかのようにこちらを見つめる少女の瞳のまなざし、透き通るほどの肌質、どれもが光の反射、光と影のコントラストを表現する「光の画家」フェルメールの択一した技量の賜物。まさに驚くばかりです。知名度では、レオナルド・ダ・ヴィンチの『モナ・リザ』でしょうが、個人的には『真珠の耳飾の少女』の方がが、圧涛Iに『モナ・リザ』より好きですし、青いターバンの少女の方が魅力的で美しく感じます。44.5×39cmのカンヴァス、本物の彼女に対面、しばし凝視、大満足のひと時でした。
さて、オランダ・ハーグにある王立マウリッツハイス美術館は、オランダ領ブラジル総督のナッサウ伯ヨーハン・マウリッツ(1604~1979)の邸宅を使い、1882年に開館しました。オランダ黄金時代の絵画の殿堂として世界に知られ、17世紀オランダ・フランドル絵画の珠玉の名品約800点を所蔵し「絵画の宝石箱」と称されています。同館が改修工事にはいり長期休館するのに伴い、フェルメールの『真珠の耳飾の少女』、レンブラントの『自画像』を含むコレクション展が、神戸市立博物館の開館30周年記念として、はるばる海を渡り神戸の地にやって来ました。
「黄金時代」と呼ばれる17世紀オランダ。レンブラント、ハルス、ステーン、ライスダール、そしてフェルメールといった西洋美術史上に燦然と輝く巨匠たちの至高の絵画を、自分の目で見て、感じて、味わう貴重な機会となりました。また、西洋美術史に疎いおじさんにとっては、安井邦彦氏&武井咲さんの音声ガイドによる解説で2倍3倍に本展を楽しむことができたかな。
それにしても『真珠の耳飾の少女』の17世紀から何世紀もの時代を超越し、現代アートと云われても不思議ではないほどのアンチエイジング件p作品は驚異、心からびっくりです。
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“真珠の耳飾の少女”ヨハネス・フェルメール 1665年頃
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“自画像” レンブラント・ファン・レイン 1669年
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“笑う少年” フランス・ハルス 1625年頃
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