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奈良:世界遺産散策①〔興福寺〕

2012年04月09日 | World Heritage in Japan
4月8日春うららかな陽気に誘われ、奈良定番の世界遺産を巡る一日さんぽに出かけました。
平城京ができたのは1300年前の710年。京都をもしのぐ歴史の流れが奈良・大和路の世界遺産に迫力と重みを与えています。壮大な木造建築と美しい仏像に古代ロマンを感じる一日となりました。
けどまぁ、よく歩いたこと~33,956歩、20.4kmの散策ウォーキング。
今回は1998年に「古都奈良の文化財」としてユネスコに登録された世界遺産と、その周辺を交えて随時アップしていくこととします。

まずは世界遺産『興福寺』。
平城遷都の和銅3年(710年)の造営され、度重なる大火で被害を受ける度に、藤原氏の莫大な財力で再建された『興福寺』。「五重塔」は、奈良の風景のシンボル的な存在で、「東金堂」「北円堂」などほとんどの建物が国宝や重文の指定を受けています。現在、「中金堂」は再建工事中で平成30年の完成を予定。また、「国宝館」では、国宝となる天平時代の秀麗な仏像が展示されています。『阿修羅像』をはじめとするイケメン隊の八部衆の立像や、旧東金堂本尊仏頭、そして金剛力士立像(阿形)&(吽形)に、ユーモラスな表情の天燈鬼・龍燈鬼立像などに会うことができました。



東金堂(国宝:薬師三尊や国宝の十二神将などを安置)


五重塔(国宝:天平2年(730年)に創建し応年33年(1426年)に再建。高さ50.8m)


北円堂(国宝:藤原不比等の慰霊堂。「現存する最も美しい八角円堂」とも。)


中金堂(現在、再建中)


南円堂(西国三十三ヵ所観音霊場第9番札所)


三重塔


国宝館


 金剛力士立像吽形   龍燈鬼立像       天燈鬼立像     金剛力士立像阿形


 阿修羅立像       乾闥婆立像       鳩槃茶立像       畢婆迦羅立像


 迦楼羅立像       緊那羅立像     沙羯羅立像       五部浄像


猿沢池(采女伝説=帝の寵愛を失った采女が身を投げたという)


奈良国立博物館


氷室神社