おてんきぷらぷら

ホームタウンは三鷹。気ままな旅・街散策にFC東京。

騙し絵の牙

2021年03月29日 | Movie
3月29日、映画『騙し絵の牙』ACイオンシネマ・シアタス調布にて初めて愚息と共に鑑賞。
グリコ森永事件をモチーフにした小説『罪の声』の作者:塩田武士氏が、俳優:大泉洋さんをイメージして主人公を"あてがき"した小説を、大泉さん主演で映画化した作品。出版業界を舞台に、廃刊の危機に立たされた雑誌編集長が、裏切りや陰謀が渦巻く中、起死回生のために大胆な奇策に打って出る姿を描くストーリーですが、原作小説のエッセンスを散りばめ乍ら、原作とは大きく異なる物語となっていました。原作小説は既読でしたので、本作のストーリー展開には、少なからず戸惑ってしまったのも事実です。原作では、主人公:速水(大泉洋)の家族も含め公私にわたる速水一人の物語として語られていましたが、本作は、ヒロイン:高野恵(松岡茉優)の目線からの速水(大泉)を描く手法に変更。よって、恵の実家や父親など,ヒロイン恵を丁寧に描きつつ、原作とは全く違うラストへの伏線に。確かに、小説としては、大泉洋さんへの"あてがき"作品として面白いものでしたが、映像化という意味では、ヒロインの存在は、大いに魅力がアップしました。大泉洋さんはもちろん、松岡茉優さんは誠にキュートではまり役のよう。佐藤浩市さんや木村佳乃さん、佐野史郎さん、國村隼さん、リリー・フランキーさんなど脇を固めるキャストの皆さんも秀逸でした。昨年まで目黒区に住んでいた愚息によると、二子玉ほかいくつかのロケ場所は知っているとのことでした。決して大作映画というわけではありませんが、作品の中に数々の騙しの仕鰍ッが散りばめられ、原作読者にはストーリー展開がそもそも驚くというオリジナル娯楽劇。大泉洋さんが、完全ヒーローで終わらなかったところの哀愁も含め、たいへん面白い作品でした。



























vs ヴィッセル神戸 〔J.League YBC Levain Cup GroupStage 第2節〕

2021年03月28日 | FC TOKYO
3月28日、『FC東京 vs ヴィッセル神戸 〔J.League YBC Levain Cup GroupStage 第2節〕』
21日のベガルタ仙台戦は、後輩の昇進祝いの会にて欠席となった味の素スタジアムに今週は参戦。ルヴァン杯第2節、唯一の日曜日開催のゲームは、ともに初戦勝利の神戸戦。3月10日ホーム味スタ、リーグ戦での口惜しさを是非ともリベンジしたいところ。コロナ禍での不適切行動の二人は引き続きベンチ外、また代表選出組不在の中、スタメン起用のダマさん、マコに大いに期待です。ゲームは、キックオフから良い入り。トップ下に入った洋次郎の前からのプレスに、FW、中盤が連動してのディフェンスが効果的で、序盤から東京ペース。前半11分、GKのパスに、マコがダイレクトでロングフィード1本。これに抜け出したディエゴが、GK廣永遼太郎と1対1を華麗にかわすと無人のゴールに蹴り込み、公式戦3試合連続ゴールで幸先よく先制に成功。直後、マコがディエゴに駆け寄る姿はなんとも微笑ましいものでした。さらに、3分後の前半14分、洋次郎のプレスのプレッシャーが、神戸DFのミスキックを誘発すると、ボールを拾ったタマが、ペナルティーアーク内から左足一閃。あっという間の2得点目でリードを広げました。その後も東京らしさを発揮し堅守速攻のゲーム展開へと。追加点は取れなかったものの、守ってはGKダマさんが決定的なシュートを神キャッチ。結局ゲームはこのままクリーンシートで「2≠O」の快勝。心配された春の嵐の天気予報も外れ、降雨も失点も無き、久しぶりの清々しい心地よき味スタとなりました。紺野選手、渡邊凌磨選手のケガによる戦線離脱は大変心配ですが、4月は好調を維持する名古屋戦、川崎戦と気の抜けない闘いが続きます。開幕7連戦に続いての4月の正念場を、チーム一丸で勝ち切ってほしいものと願います。バモス東京!









前半11分 No.9 ディエゴ・オリヴェイラ 廣永との1対1を制し先制ゴール!












前半14分 No.7 三田啓貴 古巣の神戸から今季初ゴール!












紆余曲折、味スタでの雄姿に感慨無量!




健太トーキョー ルヴァン杯2連勝(勝点6)、Bグループ単独首位へ!









ルヴァン杯2連覇へ視界良好!






U-24日本代表vsU-24アルゼンチン代表〔SAISON CARD CUP 2021〕

2021年03月26日 | Soccer
3月26日『 U-24日本代表 vs U-24アルゼンチン代表〔SAIZON CARD CUP 2021〕』東京スタジアム。
前日のSAMURAI BLUE 日韓戦に続き、この日はU-24日本代表戦を観戦しました。東京オリンピックに臨むサッカーU24男子日本代表に対するは、東京五輪南米予選1位通過した強豪、U24アルゼンチン代表。日本はOA枠は使わず、田川亨介、渡辺剛、久保建英らがスタメン起用となりました。ゲームは、前半、さすがアルゼンチンを思わせる勢いに押され、防戦を強いられ、前半21分、セットプレイからヘッディングシュートを決められ先制されてしまいます。日本も後半、長旅の疲れからか動きの落ちてきたアルゼンチンに対して、建英がアクセントをつけ、ゲームの主導権を握れるように。後半25分には、左サイドで抜け出した建英のクロスを相手GKがはじくと、亨介が詰めますが、ブロックに合いゴールは割れず、う~ん残念。30分、CKに剛がマークを振りほどき頭で合わせるも、うまくミートできず、残念無念。35分には、亨介に代わった食野の落としを、建英が効き足ではなき右足で合わせましたが、シュートはわずかにゴール上へ。という訳で、FC東京目線での応援もむなしく、ウノゼロの敗戦。亨介も剛も難なくゲームに入れていましたが、前半はアルゼンチンをリスペクトしすぎて、どこか遠慮があったかもしれません。久しぶりの建英でしたが、かのアルゼンチンでさえファールでしか止めることができない推進力、ゲームコンダクターとしての成長ぶりには目を見張りました。U24はもちろんA代表での活躍に期待します。チームとして、この時期に、アルゼンチンと善戦できたことを、東京オリンピック金メダルへのマイルストーンとしてほしいと切に願います。



選手入場
































青赤戦士〝久保建英〟












「0≠P」敗戦も後半は大いに善戦し可能性を感じるゲーム!













SAMURAI BLUE (日本代表) vs 韓国代表 〔国際親善試合〕

2021年03月25日 | Soccer
3月25日『 国際親善試合 SAMURAI BLUE(日本代表) vs 韓国代表』 日産スタジアムにて。
コロナ禍の影響もあり、代表戦観戦は、室屋が招集された、2018年10月16日キリンチャレンジカップ2018、森保JAPANの対ウルグアイ戦以来の観戦となりました。日韓戦の観戦は、2017年12月16日味スタでの、"FAFF E1 FOOTBALL CAHMPIONSHIP 2017"以来。高萩と室屋が招集されたものの、ヒョンスの鉄壁のディフェンスに、ホジッチJAPANが「1≠S」の大敗を期したのを覚えています。国際親善試合と云えども、そこは日韓戦。勝利への意地の張り合いに激しいゲームになるのは必須。ちなみに、国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本が27位、韓国は38位。FC東京からは小川諒也が初招集され、左SBとして長友佑都、太田宏介らの先輩たちにどこまで迫れるか、大いに期待です。ゲームは、入りから日本のペース。チームとして素早い寄せでのボール奪取にテンモ?る展開で韓国を一蹴。前半17分、大迫の巧みなヒールパスに、山根がDFラインの裏へ抜け出して右足で先制ゴール。さらに前半27分には、大迫が前線でボールを収めてカウンター攻撃に入り、鎌田がドリブルで持ち上がり、そのままシュートを放つと、日本代表2点目のゴール。ゲームの主導権を一気に手繰り寄せました。前半、韓国代表FW起用のナ・サンホの動きにも注目しましたが、今一つだったかなぁ。後半38分には左CKから遠藤航のヘディングシュートで3点目を奪い、ほぼほぼダメを押したよう。諒也も後半途中出場し、サイドからのクロスに積極的に挑みますが、ゲーム展開としてはディフェンスに重点を置いたでしょうか。日本は、その後もしっかりとしたディフェンスで、韓国の攻撃も散発に防ぎ、「3≠O」の完封での完勝。新型コロナウイルス感染拡大後では初めて勝利で、日韓戦の通算対戦成績は、日本の14勝23分け40敗。韓国代表といえば、日韓戦に滅法強いイメージでしたが、思いのほか、あっけの無い快勝に、拍子抜け。日本が強いのか、韓国が弱いのか。森保JAPANには、過信することなく、ワールドカップ予選に挑んでほしいと思います。



"選手入場"






前半17分 No.13 山根視来(川崎フロンターレ) A代表デビュー戦初ゴール!








前半27分 No.9 鎌田大地(ブンデスリーガ・アイントラハト・フランクフルト) 代表2得点目のゴール!








後半38分 No.6 遠藤航(ブンデスリーガ・VfBシュツットガルト) CKからヘッドでダメ押しゴール!








祝! No.3 小川諒也 SAMURAI BLUE デビュー! 










森保JAPAN! 1年4か月ぶりの国内での代表戦を「3≠O」の快勝!








元青赤戦士! No.9 ナ・サンホ(韓国) No.12 権田修一(日本)
















vs 湘南ベルマーレ 〔J.League Division1第5節〕

2021年03月17日 | FC TOKYO
3月17日 『FC東京 vs 湘南ベルマーレ〔J.League Division1第5節〕』 味の素スタジアムにて。
日中の小春日和も夜はやっぱり冷たき風が舞う味スタは、開幕から1勝2分1敗とスタートダッシュに微妙な立ち位置のFC東京。前節から中2日で、先発メンバーは7選手を変更。前節J1初ゴールの凌磨が前線に入り、モリゲはアンカー起用にて、CBにはエスパルスへの武者修行から復帰したマコがスタメン入り。さて、ゲームは、両者均衡状態の続くなか、前半27分に湘南に先制を許してしまいます。なんとなく嫌な展開も、前半37分、モリゲのパスカットから亨介がはたき、ディエゴのラストパスに凌磨がシュート。GKがはじいたところを、亨介が押し込んで追いつきます。3人のFWの連携が生んだ同点劇には、今シーズンの新たなる可能性を感じました。直後の前半40分、左サイドから、帆高が優しいクロスを送ると、ディエゴが一歩抜け出し、パーフェクトヘッドで、逆転ゴール。先制されるも逆転し折り返し後半へ。後半も東京ペースで進むなか、後半34分、逆襲から崩されてしまい、劣勢だった湘南に追いつかれてしまいます。それでも、諒也とウッチーを送り出した東京は、すぐさま、後半36分、CKの流れのままにゴール前に高身長のCK要員が残るなか攻め続け、諒也が再度クロスを入れ直すと、ファーでモリゲが競り勝って折り返し、飛び込んだ剛がヘッドで押し込み再逆転ゴール。いや~、同点にされ意気消沈気味からの歓喜で寒さは一気に吹き飛びました。しかしこのままゲームは終わりません。終盤、湘南のCKを謙佑がクリアするも、ダイレクトで蹴り込まれる決定的なシュートをGK豪の横っ飛びで凌ぎます。正に神セーブで、九死に一生を得た感じ。その後は、1点リードを最後まで守り抜きホイッスル。湘南相手に想定外の乱打戦を制して3ゲームぶりの勝利で万々歳。終わってみれば、手に汗握る好ゲームでしたが、もっとゆったりと安心して見れるゲームでも良かったのになぁなどと、高望みは尽きません。連戦も次節で一息つきますが、次節こそ、圧涛Iな勝利に期待です。バモス東京!









おかえりなさい!




前半37分 No.27 田川亨介 ゴール前の研ぎ澄まされた臭覚は流石!










前半40分 No.9 ディエゴ・オリヴェイラ 帆高のクロスにドンピシャヘッドで逆転!










後半36分 No.4 渡辺剛 モリゲの折り返しに持ち前の高打点ヘッドで決勝ゴール!










健太トーキョー シーソーゲームを制し辛くも勝点3をゲット!