おてんきぷらぷら

ホームタウンは三鷹。気ままな旅・街散策にFC東京。

花さんぽ〔国営ひたち海浜公園〕

2013年04月29日 | NON
4月29日、丘一面をライトブルーに染める“ネモフィラ”に逢いに『国営ひたち海浜公園』へ。
春の陽気に誘われて、茨城県ひたちなか市、太平洋岸に位置し、砂丘、樹林、草地、湧水地など特色ある自然環境を活かした、花と緑いっぱいの都市公園『国営ひたち海浜公園』を訪れました。7エリアに分かれた190haの広大な園内に四季を通じて彩り豊かな花や草木が楽しめます。
春のスイセンから、チューリップ、ネモフィラ、バラ、コスモス、コキアなど四季折々色とりどりの癒しの公園。「いばらき」のいまどき最旬スャbトNo.1は、ここ『国営ひたち海浜公園』です。花の写真撮影に興味があった東京勤務時代から一度は訪れてみたいと思っていた“花さんぽ”の聖地。
春ゴールデンウィークに咲く“ネモフィラ”は、つとに有名。北アメリカ原産の約450万本“ネモフィラ”のライトブルーの愛らしく可憐な花が、「みはらしの丘」一面に広がる様は圧巻でした。芝桜のピンクの絨毯もすばらしいですが、ライトブルー“ネモフィラ”絨毯も大感動、さらに空と海が織りなすパノラマは一見の価値あり、見なきゃ損かもしれません。さすがに訪れる人波はGWのごったがい。頭の上には「鯉幟」が潮風にはためいていました。また“ネモフィラ”のほか、「たまごの森フラワーガーデン」の松林の中、遅咲き“チューリップ”もちょうど見頃で、木漏れ日の中、色鮮やかに咲き競い、原色のあでやかさが、まるでおとぎ話の森を演出しているかのようでした。
これからも“いばらき花さんぽ”に乞うご期待。いまや「いばらき」の観光の顔である『国営ひたち海浜公園』に、これからも機会あるごとに訪れることになるのでしょう。




































舟を編む

2013年04月28日 | Movie
4月28日、茨城での初映画鑑賞は『舟を編む』シネプレックス水戸にて。
“人は辞書という舟に乗り、暗い海面に浮かびあがる小さな光を集める。
最もふさわしい言葉で、正確に、思いを誰かに届けるために。”
2012年本屋大賞第1位は、三浦しをん氏のベストセラー傑作小説「舟を編む」。地道で根気のいる辞書編集、辞書作りに情熱を注ぐちょっと変わった人たちの懸命な日々と壮大な夢を画いた小説です。辞書とは、人と人との思いを繋ぐ‘言葉’というものを整理し、意味を示し、最もふさわしい形で使えるようにするもの。その辞書という‘舟’を編集する‘編む’出版社の編集部の人々の長期間に及ぶ人間模様の物語。映画では、松田龍平、宮崎あおい、オダギリジョー、加藤剛、小林薫らが、皆淡々と登場人物を演じます。松田龍平演じる「馬締」と、宮崎あおい演じる「香具矢」の‘恋’がアクセントとなっていますが、基本的には15年におよぶ辞書作りを追いかけていくストーリー。でも、いい感じの映画でした。松田龍平は一皮も二皮もむけたようで新境地に達しています。登場人物すべてが普通の人で皆良い人。
波乱万丈とは全く縁遠いサラリーマンの一生懸命な継続的努力に、わが身を照らし、心あたたまりました。派手さはないもののお気に入りとなる映画でした。“マジメに生きること”いいですね。













vs 川崎フロンターレ 〔J.LEAGUE Division1 第8節〕

2013年04月27日 | FC TOKYO
4月27日『FC東京vs川崎フロンターレ〔J.League Division1第8節〕』味の素スタジアム。
前節味スタを雨振りに体調不良でTV観戦とスタジアム回避したところ名古屋グランパスを「3≠P」の逆転勝ち。味スタへ行けば良かったと猛反省。
今節は、『第21回多摩川クラシコ』。「東京ダービー」無き今年のJ1リーグにあって因縁の楽しみなイベント。多摩川クラシコは、ここのところ分が悪く嫌なムードを感じつつも、個人的には神戸時代から大久保(FW)と対戦し負けたことはありません。変なジンクスに自信満々で勝利を信じます。
さて、ゲームは圧涛Iに東京だったでしょう。FC東京は、たまにイージーミスが目立つものの、執念あふれるプレスで、フロンターレに何もさせなかったと思います。特に、No.7米本拓司がキレキレで攻守に効いていました。No.49ルーカス先制ゴールに、No.38東慶悟リーグ戦初ゴールの追加点は、それぞれ前後半20分過ぎで良い時間帯でした。久しぶりに余裕をもって安心して観られるゲーム展開。逆に『多摩川クラシコ』の割には、明らかに川崎フロンターレに覇気がなかったかなぁ。その意味では今日のFC東京の出来は少々割り引いてもいいかもしれません。
これにてリーグ戦6位へ上昇。勝利は素直に単純に喜びましょう!万歳三唱です!



“一発触発! 第21回 多摩川クラシコ”





前半22分 No.38東から、No.8アーリア、ダイレクトでNo.49ルーカス・ゴール!











後半20分 No.38東慶悟 GKとの1対1を冷静に股抜きシュート!











多摩川クラシコ勝利!











完全勝利に、このメ[ズ!




平泉:世界遺産散策〔達谷窟毘沙門堂〕

2013年04月17日 | World Heritage in Japan
4月13日『ベガルタ仙台vsFC東京〔J.League Division1第6節〕』ユアテックスタジアム仙台へ。
翌14日は、在阪時代に奈良・京都の世界遺産巡りの延長で平泉へ足を延ばします。世界遺産『平泉の文化遺産』関連史跡“達谷窟毘沙門堂(たっこくのいわやびしゃもんどう)”を探訪散策です。平安時代の初めに、この地の主領・悪路王らが立てこもったと伝わる岩窟で、坂上田村麻呂が蝦夷討伐の戦勝記念に仏の加護への感謝を込めて108体の毘沙門天を祀り、京都清水寺の舞台を模して造営したと伝えられています。
東北の地で生きる蝦夷(えみし)は、まつろわぬ民と呼ばれました。まつろわぬとは服従しないこと。朝廷は律令制による中央集権国家をめざし、かつ、陸奥国の黄金の産出を知ると、蝦夷征伐にのりだします。対するは蝦夷の英雄:アテルイ。田村麻呂との激戦の末、アテルイは盟友モレとともに仏教に帰依する田村麻呂の人徳を見込み、戦乱で疲弊し傷ついた蝦夷のために和平を訴え投降します。田村麻呂は2人を京へ連れていきますが、田村麻呂の嘆願もかなわず2人は朝廷に斬首されてしまいます。陸奥(みちのく)の窮地を和平の道を望み救ったアテルイは今なお多くの伝説に彩られながら、古代東北の英雄として語り継がれています。
はるか昔の蝦夷の英雄の大河ドラマが、この岩窟には宿っています。その歴史の目撃者であるこの岩窟が目の前に実在することに感無量。ドキュメンタリーのストーリーだからこそ文化遺産なのでしょう。
さて帰り道、近隣の一関「厳美渓」へ足をのばしました。「厳美渓」は伊達政宗が‘松島と厳美はわが領地の二大景勝地なり’賛美し、度々訪れたとのこと。ここの名物は「厳美渓の団子」。もちろんたいへん美味しくいただきました。




一の鳥居


二の鳥居


三の鳥居



毘沙門堂





岩面大仏




弁天堂


本堂


不動堂


鐘楼





名勝・天然記念物『厳美渓』













平泉:世界遺産散策〔毛越寺・観自在王院跡・無量光院跡〕

2013年04月16日 | World Heritage in Japan
4月13日『ベガルタ仙台vsFC東京〔J.League Division1第6節〕』ユアテックスタジアム仙台へ。
翌14日は、在阪時代に奈良・京都の世界遺産巡りの延長で平泉へ足を延ばします。奥州藤原氏二代基衡、三代秀衡が造営した世界遺産『毛越寺(もうつうじ)』を訪れました。当時の伽藍は『中尊寺』をしのぐ規模で「吾が朝無双」と称されました。当時の堂宇は全て焼失してしまいましたが、堂宇や庭園の遺跡が良好な状態で残されています。境内に広がる「大泉が池」は、修復整備され平安時代の浄土庭園の素晴らしさを今に伝えています。とりわけ池中の立石は約2.5mで「毛越寺庭園」を象徴する景趣です。池に水を引き入れる「遣水」も当時のままで、毎月5月には「曲水の宴」が催されるほか、正月二十日に境内堂行堂で行われる二十日祭では中世券\「毛越寺の延年」が古式ゆかしく執り行われています。この広大な庭園を囲む伽藍・堂宇がいかようなものであったか想像してしまいます。
ここには松尾芭蕉が義経をしのんで詠んだ“夏草や 兵どもが 夢の跡”の英訳句碑がありました。
隣接の世界遺産『観自在王院跡』は、二代基衡の妻が建立した寺院の遺跡で、2棟の阿弥陀堂が池に臨んで建てられていたとのこと。建物は皆失われてしまいましたが、浄土庭園の「舞鶴が池」を中心に遺跡が修復整備されていて史跡公園となっています。
世界遺産『無量光院跡』は三代秀衡が建立した寺院遺跡。現在は発掘調査が進められていましたが、ちょっと見はただの公園で寂しい感じでした。
『中尊寺』「金色堂」の金襴豪華な平泉文化を目の当たりにした後だったため大いなる感激は比べるのは困難ですが、浄土庭園の静けさに心洗われました。


世界遺産『毛越寺』






本堂


芭蕉句碑


開山堂





浄土庭園 大泉が池








遣水 曲水の宴が行われます




世界遺産『観自在王院跡』




舞鶴が池




世界遺産『無量光院跡』