おてんきぷらぷら

ホームタウンは三鷹。気ままな旅・街散策にFC東京。

光圀伝

2013年07月27日 | NON
週刊朝日2012年歴史・時代小説“第1位”、第3回山田風太郎賞『光圀伝』冲方丁(角川書店/刊)
「天地明察」冲方丁氏の歴史大河小説を、にわか水戸者として一気に読破、堪能しました。泰平の世を駆け抜けた熱き“虎”水戸光圀。その鮮烈な人生を尋常ならざる熱量で活写した、魂ふるわす冲方丁氏渾身の一代記です。
水戸徳川家の次男として生まれたにもかかわらず長兄ではなく世子(世継)として育てられ、父:頼房に厳しき試練を与えられた幼少期。宮本武蔵とも交流し、血気盛んな傾奇者として暴れん坊が、やがて学問・詩歌の世界に没頭、天真爛漫な泰姫へ魅了される青年期。水戸藩主となり、徳川幕府・将軍を支えつつ、領主として飢饉や大火などから家臣・領民を救い、数々の困難を乗り越えていく熱き虎。その人生を貫くものは“義”でした。この男、自らの“義”のために生き、“義”を貫き人の命を絶つ。この世に歴史が必要なのはなぜかと問い、「大日本史」編纂事業に乗り出すのも“義”。「光圀」の“大義”とは。
なぜ「あの男」を自らの手で殺すことになったのか・・・。
長編大作ながら、読み進む者の興味をくすぐり、一気に一代記を読ませるエンターテイメント小説に脱帽。TVドラマの黄門さまのイメージをひっくり返す新しき「水戸光圀」の人物像は“戦国武将”か。泰平の世に“義”を全うする男の人生に感服。
この『光圀伝』が、近い将来映画化や大河ドラマ化されたらと思うと楽しみで胸高鳴ります。




〔出版社公式webより〕




TOKYOウォーク2013 小平・小金井エリア

2013年07月20日 | Walking
7月20日『TOKYOウォーク2013』第3回 小平・小金井エリアに参加です。
第3回TOKYOウォークは、小金井公園をスタートに玉川上水沿いから西武新宿線沿線を巡る小平・小金井周辺の武蔵野をウォーキングします。会場の小金井公園へはJR東小金井駅から徒歩で。高校時代通学した小金井、FC東京のグランドのある小平は全くのホームタウン。Bコース(11km)に参加の地元ウォーキングですが、歩いてみると思いもかけない出会いがあるのだと実感。玉川上水から小平駅へ向け北上ししばらく行くと、歩道に猛禽類たちが出迎えてくれていました。ペットショップの前には、梟(?)、鷹(?)に鸚鵡らが平然と、歩道いっぱいの我々や車道を行き交う自動車とは別世界を醸し出していました。とても飼うことはできませんがかわいいものです。ナニコレ珍百景でした。そのまま小平駅へ向かうと左側に「ルネ小平」。小平市民文化会館「ルネ小平」は、昨年1月ャトーキョーのお披露会見に訪れたのを思い出しました。「ャトーキョー」生誕の地です。小平駅を右折し「多摩湖自転車道」。新小金井街道を過ぎると初めての『小平ふるさと村』で一休み。『小平ふるさと村』は江戸初期から中期の建物を復元した開拓ゾーン、江戸後期の建物復元の農家ゾーン、明治以降の近代ゾーンを配置し、時代を追って武蔵野の面影を見ることができます。また、昼食に「小平糧うどん」に舌鼓。ここ数年有名となった「小平糧うどん」ですが、三鷹に住む我が家でも子供の頃は親戚が集まると、祖父がいわゆる「武蔵野手打ちうどん」を打ち、ほうれん草や大根にナス、ミョウガなどを糧(かて)に温かいつけ汁で食していた、身近なソールフード。郷土料理、武蔵野うどんの中にあって、小平産の自粉を使った「小平糧うどん」は、いまや押しも押されぬブランド料理となりました。食後はもうゴールの小金井公園。ランチタイムも含めて約2時間弱、木陰の多いコースに暑さも気にならない、23,320歩(約16.3km)のウォーキングとなりました。







猛禽類が歩道に・・・‘フジペット’さん(学園東町3丁目)









【小平ふるさと村】


























vs ヴァンフォーレ甲府 〔J.LEAGUE Division1 第17節〕備忘録

2013年07月19日 | FC TOKYO
7月17日『FC東京vsヴァンフォーレ甲府〔J.League Division1第17節〕』味の素スタジアム。
この日、“東京ドロンパ”フューチャリング“アイドリング!!!”のコラボレーショングループ“アイドロング!!!”が結成。ドロンパを中心に熱きメンバー・イレブンがゲーム前ライブを行いました。楽曲は、「サマーライオン」と「ガンバレ乙女(笑)」の2曲。メインスタンドには、あきらかにサッカー観戦ではなく、このライブのみに命をかけている方々がちらほらと。皆さん気合入りまくりでした。背番号を背負って揃いのシャツでの応援は我々サメ[ターと同じなんだと新鮮な驚きと納得。私的にはやっぱりドロンパが一番チャーミング。変か?。
結果的には“アイドロング!!!”の応援がゲームに華を添えてくれましたっと、もし負けていたら試合開始前からチャラチャラしやがって・・・と嘆くのでしょうが。結果がすべて厳しい勝負の世界です。


















           

   

   

   





vs ヴァンフォーレ甲府 〔J.LEAGUE Division1 第17節〕 

2013年07月18日 | FC TOKYO
7月17日『FC東京vsヴァンフォーレ甲府〔J.League Division1第17節〕』味の素スタジアム
平日、雨降りしきる味スタへ、水戸から強行参戦は、会社を早退するに十二分な価値のあるゲームとなりました。開始早々のあっけない失点に一瞬青ざめましたが時間もあるし、徐々にゲームは東京ペースに。前半の内に追いつければ何とかなるかなぁなどと思っていたところに、来ました2試合連続のルーカスゴール。あぶない場面がないわけではありませんが、これで「1≠P」で折り返すと、後半早い時期に、細かいミスがやや目立ったNo.8アーリアに代わってNo.32ネマが入るとイケイケムード。すると、この日よい動きのNo.6太田のクロスにNo.9千真が高さのあるヘッドで逆転。2点目の後の展開が課題であった4連戦ですが、3点目はNo.38東のスルーのNo.32ネマがきれいに決めてセクシーゴール。圧巻は終了間際の千真。No.36三田のパスをドリブルで持ち込んで切り返してシのシュートはストライカーゴールでした。
強雨にいつものバックでなくメインスタンド観戦でしたが、これが大当り、「4≠P」の快勝。
城福さんの前での“ムービング フットボール ~観ている人の心を動かす~”ゲーム展開は、敵将となった城福さんへ恩返しではないでしょうか。
さぁ、リーグ戦も後半の佳境へ“ムービング フットボール ~心をひとつに~”にまいりましょう。









18分 No.49ルーカス 同点ヘッド









69分 No.9渡邉千真 ジャストヒットの逆転ヘッド(1点目)









82分 No.32ネマニャ ヴチチェヴィッチ No.38東のスルーをきっちりゴールへ









89分 No.9渡邉千真 本日2点目はドリブルから切り替えしてワンマンショー









新旧司令官へエールを


お仕事ご苦労さま




ヱヴァンゲリヲンと日本刀展

2013年07月15日 | Museum
7月14日『ヱヴァンゲリヲンと日本刀展(EVANGELIONandJapaneseSwoeds)』大阪歴史博物館。
今春、就職した愚息の配属が決まり大阪勤務に。3月まで父が働いていた大阪へ入れ替わりで息子が旅立つのは不思議な感じです。この3連休を利用しての引越しで、親としてお手伝いに数ヶ月ぶりに大阪入り。大阪城や大阪府庁界隈の谷町3丁目交差点徒歩3分の15階建てマンション、7階の角部屋の一室、広くはないもののとても生活しやすそうで一安心。
手伝いの合間に近くの「大阪歴史博物館」で‘刀匠たちが挑んだヱヴァンゲリオンの世界’『ヱヴァンゲリオンと日本刀展』を覘いてみました。
本展は、昨年公開の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』に際して企画された展覧会で、岡山県にある備前長船刀剣博物館で開催。現代の日本刀製作者達によって「ヱヴァンゲリオン」作品のなかに登場する武器や「ヱヴァンゲリヲン」の世界からインスピレーションを得た作品などを製作・展示し、日本刀の魅力を多くの方々に知っていただこうというものです。今回、TV版「エヴァンゲリオン」や新劇場版にも登場する「ロンギヌスの鎗」や「エヴァンゲリオン」の派生ストーリーである「エヴァンゲリオンANIMA」に登場する「ビゼンオサフネ」などの武器が実際に製作され展示されていました。
アニメーションの世界の武器を本格的な日本の匠が忠実に再現するという大変興味深い企画。東京での開催も予定されているようですが、縁あって大阪で一足早く鑑賞することができました。
大阪を訪れる機会を作ってくれた愚息に感謝。