おてんきぷらぷら

ホームタウンは三鷹。気ままな旅・街散策にFC東京。

vsザスパ草津〔J.League Preseason Match〕【J特】 

2011年02月27日 | FC TOKYO
2月27日『ザスパ草津vsFC東京〔J.Preseason Match〕』正田醤油スタジアムへ。 【湯友(ユウト)君】
いよいよ今シーズンも開幕前夜、J2の闘いのスタートです。ザスパ草津とのプレシーズンマッチ。応援する者としてアウェイJ2を楽しみたいと思います。
まずは草津のマスコット、湯友(ゆうと)君とご対面。世界No.1SBを目指すインテル長友佑都と名前だけでなくなんだか雰囲気も似てるかな?
ゲームはいうと序盤からFC東京が圧涛Iなャ[ッションでボールを支配。草津は時よりカウンターを仕鰍ッる場面も見られたもののパスの精度がないためミスが目立ち東京ボールになることもしばしば。これならゴールは時間の問題だったはずが、これがなかなか入らない。前半36分草津No.14熊林親吾(MF)のシュートがこぼれたところをNo.19後藤涼(MF)に押し込まれ草津に先制を許してしまう。前半終了間際、スタメン出場No.26阿部巧のクロスに中央で張っていたNo.13平山相太がスローモーションドンピシャヘッドで同点に。後半も同様の展開で「1≠P」のドロー。さてさてJ2のJ2たる闘いを実感したゲームだったかもしれない。シュート数では東京14本に、草津は4本。内2本は失点の場面なのだから、おらがチームは間違いなく強いと思うよ。ただ必ずしも強い者が勝てるわけではないのだ。オフェンス面でもディフェンス面でもゴール前のドタバタ感が払拭できたらいいのにね。
3月5日(土)開幕サガン鳥栖戦に期待しようっと。

キャプテンの笑顔が毎試合見たいもの


練習試合5戦8発男は今日もヘッドで炸裂


オフサイドながらセンスとパワーを感じさせたセザー(電光掲示板で笑いを取る男)


勝てない結果にピッチの選手は何を感じた?・・・ え、これっピッチ?・・・


紺黄の草津サモノ青赤軍団が・・・


本日「ハンプティーダンプティースペシャルマッチ」。応援アーティストのパフォーマンス。
【SHIKATA】


【零Crown】


【ZEROSEN】




岡本太郎記念館

2011年02月26日 | Museum
2月26日は、岡本太郎氏の誕生日。ここ最近なにやら話題の岡本太郎生誕100年。
岡本太郎といえば、1970年大阪万国博覧会のシンボル『太陽の塔』、「件pは爆発だ」の名言、「グラスの底に顔があってもいいじゃないか」ウイスキーのCMを思い出します。20世紀日本を代表する件p家であり、その熱烈純粋な件p魂を爆発させるキャラが印象的でした。今年は生誕100年。
記憶に新しいのは川崎フロンターレ2011年ユニフォームには岡本太郎『挑』のモチーフがアレンジされ発売と同時に完売のニュース。NHKでは、記念ドラマ『TAROの塔』が今日2月26日からスタート(全4回)とのこと。
また、3月8日~5月8日東京国立近代美術館では「生誕100年岡本太郎展」が開催されます。
そして、『太陽の塔』の胎内モニュメント『生命の樹』を、フィギュア業界トップの「海洋堂」がリメイクしたとの報道は大変興味をそそられました。
太郎氏誕生日の今日。「生誕100年岡本太郎展(東京国立近代美術館)」が待ちきれず、思い立ち南青山の『岡本太郎記念館』を訪れました。
ここは1954年から1996年まで43年間、岡本太郎の件p運動の根拠地、青山アトリエです。そのため玄関で靴をぬぎ、用意されたスリッパでおじゃまします。そこは・・・岡本太郎の世界。期待の『生命の樹』をしばし堪能してきました。「海洋堂」が作成したという予備知識のせいもあってミニチュアフィギュアとしての完成度に感嘆したものの、当時の本物の迫力を想像するにさらなる期待が膨らみました。『太陽の塔』の置物が宝物だった大阪万博当時10歳のボク。そんな想い出蘇る楽しいひとときでした。


 岡本太郎 

 明治44年(1911年)
  2月26日
 漫画家:岡本一平
 小説家:岡本かの子
 の長男として
 現:川崎市高津区に
 生まれる

 平成8年(1996年)
  1月7日没 
  享年84歳











  『生命の樹』

 大阪万博のテーマプロデューサーを
 引き受けたとき、岡本太郎は大屋根を
 ブチ抜く『太陽の塔』で進歩主義に否(NON!)
 をつきつける一方でその胎内にダイナミック
 な小宇宙を構想した。
 それが『生命の樹』だ。 
 うねりをあげてのび上がる一本の樹に、
 単細胞生物から人類までの進化の過程
 をたどる300体の生き物がびっしりと
 張り付いている。
 地下から天空へ貫いてのびる生命の時間。
 始原のときから営々と続く生命の生長と
 変貌。
 根源から立ちのぼり未来へと向かう生命
 の尊厳とダイナミズム。
 まさしく岡本太郎しかつくれない唯一無二
 の件pだった。
 だが万博閉幕後に撤去が進んでしまった
 ために、残念ながらいまは当時の姿を見る
 ことはできない。
 そこで生誕100年を迎える記念すべき年に、
 この『生命の樹』を再現することにした。
 手がけてくれたのはフィギュア製作の世界チャン
 ピオン海洋堂だ。
 写真でしか見ることのできなかった40年前
 のモニュメントをぜひ肌で直に感じてほしい。
 必ずや新しい発見があるはずだ。
     岡本太郎記念館 館長 平野 暁臣









【おまけ】川崎フロンターレ 2011 ユニフォーム 『挑』




ソーシャル・ネットワーク

2011年02月11日 | Movie
映画『ソーシャル・ネットワーク』を観賞。時の最年少億万長者の立身出世に興味津々。
世界最大のソーシャルネットワーキングサイト「Facebook」創設者マーク・ザッカーバーグの半生の映画化。「ファイト・クラブ」の鬼才デビッド・フィンチャー監督の最新作。主演は「イカとクジラ」のジェシー・アイゼンバーグ。
共演にジャスティン・ティンバーレイク、新スパイダーマンに抜擢されたアンドリュー・ガーフィルドなどですが、最近外国映画にご無沙汰の自分にはお馴染みの俳優陣ではなく地味なキャスティングに感じました。それも相まってか、スクリーンにストーリーに集中でき、実在の人物・出来事のドキュメントムービーと言うよりは、単純に娯楽映画作品として楽しめました。
ハーバード大学寮の一室から異性にもてたいがために始めた「フェイス・ブック」。その成功の裏に発生する友人間の内紛劇や裏切り。やっぱり人間はお金に目がくらむのか。結果、主人公マークは何を信じ感じているのだろう。世界的なIT長者の得たものと失ったものの悲哀がただようラストシーンにある意味納得。「フェイスブック」をめぐる関係人物のエピソードを小気味良くちりばめ、テンモフあるストーリー展開に、主人公マークの機関銃のような語り口がマッチし映画作品としての完成度を感じます。
しかしながら、IT業界で若くしてその才能とマネーゲームで数年間のうちに大金持ちになったマーク・ザッカーバーグの成功への道のりを、体感的に理不尽な悪者の物語に感じてしまうのは、労働の対価としての収入でつつましく暮らす者のひがみでしょうか。












白夜行

2011年02月05日 | Movie
映画『白夜行』を観賞。東野圭吾氏原作のベストセラー同名小説の映画化版。
自分にとって、東野圭吾氏との出会いは実は2003年映画化された『g@me.(小説名:ゲームの名は誘拐)』でした。それ以来小説を読み続け、お気に入りの『容疑者Xの献身』や『新参者』は記憶に新しいところ。ミステリ小説として、そのストーリーもさることながら登場人物たちの心憎いまでの複雑で緻密な心理トリックを駆使したサスペンスに富む作品群は大好きです。
原作『白夜行』は長編かつ、主人公二人は何も語らず、淡々と一見別事件が発生し、やがて点を線に結びつける過酷な闇が明らかに・・・という構成。
で、映画ですが、主演の男女二人の内面を一切描写することなく、刹那に生きる切なさ(私見ながら白夜を行くようなイメージ?)が、救いのない悲壮感が、原作の世界をほぼ忠実に映像化されていたのではないでしょうか。
原作とは若干年代想定が違うものの1980年(昭和55年)から1998年(平成10年)の時代の移り変わりが背景にしっかり描かれ、主演の掘北真希・高良健吾が各々主人公の不気味なまでの複雑怪奇な感情表現を好演、また船越栄一郎の刑事役には賛否ありそうですが語り部役としてありでした。
映画という時間制限ある中で原作を楽しめる秀作。観賞後の後味悪さも含めて面白かったです。
東野圭吾氏『白夜行』の続編である『幻夜』の映画化にも期待が膨らみます。