おてんきぷらぷら

ホームタウンは三鷹。気ままな旅・街散策にFC東京。

日光東照宮400年式年大祭〔東照宮〕

2015年11月30日 | World Heritage in Japan
11月29日、『日光東照宮400年式年大祭』特別公開(11月末まで)目的で日光を訪れました。
もちろん日光と云えば、世界遺産『日光東照宮』が参拝のメイン。しかしながら、現在「陽明門」は平成の大修理中。残念といえば残念ですが、この大改修工事に伴い、東西の壁面に描かれた壁画を一般公開しています。修理が終了するまでの限定公開ですが、215年ぶりに公開となる幻の壁画「松に巣ごもりの鶴」など大修理中だからこその見どころです。
輪王寺から東照宮へ移動。平成の大改修とはいえ、さすが400年式年大祭中にて、外国の方を含む多くの観光客で賑わっていました。小学校の移動教室以来、幾度となく訪れている東照宮。ある意味かって知ったる神社です。五重塔から三猿、陽明門は改修中でしたが幻の壁画を堪能、本地堂(薬師堂)では鳴龍を拝み、拝殿へ。坂下門では、眠猫と、猫が眠れば躍る雀。階段を登っての奥宮。結構息が切れるのも昔と同じで、すべてが、小学校時代の移動教室の想い出と重なります。もちろん400年に及ぶ歴史の深さを痛感するとともに、やっぱり自分にとってはどこか懐かしくあったかい場所でした。


【日光東照宮】
「日光東照宮」は、元和3年(1617)徳川初代将軍徳川家康公を御祭神にお祀りした神社です。家康公は、元和2年4月17日駿府城で75歳の生涯を終え、直ちに久能山に神葬されましたが、遺言により、一年後の元和3年4月15日、久能山より現在の地に移されました。正遷宮は、同年4月17日二代将軍秀忠公をはじめ公武参列のもと厳粛に行われ、ここに東照社として鎮座しました。その後、正保2年(1645)宮号を賜り「東照宮」と呼ばれるように。現在の主な社殿群は、三代将軍家光公によって寛永13年(1636)に造替されたものです。


表参道



石鳥居



五重塔



表門



神厩舎 “三猿”



上神庫 中神庫 下神庫





輪蔵



御水舎



銅鳥居 鐘楼 鼓楼



本地堂 薬師堂(鳴龍)



陽明門 “幻の壁画”








(参考 2009.9.5 撮影)




唐門



神輿舎



祈祷殿



神楽殿



坂下門 左甚五郎 “眠猫”“雀”





奥宮 拝殿



奥宮 宝塔










日光東照宮400年式年大祭〔日光山輪王寺〕

2015年11月29日 | World Heritage in Japan
11月29日、『日光東照宮400式年大祭』特別公開(11月末まで)目的で日光を訪れました。
1998年に世界文化遺産登録された「日光の社寺」は、「日光東照宮」「日光山輪王寺(大猷院霊廟を含む)」の他、日光二荒山神社(別宮本宮神社、別宮滝尾神社を含む)二社一寺。幾度となく訪れてはいますが、今年、2015年は、徳川家康公の400年回忌にあたり、死してなお、江戸幕府そしてその後の日本に多大な影響を与え続けている家康の偉業をたたえようと、家康公を祀る日光東照宮では『400年式年大祭』として一年を通してさまざまな記念イベントや神事が催されているとのこと。気にはなっていたものの訪れる機会がありませんでしたが、世界遺産『日光山輪王寺』の“徳川家康公400年御遠忌(ごおんき)”を記念し、「大猷院(たいゆういん)」の創建以来非公開とされてきた秘蔵の「家康公の御位牌」の特別公開、また、「三仏堂」にて、本来「陽明門」に祀られ家康公の御霊を今も護り続ける由緒ある「風神・雷神像」の146年ぶりの特別公開期間が11月30日と知り、これは見逃せぬと慌てて日帰り強行で訪れた次第。
まずは、修理中の「三仏堂」の向かいにある近江八景を模したと言われる庭の池の水面に錦を写す江戸時代につくられた池泉回遊式の庭園「逍遥園」へ。その奥にある「御霊殿」にて祀られている明治・大正・昭和の天皇・皇后の御位牌を御参拝しました。通常は皇室の方のみが御参拝できるのだそう。心も身も引き締まる思いでした。「三仏堂」では元々陽明門にお祀りされていた“風神・雷神像”と“千手観音・阿弥陀如来・ 馬頭観音”の三仏の修理中のお姿を拝することができました。徳川家康公400年御遠忌特別記念授与の権現札を買い求め、無病息災・家内安全を願いました。その後、西参道を「大猷院」へ向かいます。「仁王門」から修理中の「二天門」をぬけ、「夜叉門」をくぐれば「唐門」に「拝殿」。ここでは特別公開の「家康公の御位牌」を拝むことができました。御位牌の高さは台座を含めて50センチ程度、戒名は「安国院殿徳蓮社崇誉道和大居士」。初公開とのこと。有難や有難や。良き経験ができました。さぁて、東照宮へ参拝は続きます。





【日光山輪王寺】



三仏堂




参考まで、 2009.9.5 撮影の三仏堂




逍遥園





御霊殿








【大猷院】



仁王門



御水舎



二天門(修理中)



夜叉門





唐門



拝殿



相の間~本殿



皇嘉門



鐘楼



鼓楼



石の灯篭



【日光山 輪王寺】
「日光山 輪王寺」は、「比叡山延暦寺」と同様に、日光山全体のたくさんの寺院を統合しています。明治の神仏分離以降でも本堂・大猷院・慈眼堂・常行堂・中禅寺・護摩天堂・四本龍寺等のお堂や、本坊さらに十五の支院を統合して出来ており、その全体を指して「輪王寺」と総称しています。




vs サガン鳥栖〔J.League Division1 2ndステージ第17節〕

2015年11月22日 | FC TOKYO
11月22日『FC東京 vs サガン鳥栖〔J.League Division1 2ndステージ第17節〕』
J1リーグ2ndステージ最終戦、味の素スタジアムはどんよりした空模様。『Bello e Aggressivo!~限界を超えて頂点へ~』をスローガンにスタートしたマッシモ フィッカデンティ監督の2年の集大成となるゲーム。勝利すれば、J1リーグ年間3位でチャンピオンシップ進出、ACLプレイオフ進出が決まります。が、結果は残念で泣くに泣けないスコアレスドロー。昨年来、堅守を貫き通したマッシモトーキョー、喉から手が出るほどほしいゴールに、猛攻を仕鰍ッるもどこか単調で、ゴール前に人数を揃える鳥栖ディフェンスを崩すことはできず、ウノゼロ勝利に上手の手から水が漏れました。ガンバの勝利で、チャンピオンシップ進出ならず。シャーレを掲げる夢は儚くも幻となりました。想定外の悔しさの内にJ1リーグ戦は終了しましたが、シーズンを振り返るにはまだ早い、この悔しさを是非ともまだ残っている天皇杯ではらしてほしいもの。ここは臥薪嘗胆、マッシモサッカーを成熟させて、準々決勝で広島を、準決勝でガンバを、決勝は味スタで浦和を破ればなどと、サメ[ターのさらなる野望は膨らみます。個人的には年内のスタジアムでの応援は今日が最後となりそうですが、チームを信じ期待し応援を続けつつ、元旦味スタを待つとしましょうか。






マッシモトーキョー 集大成の大一番






“KING OF TOKYO Mr.AMARAL”












スコアレスドローは、J1リーグ 年間4位に!



























「トーキョーマッチデーステージ」














vs水戸ホーリーホック〔天皇杯2015ラウンド16〕

2015年11月12日 | FC TOKYO
11月11日『FC東京vs水戸ホーリーホック〔天皇杯2015ラウンド16〕』
さあ天皇杯。水戸に単身赴任していて、今シーズンも『いばらきサッカーフェスティバル』での鹿島戦、「J2シーズン開幕戦」のロアッソ熊本戦、味スタでの東京ヴェルディとの『アニ×サカ!!』戦観戦と、水戸ホーリーホックのサメ[ターでもある自分にとっては、何とも皮肉な顔合わせ。鹿島を破っての勝ち上がりの水戸ホーリーホックですが、J2リーグ残留争いから抜け出せずリーグ戦から中2日のゲームで厳しい状況。それゆえ水戸ホーリーホックの善戦にも期待を寄せ平日ナイターに茨城の職場から味の素スタジアムへ向いました。FC東京は森重と丸山のCBを日本代表選出で欠き、CBには吉本、奈良が。ゲームは、格の違いを見せつけるFC東京の横綱相撲だったでしょうか。前半良い時間帯に、宏介、前田ラインで先制すると後半は途中出場の拳人の豪快なミドルで止めを刺しました。守っては吉本、奈良のCBも無難にこなし、リーグ戦さながら高い位置からの献身的なディフェンスが効き、ホーリーホックの自由を奪うものでした。「2≠O」の完勝で12月26日準決勝は広島。一昨年(2013.12.29)の天皇杯準決勝でのPK戦「3≠P」からの逆転負けのリベンジしかありません。水戸ホーリーホックには中2日での14日札幌戦に勝利しJ2残留を決めてほしいと願います。








前半14分 前田のドンピシャヘッドで先制!










後半12分 拳人のスーパーミドル!










年末までこのチームの闘いを応援できるのは嬉しい限り






ベンチ入りのソータン チッピでの躍動を見たかったなぁ




絶対にJ2残留! がんばっぺ!








劇場版 MOZU

2015年11月11日 | Movie
11月10日『劇場版 MOZU』シネプレックス水戸レイトショーにて。
逢坂剛氏の人気警察小説「百舌シリーズ」を映像化したテレビドラマ「MOZU」。その完結編となる劇場版を見てきました。小説「百舌シリーズ」は、1作目の「百舌の呼ぶ声」から「幻の翼」「よみがえる百舌」「砕かれた鍵」「のすりの巣」の5作ですが、テレビドラマシリーズは「百舌の呼ぶ声」の延長線上の独自の物語。「MOZU Season1 ~百舌の叫ぶ夜~」「MOZU Season2 ~幻の翼~」の2部作で放送されました。『劇場版 MOZU』はテレビドラマの完結編。戦後日本の犯罪史に関わってきたと言われるシリーズ最大の謎の敵ダルマと、公安警察官の倉木との最後の戦い、シリーズの謎解きが描かれます。テレビドラマを見た者にとっては、ドラマでの謎だった部分や違和感を感じていた部分など細部に納得感あるものですが、2時間弱の完結編では少々詰め込みすぎな感も。ドラマ情報なしに単独で本作を見た方には意味不明の唐突なものかもしれませんが、単純にハードボイルド、バオイレンスアクションムービーとして楽しむのもありでしょうか。それにしても主人公たちは不死身すぎですが。やはりシリーズ完結編としての価値ある作品であり、映画単独としては食傷気味になるかもしれません。今回の劇場版、主演の西島秀俊をはじめ、香川照之、真木よう子、池松壮亮、伊藤淳史、杉咲花、阿部力、長谷川博己、小日向文世がドラマシリーズから続投。さらに、最強のラスボス「ダルマ」をビートたけし、その配下のテロリストに伊勢谷友介、松坂桃李。俳優陣の演技はキャラクターが明確で味があり、アクションシーンを含め大いに楽しめました。話題先行ムービーですが、MOZUドラマファンは一見の価値ありです。