おてんきぷらぷら

ホームタウンは三鷹。気ままな旅・街散策にFC東京。

王妃の館

2015年04月29日 | Movie
4月26日、山形遠征帰りに、水谷豊主演の映画『王妃の館』をシネプレックス水戸にて。
今年の春の叙勲、学問や件p・スメ[ツなどで功績を残した人に贈られる紫綬褒章。作家の浅田次郎(本名:岩戸康次郎)さん(63)、シンガー・ソングライターの谷村新司さん(66)らが受章されました。浅田次郎さんの小説で好きなのは『蒼穹の昴』。映画で鑑賞したのは『鉄道員(ぽっぽや)』や『柘榴坂の仇討』。その浅田次郎さんの同名ベストセラー小説を映画化した映画作品を鑑賞。相棒シリーズで杉下右京を演じる俳優の水谷豊さんが天才売れっ子作家の北白川右京を演じていることで話題の『王妃の館』です。売れっ子作家の北白川右京は新作小説の執筆のため、日本語で「王妃の館」を意味するパリの超一流ホテル「シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ」に宿泊できるという豪華ツアーに参加。実はこのツアーは、梼Y寸前の旅行会社がホテルの1つの部屋を2組に同時提供するというツアーの二重売りで梼Yの窮地を脱しようと企てたもの。ツアー会社社長と部下、そうとは知らずにツアーに参加した旅行者たちが織りなす人間模様に、純真無垢な北白川右京が交じ合うことでの化学反応。同時並行で、北白川右京は、パリの街にインスピレーションを受け、ルイ14世、美しい愛妾ディアナとその息子プティルイの話に筆は順調に進んでいきます。その新作小説はミュージカル仕立ての舞台演劇映像となり・・・。ユーモアたっぷりのドタバタ喜劇に、ミュージカルの要素、くわえてパリ好きにたまらないパリならではの観光名所・街並み探訪。感涙の感動作品でも、至極のミステリーでもなく、味わい深い重厚な社会派映画でもなく、実のところ期待は裏切られたのですが、単純に、軽快痛快ゴールデンウィーク・コメディームービーでした。
















vs モンテディオ山形〔J.League Division1第7節〕 

2015年04月26日 | FC TOKYO
4月25日『モンテディオ山形vsFC東京〔J.League Division1第7節〕』NDソフトスタジアム。
歴代J1チームとのアウェイ対戦で唯一訪れたことのなかった山形・NDソフトスタジアムにやっと来れました。山形は初めてではありませんが、あれは20年ほど前に山形蔵王への家族旅行以来。今が盛りの桜に東北に来たのだと実感です。昨年J2リーグ戦6位ながらJ1昇格を果たしたモンテディオ山形。失礼ながら負けるわけにはまいりません。
ゲームは、安定感あるFC東京の展開。山形も時よりショートカウンターで攻めあがりますが最期の精度がもうひとつ。前半22分、右サイドのFKを太田が蹴ると、ニアで飛び込んだ吉本にDF陣が反応し、ボールはワンバウンドして直接ゴールへ。正確なキックと吉本の気迫が生んだラッキーなゴール、いいえ必然でしょう。先制すればウノゼロの美学。高橋を入れ中盤を守備的に固めました。しっかり守って、ツートップが裏を取るサッカーで追加点を狙いますが残念ながらゴールは生まれず、それでも「0≠P」の勝利は嬉しい限り。それにしても、相手マークが厳しい中、武藤の速さと人への強さの進化は目覚しく驚きです。前後半通じてシュート8本。欲を言えば、もっとゴールシーンを見たいという思いはありますが、勝利が何より。短期勝負となった今シーズン、とにかく勝点を積み重ねていきましょう。











前半22分 No.6 太田のFKはそのまま決勝ゴールへ!












FKといえば精悍なこの人(誰だ太ってるからやせろって言ったのは)



J1リーグ暫定3位へ浮上














山寺立石寺

2015年04月25日 | NON
4月25日『モンテディオ山形vsFC東京〔J.League Division1第7節〕』にて山形へ。
山形遠征。自分の直属の部下が4月1日付にて茨城から山形へ転勤となり、当初の予定ではお楽しみ再会企画のはずだったのです。それが・・・、実は山形へ転勤した彼氏、4月12日、脳梗塞で唐熙Drヘリで搬送、ICU緊急入院。幸いにも病状軽く、昨日24日に退院し療養中とのこと。まさかこんなことになろうとは、この歳にして他人事にあらずして大ショック。元気な声を聞け一安心もどうかお大事に。
そんな山形遠征なのですが、松尾芭蕉が『奥の細道』で「閑さや岩にしみ入る蝉の声」という俳句を詠んだ『山寺』へは初めての訪問です。『山寺』とは愛称であり、実際は『宝珠山立石寺(ほうじゅさんりっしゃくじ)』というのが正式名。平安時代前期、貞観2年(860)、第56代清和天皇の命により、比叡山・天台宗の高僧の円仁(慈覚大師)により開山された霊場、古刹です。その歴史もさることながら、無数の風穴をもつ凝灰岩からなる奇岩怪石が露出する山容も大きな特徴のひとつ。松尾芭蕉は、「おくのほそ道」にこう書き記しています。
『山形領に立石寺と云山寺あり。慈覚大師の開基にして、殊清閑の地也。一見すべきよし、人々のすゝむるに依て、尾花沢よりとつて返し其間七里ばかり也。日いまだ暮れず。麓の坊に宿かり置て、山上の堂にのぼる。岩に厳を重ねて山とし、松栢年旧とし、土石老いて苔滑に、岩上の院々扉を閉て、物の音きこえず。岩をめぐり、岩を這て、仏閣を拝し、佳景寂寞として心すみ行くのみおぼゆ。』
  “閑さや岩にしみ入る蝉の声” 
松尾芭蕉も感動した美しい自然景観に恵まれた『山寺』。1,015段の石段に体力の衰えを実感、ちょっとした登山気分も味わえ、それゆえの五大堂からの絶景は、さわやかな春の空気とともに爽快感満天でした。






登山口





根本中堂



芭蕉句碑









山門



せみ塚



弥陀洞



仁王門



如法堂(奥の院)



納経堂・開山堂



五大堂からの眺望





開山堂より、中性院・金乗院・性相院を望む









メ[ルマッカートニー“アウト・ゼアー ジャパン・ツアー2015”

2015年04月24日 | Live Theater
4月23日『メ[ル・マッカートニー“アウト・ゼアー ジャパン・ツアー2015”』東京ドーム。
偉大なるロックレジェンド、メ[ル・マッカートニー。1942年イギリス・リヴァプール生まれ。15歳でジョン・レノンと出会い、1962年に『ザ・ビートルズ』としてデビュー。主にボーカル&ベースを担当し、「Let it be」「Yesterday」「Hey Jude」など、ビートルズの代表曲の中でも、美しく壮大なメロディを持つ名曲を数多く手鰍ッました。解散後は、ソロおよびウイングス(メ[ル・マッカートニー&ウイングス)のメンバーとして活躍。2012年にはデビューから50年を迎え、その年のロンドン五輪開会式で圧巻のパフォーマンスを披露。8万人の観客を巻き込んだ「Hey Jude」の大合唱で世界中を魅了したのは記憶に新しいところです。自分にとってのメ[ル・マッカートニーは、中学生時代、ギターでコピーしていたビートルズ、ウイングス時代の「Venus & Mars」までかなぁ。あえて左手でベースギターの練習をしたのもメ[ルの影響。当時はお小遣いで購入するレコードが宝物の時代でした。その後の活躍は知っているものの興味の対象ではなくなっていました。それでも自分にとっては憬れのレジェンドであり、コンサートで生で会えるなんて夢のまた夢なのです。待ちに待って、勤務先を午後休暇にて万難を排しての東京ドームです。
さて、公演は30分遅れで開演。白シャツにブルーのジャケットで登場したメ[ル。「マジカル・ミステリー・ツアー」でスタートです。「コンバンワ,トキョー、ヤクソクシタネ、トーキョー、カエッテキタヨ」と日本語で挨拶すると「キャント・バイ・ミー・ラブ」へ。オールドビートルズファンとしては早くもヒートアップ。「トーキョーデ、パーティーダ!」「ノッテルカイ?」「サイコウ!」「チョー、スバラシイ!」「スモウハ,ナンジカラ?」などMCには日本語も随所にありで都度大盛り上がりです。個人的にはハードなロックンロールが好みですが、今日ばかりはメ[ルの世界。ドーム全員の「オブラ・ディ・オブラダ」。「レット・イット・ビー」はピアノの弾き語り、40年前中学生の頃、メ[ルの生ピアノでこの曲を聴くことになろうとは,想像だにできなかったことが、現実のものになったという想いで思わず目頭が熱くなりました。休む暇なくシンセサイザー弾き語りで「ヘイ・ジュード」。メ[ルが「ジョシ」「ダンシ」などと観客を誘い、ドームの観客全員で歌いました。ロンドンオリンピックを彷彿させるもの。アンコールでは日の丸を持って登場するパフォーマンス。「モットキキタイ?」と日本語であおります。2度のアンコールでは、「イエスタデイ」も。2時間40分の公演時間はあっという間。全37曲、ほとんどの楽曲が口ずさめ(大声でシャウトしてたかも)喉が嗄れました。とにかく感慨深く涙もの,かつ,思わずほくそ笑んでしまうという涙と満足の微笑み。自分には至福のコンサートでした。


《4月23日 東京ドーム セットリスト》
1. マジカル・ミステリー・ツアー(ビートルズ)
2. セイヴ・アス(ソロ / 最新アルバム『NEW』より)
3. キャント・バイ・ミー・ラヴ(ビートルズ)
4. ジェット(ウイングス)
5. レット・ミー・ロール・イット(ウイングス)
6. ペイパーバック・ライター(ビートルズ)
7. マイ・ヴァレンタイン(ソロ)
8. 1985年(ウイングス)
9. ロング・アンド・ワインディング・ロード(ビートルズ)
10. 恋することのもどかしさ(ソロ)
11. 夢の人(ビートルズ)
12. 恋を抱きしめよう(ビートルズ)
13. アナザー・デイ(ソロ)
14. ホープ・フォー・ザ・フューチャー(ソロ / 最新曲)
15. アンド・アイ・ラヴ・ハー(ビートルズ)
16. ブラックバード(ビートルズ)
17. ヒア・トゥデイ(ソロ)
18. NEW(ソロ / 最新アルバム『NEW』より)
19. クイーニー・アイ(ソロ / 最新アルバム『NEW』より)
20. レディ・マドンナ(ビートルズ)
21. オール・トゥゲザー・ナウ(ビートルズ)
22. ラヴリー・リタ(ビートルズ)
23. エリナー・リグビー(ビートルズ)
24. ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト(ビートルズ)
25. サムシング(ビートルズ)
26. オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ(ビートルズ)
27. バンド・オン・ザ・ラン(ウイングス)
28. バック・イン・ザ・U.S.S.R.(ビートルズ)
29. レット・イット・ビー(ビートルズ)
30. 007死ぬのは奴らだ(ウイングス)
31. ヘイ・ジュード(ビートルズ)
〔encore〕
32. デイ・トリッパー(ビートルズ)
33. ハイ・ハイ・ハイ(ウイングス)
34. アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア(ビートルズ)
〔encore〕
35. イエスタデイ(ビートルズ)
36. ヘルター・スケルター(ビートルズ)
37. ゴールデン・スランバー~キャリー・ザット・ウェイト~ジ・エンド(ビートルズ)



















vs サンフレッチェ広島〔J.League Division1第6節〕

2015年04月19日 | FC TOKYO
4月18日『FC東京vsサンフレッチェ広島〔J.League Division1第6節〕』味の素スタジアム。
J1リーグ首位タイでむかえた広島戦。今日からゴールデンウィーク明けの5月10日までの7連戦。ここをどう乗り切るかが正念場。応援にも熱が入ります。さて、ゲームは、キックオフ早々の1分、3月MVP男が決めてくれました。武藤が相手クリアボールがこぼれると、落ち着いてGK股抜きの先制ゴール!幸先良いゴールに、今日はいけるぞと大いに盛り上がったのですが・・・。その後は、守りを固めカウンター攻撃の広島に攻め込まれる展開に。東京も高橋をバックラインに下げた3バック&5バックで対応しますが、中盤が薄くなり守りのリズムが保てず、デフェンスラインが機能しません。河野も下がり目のャWショニングで、2トップは孤立気味。しかも、米本の調子がいまひとつ(脳震盪だったとか)、また、この日はいつになく梶山、高橋らのイージーなパスミスが目立ったような、さらに全般に1対1の場面でも踏ん張り切れず、容易なボールロストからゴール前に攻めたてられます。時より武藤、石川、途中出場の東が、らしさを見せてゴールを脅かすもゴールネットを揺らすことはできませんでした。終盤になり、森重、太田が起点となり意地の攻撃をしかけましたが、前田のャXトプレーに期待もかなわず、権田のヘッディングシュートも夢のかけらのまま。結果は、秒殺先制するも、流れの中から守備陣が完全に崩されての2失点で、「1≠Q」の逆転負け。今シーズン初めての黒星は、リーグ戦1stステージ首位陥落。残念の極みですが、我々の目標は明らか、始まったばかりの7連戦、くよくよしている間はありません。立ち止まることなく1ゲーム1ゲームを大切に前向いていきましょう。









前半開始36秒 No.14 武藤の秒殺ゴール!












味スタ初お披露目 No.33 奈良竜樹(U-23日本代表)




J1リーグ 3月MVPはこの男




久しぶりにお手上げでした・・・(hi)、口惜し~い