おてんきぷらぷら

ホームタウンは三鷹。気ままな旅・街散策にFC東京。

Jリーグ20周年記念 Jリーグ&東京フィル ハートフルコンサート2013

2013年08月16日 | Live Theater
8月15日『Jリーグ20周年記念 Jリーグ&東京フィル ハートフルコンサート2013』
東京池袋ウエストゲートパーク、東京件p劇場コンサートホールへ。
『東京フィル ハートフルコンサート』は、毎年8月15日終戦記念日に開催されている黒柳徹子(東京フィルハーモニー交響楽団副理事長)さんが司会お話をつとめる東京フィルハーモニー交響楽団、恒例のコンサートです。
今年は、「スメ[ツを通じたより豊かな社会・文化づくり」をテーマに掲げてきたJリーグが、東京フィルとタイアップし、20周年を記念した初の試みとして行うコンサートです。初代Jリーグチェアマンの川淵三郎さんがゲストで登場。音楽とサッカーの共通点はと聞かれ、子どもに夢と希望と勇気を与えること、国境線がないこと、リズム感が必要とのこと。また、1993年Jリーグ開幕時、チューブ春畑道哉氏作曲"Jリーグ・オフィシャル・テーマ"誕生秘話や、フランスワールドカップでの日本サメ[ター歌う"翼をください"に感動した話。FCバロセロナのユニフォームの胸にスャ塔Tー企業名はなく、逆にユニセフに2億円を支払いユニセフの文字をいれていることなど興味深いお話を。
ユニセフ親善大使:黒柳徹子さんからは、アフリカ南スーダンの子どもたちの現状や、南スーダンにある"トットちゃんハウス"(スワヒリ語でトットは子どもに意だそう)のお話をお聞きしました。
プログラムは、かの有名な世界中のサッカーサメ[ターのチャント原曲、ヴェルディ作曲のオペラ『アイーダ』の「凱旋行進曲」など、いずれもクラシックの名曲。フルオーケストラに南紫音さんのヴァイオリンと大変贅沢。実はクラシックは門外漢の私にとって、恥ずかしながらディズニー“ファンタジア”以来の、楽しく心はずむクラシック音楽でした。
アンコールでは、ジョンレノンのイマジン。終戦記念日のコンサートらしくお開きとなりました。


お話: 黒柳 徹子  ゲスト: 川淵 三郎
指揮: 尾高 忠明  ヴァイオリン: 南 紫音  管弦楽: 東京フィルハーモニー交響楽団

【曲目】
♪ヴェルディ/歌劇『運命の力』序曲

♪グリーグ/劇付随音楽『ペールギュント』より
     “朝”“ソルヴェイグの歌”“山の魔王の宮殿にて”

♪モンティ/チャルダッシュ(*)

♪ベートーヴェン/ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス第2番(*)

♪春畑道哉/J'S THEME

♪赤い鳥/翼をください

♪ヴェルディ/歌劇『アイーダ』より“凱旋行進曲”

♪ムソルグスキー(ラヴェル編)/組曲「展覧会の絵」
  プロムナード/第1曲小人/第2曲古城/第3曲チュイルリー/第4曲ビドロ
  第5曲殻をつけたひなの踊り/第6曲サムエル・ゴールデンベルグとシュムイレ
  第7曲リモージュの市場/第8曲カタコンブ/第9曲バーバ・ヤーガの小屋
  第10曲キエフの大門

♪ジョンレノン/イマジン 

(*)…南 紫音 参加曲










"Jリーグ杯"の展示がありました




風立ちぬ

2013年08月14日 | Movie
8月13日、ジブリ映画、宮崎駿監督作品『風立ちぬ』をシネプレックス水戸にて。
“堀越次郎 堀辰雄 に敬意を込めて”のエンディングロール。ゼロ戦の設計者:堀越次郎氏の半生を描く物語と、堀辰雄氏の同名小説「風立ちぬ」が、コラボされた宮崎駿氏オリジナルストーリー。ジブリ作品ながら大人のための映画のように感じました。映画「風立ちぬ」といえば、山口百恵と三浦友和の世代ですが(笑)。それだけに同名ジブリ映画に期待ワクワク。
自らの夢を一途に追いかけるエリート技術者の次郎と、凛として清く美しくも結核を患う菜穂子の純愛ロマンスは、どの場面を切り取っても、一時期大好きで思い出深い、わたせせいぞう氏の「ハートカクテル」を思わせるよう。色鮮やかな青空に白い雲、草木の緑の中、セピアな風を感じる切ないラブストーリー。松任谷由美(ユーミン)ではなく荒井由美の「ひこうき雲」。エンディングだけでなく、次郎と菜穂子の場面でも聞かせてほしかったかなぁ。
一方で、時の日本は、関東大震災、世界恐慌、富国強兵、暗黒の戦争を繰り返す軍国主義真っ只中の時代。神風所以のゼロ戦の設計エンジニアは、見た目(容姿)においても、性能においても、世界を凌駕するセクシー飛行機づくりに没頭します。
しかしながら、日本男児の夢への冒険はいったい誰のため。?が、鑑賞後の素直な感想。
夢の実現=仕事に熱中し、愛する女性をある意味犠牲にし、結果、精魂込めた最高傑作ゼロ戦は、飛び立てど帰還せず、自国の若者を死に追いやる自爆マシンでしかなく、本来の性能を発揮する機会は微塵もありません。伝説の名機:ゼロ戦は、単なる戦争の愚具にすぎない現実。
男たるもの、最愛の女性に対しても、自らの夢・天職に突き進んでも、自分ではどうにもできない現実の移り変わりの中で、すべてを受け入れるスベしかないなんて、‘男はつらいよ’まったく。
それでも、人は“風立つ”中、“生けねば”なのかと考えさせられる映画でした。














真夏の方程式

2013年08月12日 | Movie
8月12日、会社帰りに映画『真夏の方程式』をJR水戸駅南シネプレックス水戸にて。
世の中、夏休みモードで早帰り。水戸に赴任し徒歩通勤ですが通勤途上のシネコンへ寄り道です。『真夏の方程式』は、東野圭吾氏ガリレオシリーズ、映画では『容疑者Xの献身』に続く第2作。福山雅治氏=ガリレオ博士:湯川学は「実に面白い」で社会現象化しているよう。東野圭吾作品の映画化では、阿部寛氏の加賀恭一郎シリーズ『新参者』『麒麟の翼』や、堀北真希さんの『白夜行』、古くは仲間由紀恵さんの『g@me(小説名:ゲームの名は誘拐)』もお気に入りの作品で鑑賞しています。今回も東野圭吾ミステリーを福山雅治エンターテイメントとして楽しむことができました。
ネタバレしないように簡単にあらすじを・・・。手つかずの美しい海が残る玻璃ヶ浦で進められている海底鉱物資源開発計画の説明会に招かれた物理学者:湯川学(福山雅治)は、川畑夫妻(前田吟・風吹ジュン)が経営する旅館「緑岩荘」に滞在します。一人の少年:恭平(山崎光)と出会が。翌朝、堤防下の岩場で男性の変死体が発見。男は旅館のもう一人の宿泊客・塚原。彼は元捜査一課の刑事で服役後に消息を断ったある殺人事件の犯人を捜していました。現地入りした捜査一課刑事・岸谷美砂(吉高由里子)は、湯川に協力を依頼。やがて、環境保護活動にのめりこむ旅館の一人娘・成実(杏)や、川畑夫妻そして恭平をも巻き込みながら、事件を巡る複雑な因縁が次第に明らかになっていきます・・・。愛情が複雑にからみあう謎解きはミステリーの醍醐味ですが、結末は『相棒』杉下右京ではありえないものとなります。勧善懲悪、慈悲深い大岡裁き、どちらの結末が良いかではなく、主人公の人物像がエンディングを創造するのだと心から納得でした。
私ことですが、風吹ジュンが一人台所で物思いにタバコを吸うシーン。離婚前の妻を思い出してデジャヴ。人妻の人知れずキッチンでの一人タバコ、切なく悲しく辛いシーン。人生ってつらいなぁ。
会社早帰りの徒歩帰宅途中での衝動的な映画鑑賞でしたが、「アリ」でした。癖になるかも。












vs 川崎フロンターレ 〔J.LEAGUE Division1 第20節〕

2013年08月11日 | FC TOKYO
8月10日『川崎フロンターレvsFC東京〔J.League Division1第20節〕』等々力陸上競技場へ。
第22回多摩川クラシコ。どうもクラシコを大変意識しているのは我々FC東京サモフようで、川崎フロンターレサモヘさほど特別な雰囲気はないような感じで、蒸し暑さも伴って自分的にはクラシコとしては今ひとつ盛り上がりに欠けるゲーム前。とにかく蒸し暑いスタジアムに、消耗戦・体力勝負の様相に、後半のスタミナに期待していたのですが、結果は「2≠Q」のドロー。勝点1ゲットするも、J1リーグ戦は順位は7位へ後退です。
ピッチはクラシコらしく意地のぶつかり合い、双方オープンに攻守入れ替わりの激しいタフなゲームでした。展開の中で、先手をとったのは2度とも川崎フロンターレ。1点目はワンツーで裏をとられてNo.13大久保嘉人。すぐに我らが得点王のNo.9渡邉千真が技ありトラップから同点に。2点目は後半早々のファーストチャンスからNo.14中村憲剛に押し込まれたもの。こちらも時間空くことなくFKをNo.6太田宏介がビューティフル直接弾で決めてくれました。失点の場面はどちらも集中力に課題ありでしょうか、ここ完封ゲームが続いていただけに残念。ただし、アウェイゲームで2度の追いついてのドローは最低限の良い仕事。勝点1を取りこぼさないは合格点でしょう。


第22回多摩川クラシコ










39分 No.9渡邉千真 得点王トップを守る同点ゴール








56分 No.6太田宏介 左足FKはBKの手をかすめビューティフルゴール








熱地獄の中、勝点1ゲット


得点王はゆずれない!背と腹の探り合い



敵地に旗を立てろ!












サンダーバード博

2013年08月10日 | Museum
8月10日『サンダーバード博~世紀の特撮が描くボクらの未来~』日本科学未来館へ。
1965年にイギリスで誕生し、日本ではNHKで1966年から放映された『サンダーバード』。当時リアルタイムで見てましたよ。サンダーバードのメカのプラモデルは、僕ら小学生の憧れの的でした。一番人気は2号で、格納される小型メカが個人的に大好きで楽しみでした。さらにトレーシー島の秘密基地がかっこよくて。テーマソングは今でも口ずさめるから不思議。
 ♪ サンダーバード 青く光る広い宇宙へ 行け風を巻いて
 ♪ サンダーバード この世の幸せのために 行け海に陸に
 ♪ 青い空を乱すものは誰か 呼んでいるあの声は S.O.Sだ
 ♪ サンダーバード 青く光る広い宇宙へ 行け風を巻いて
さて、『サンダーバード展』は期待を裏切りません。本邦初公開の3D映像やサンダーバードメカの模型展示、参加体験型展示、さらにサンダーバードで描かれている未来と比較しながら企業・団体の優れた先端技術やアイデアが紹介されていました。グッズショップではメカの復刻(?)プラモデルに喉から手が出そうに。小学生低学年の記憶が甦り、とにかく楽しくて、どこか懐かしくて感激ものでした。
“サンダーバード THUNDERBIRDS”とは、
西暦2065年、元アメリカの宇宙飛行士で世界的な大富豪ジェフ・トレーシーによって国際救助隊(IR-International Rescue organization)が秘密裏に設立されます。ひとつの国や救助組織では対応できない大惨事から人々を救出するための国際救助隊は公的なものではなく、あくまでもジェフ・トレーシーとその家族らによって構成される私的な組織です。主たる活動は、その名の通り“人命救助”。最新鋭の科学技術によって開発されたスーパーメカ“サンダーバード”を駆使して、災害や事故あるいは犯罪によって危機に直面した人々を救います。活動の拠点となる基地は、南太平洋上に浮かぶ絶海の孤島トレーシー島。ジェフの指揮のもと、ブルーの制服に身を包み、サンダーバード・メカに乗り込むのがジェフの5人の息子達、スコット、ジョン、バージル、ゴードン、アラン。彼らの知恵と勇気に満ち溢れた活躍を描く特撮人形劇TV番組です。
『サンダーバード』は、英国TV界の名匠ジェリー・アンダーソンの代表作にして、スーパーマリオネーションの最高傑作。人形の独特な動きと、近未来的なマシンのフェティッシュなまでに徹底したメカ描写によりTV界の常識を塗り替えたとも言われる人気番組で、劇場用長編版も2本製作され、2004年には実写版でリメイクもされています。