おてんきぷらぷら

ホームタウンは三鷹。気ままな旅・街散策にFC東京。

vs ジュビロ磐田〔J.League Division1第28節〕

2017年09月30日 | FC TOKYO
9月30日『FC東京 vs ジュビロ磐田〔J.League Division1第28節〕』味の素スタジアム。
6位のジュビロ磐田に、善戦するもチャンスを掴めず、スコアレスドロー。
チームは、徐々に"改善"か!

"改善"は、主に製造業の生産現場で行われている作業の見直し活動。トップダウンではなく、現場が中心となって知恵を出し合い、ボトムアップで問題解決をはかっていく点が特徴。この概念は海外でも"KAIZEN"という名で広く普及。特に、トヨタ自動車の"カイゼン"は世界的に有名。

トヨタ生産方式"カイゼン"では、付加価値を生まない"7つのムダの排除"が、基本中の基本。7つのムダとは、①加工のムダ、②在庫のムダ、③造りすぎのムダ、④手待ちのムダ、⑤動作のムダ、⑥運搬のムダ、⑦不良・手直しのムダ。付加価値を生まない7つのムダを徹底的に排除するために、ムダを見つける目を常に持ち"改善"を進めることが非常に大切と説きます。そして、最悪のムダは、造りすぎのムダ。よって、"ジャスト・イン・タイム"。キーフレーズは、"必要なものを、必要なときに、必要なだけ"。

仮に、サッカーゲームにおける"付加価値"が、"ゴール"だとすれば、ゴールを生まない"ムダの排除"を、ボトムアップで考えてみるのはどうでしょうか。見る者からして、ムダと思しきパス交換(ボールャ[ッション)が排除されると、より手に汗握り楽しめます。バモス"改善"東京!












No.2室谷成 浦和戦(8/19)右太腿裏の筋挫傷からJ1リーグ5ゲームぶりの復帰!








スコアレスドローは、勝点1を積み上げ! プラス思考でいきましょう!




さぁ、次節こそは!






ようこそ、お元気そうで何より。ネマ(Nemanja Vučićević)!










Best wishes to you on your birthday!




関ヶ原

2017年09月29日 | Movie
9月29日、映画『関ケ原』を、期末業務を終えた会社帰りに、吉祥寺オデヲンのラスト上映へ。
「関ケ原の戦い」といえば、慶長5年9月15日(1600年10月21日)、徳川家康が総大将の東軍と、毛利輝元を総大将とし石田三成を中心とする西軍の天下分け目の決戦。わずか6時間で雌雄を決したことで知られます。そもそも「関ケ原の戦い」は、朝鮮出兵をめぐる現地武将と、中央で豊臣秀吉の意向を忖度、従う石田三成ら奉行衆との対立が導引。語り継がれる有名な逸話は数知れず。三成が天敵・家康へ身を寄せ逃れたという七将(加藤清正、福島正則、黒田長政、池田輝政、細川忠興、加藤嘉明、浅野幸長)三成暗殺未遂事件。上杉家重臣、直江兼続が家康へ異を唱えた"直江状"。家康、上杉征伐の隙をつき、大阪城周辺の大名妻子を人質に取ろうとする三成に対し、邸宅に火を鰍ッ自害した細川ガラシャ。三成の家康討伐挙兵宣言"内府ちかひの条々"。一方、家康が諸大名を招集し結集を図った軍議"小山評定"。あえて大垣城を出陣し東軍に先んじて関ヶ原に到着した西軍、三成の笹尾山、宇喜多秀家の天満山、小早川秀秋の松尾山、毛利秀元が布陣する南宮山のラインで東軍を囲む"鶴翼の陣"。家康が小早川秀秋に東軍寝返りを催促した"問鉄砲"などなど。歴史好きにはたまりません。
さて、本作は、司馬遼太郎氏の"関ケ原"が原作。石田三成を"正義を信じ、愛を貫く純粋すぎる武将"として中心に据え、徳川家康を"野望に燃え、天下取りを目論む武将"として対極に置きます。優柔不断イメージの小早川秀秋は"義を貫こうとする"武将に。また、北政所や茶々(淀殿)、闇で暗躍する伊賀者(初芽、蛇白)など女性たちにも注目。さらに、軍畑となる関が原での圧巻の合戦シーン。私こと、2011年、当時FC東京J2リーグ戦で岐阜遠征の折、"史跡 関ヶ原古戦場"を訪れ、笹尾山の石田三成陣跡や、徳川家康桃配山陣跡碑を見学し、関ヶ原町歴史民族資料館では、6時間あまりの合戦を刻一刻と戦況をたどるタイムテーブルにて学び、"大垣城"や"養老の滝"を訪れたのを思い出しました。意外と知られぬ関ケ原の裏事情、改めて本作にて興味深く復習。個性豊かな俳優陣の好演と相まって、あっという間の2時間半でした。



















ROCK & ROLL HALL OF FAME JAPAN

2017年09月26日 | NON
9月26日、『ロックの殿堂ジャパンミュージアム -ROCK & ROLL HALL OF FAME JAPAN-』。
『ロックの殿堂ジャパン(英文表記:ROCK & ROLL HALL OF FAME JAPAN)』が、9月23日(土)に、有楽町駅前にオープン。ということで、早速、会社帰りに立ち寄りです。"Rock & Roll Hall of Fame(ロックの殿堂)"は、世界4大音楽賞のひとつで、ロックミュージックにおける世界でも最も名誉ある音楽賞です。そのミュージアムはアメリカ・オハイオ州クリーブランドにあり、音楽に大きな影響や功績を残したミュージシャン達にまつわる貴重な楽器や衣装、愛用品等が展示・保存されています。有楽町の『ロックの殿堂ジャパンミュージアム』は、アメリカ以外では世界初となる『ロックの殿堂』。32年の歴史を持つ授賞式の映像や、展示ギャラリーには、名だたるスーパースターの衣装、楽器、愛用品、直筆サイン、写真、記念品などが展示されていました。1986年第1回受賞者は、エルビスプレスリーやチャックベリー、ジェームスブラウンに、レイチャールズら。チャックベリーといえば、映画「バック・トゥ・ ザ・フューチャー」の"Johnny B. Goode"でしょうか。やはりアメリカ。エルビスがNo.1で、なんと、ビートルズは1988年第3回目の受賞。1988年は、既にジョン・レノンは故人であり、メ[ル・マッカトニーは獄中でしたから、授賞式には、ジョージとリンゴ、そして、オノ・ヨーコ、ジュリアン・レノン、ショーン・レノンが参加しています。本展、オープン間もないこともあって、来客は少なく、ゆっくりと楽しむことができ満足のひと時。若かりし時代、音楽からファッション、生活様式に至るまで、アメリカかぶれだったおじさん世代には、なんとも、懐かしさ蘇る空間でした。

〔THEATER (SONG TITLE & ARTISTS)〕1986/1988 Total Duration 21:10
   Roll Over Beethoven       Chuck Berry
   Reelin' & Rockin'          Chuck Berry
   Twist and Shout          The Beatles
   I Saw Her Standing There     The Beatles
   Whole Lotta Shakin' Goin'On  Jerry Lee Lewis








"ジャクソン5"



"エルビスプレスリー"



 "スティング"     "ザ・ローリングストーンズ" "ロッド・スチュワート"



          "ビヨンセ"             "ブリトニー・スピアーズ"
















vs 柏レイソル〔J.League Division1第27節〕

2017年09月23日 | FC TOKYO
9月23日『 柏レイソル vs FC東京〔J.League Division1第27節〕』日立柏サッカー場。
   "2017シーズンスローガン"
     〝TOKYO GRIT〟
〔コンセプト〕
FC東京らしく、最後まで諦めずにひたむきに、目標を成し遂げるために戦い抜く強い決意を表現しました。さらに、選手やスタッフだけでなくファン・サメ[ターのみなさまを含むFC東京ファミリー“すべての力”を目標達成のために結集し、FC東京に関わるすべての人で“やり抜く”想いを込めています。

9月の戦い(vs川崎「1-5」、vsC大阪「1-4」、vs仙台「1-0」、vs柏「1-4」)を見るに、チームの抱える闇は奥深いなぁなどと・・・。"変化"を掲げた結果、変わるべきは何なのか、伝え残すべきは何なのかの整理がつかぬまま、"変化"を追い求め、混乱マヒした烏合の衆。まずは、気持ちからと、安間新監督でリ・スタートしたものの、"執念"の同意語として、"諦めなかった"というフレーズで良しとせねばならない現状。"アイデンティティー"の喪失から、もがき苦しむFC東京。もはや勝ち負けに一喜一憂するチーム状況ではなく、自分のできることは残り7ゲームをじっくりと見届け、声援をおくり続けることのみ。バモス東京!












後半30分 ピーターウタカ自ら獲得したPKを静かに決めたゴールも、焼け石に水












"沈黙の完敗"








ゲーム後、黄色い歓喜のピッチで、黙々とランニングする二人!




ご結婚おめでとうございます!末ながいお幸せと、ますますのご活躍をお祈り申し上げます。




完敗、 敵ながら"あっぱれ"でした






レオナルド・ダ・ヴィンチ×ミケランジェロ展

2017年09月18日 | Museum
9月18日『レオナルド・ダ・ヴィンチ×ミケランジェロ展』三菱一号館美術館にて。
台風一過、秋晴れ眩しいこの日、丸の内で美術鑑賞。15~16世紀のイタリアを中心に活躍した、ルネサンスの二大巨匠、レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452~1519)と、ミケランジェロ・ブオナローティ(1475~1564)。「宿命のライバル」とも言われた二人に迫った特別展。15世紀イタリアで画家として才能を発揮し、建築、科学、解剖学の分野にまで関心を広げ「万能人」と呼ばれたレオナルド・ダ・ヴィンチ。パリ市内散策にてルーヴル美術館にて鑑賞した"モナリザ(ジョコンダ)"、"岩窟の聖母"、"聖アンナと聖母子"、"洗礼者聖ヨハネ"などは、今も目の裏に留まっていますし、その時の感動が、レオナルドの名前を聞くだけで蘇ります。一方、10代から頭角を現し「神のごとき」と称された世紀の天才彫刻家ミケランジェロ・ブオナローティ。23歳の年の差のある二人ですが、フィレンツェのヴェッキオ宮殿の壁画における競作、あるいは考えの違いから起こる対立など、互いを強く意識していました。本展では、"顔貌"、"絵画と彫刻のパラゴーネ(比較)"、"人体表現"、"馬・建築"、"レダと白鳥"、"手稿"、"書簡・詩歌"、"肖像"の8テーマに沿って両者の作品を対比する展示となっています。二人の考え方の違いや対立を浮き立たせる数々の発言(言葉)もたいへん興味深いものでした。レオナルド曰く「平らなものを立体のように見せることができる点で、画家の方が彫刻家より上なんだ。」対するミケランジェロは、「画家は絵画よりも彫刻をおそろかにしてはいけないし、彫刻家は彫刻よりも絵画をおろそかにしてはいけない。」と。大人げないのか、意味深いのか、丁丁発止のやりとりに、二人の関係性を思い浮かべ、思わず微笑んでしまいます。ダ・ヴィンチのファンの一人として楽しむことができる特別展でした。









レオナルド・ダ・ヴィンチ          ミケランジェロ
〔岩窟の聖母の天使のための習作〕   〔レダと白鳥の頭部のための習作〕




レオナルド・ダ・ヴィンチ         ミケランジェロ
〔馬の後脚の習作〕            〔背を向けた男性裸体像〕




レオナルド・ダ・ヴィンチ         ミケランジェロ
〔レダの白鳥〕                〔レダの白鳥〕




ジョバンニ・アンプロージョ・プレディス        ミケランジェロ
〔貴婦人の肖像〕                〔河神〕




ミケランジェロ〔十字架を持つキリスト(ジュスティニアーニのキリスト〕