おてんきぷらぷら

ホームタウンは三鷹。気ままな旅・街散策にFC東京。

新体制記者発表会

2012年01月29日 | FC TOKYO
1月28日『FC東京2012シーズン新体制記者発表会』 ルネこだいら
J1リーグ、ACLを戦う2012年が始動。新監督・新加入選手の紹介、2012シーズンチームスローガン発表に、FC東京2015VISION発表がありました。天皇杯覇者・J2王者としてスタートするシーズン。2012新チームがどうなるかは、ランコャビッチ監督の手腕に。“ャ東京”の初日に立会いに、その大いなる期待はさらに高鳴りました。新加入メンバーを含めて誰がピッチに立つのか、誰が出ても魅力的なサッカーを見せれくれることでしょう。
楽しみはつきません。幸せなひと時でした。

〔2012シーズンスローガン〕  “C・O・A Football”
    C:Collective(コレクティブ)組織的に戦う
    O:Offensivie(オフェンシブ)攻撃的に戦う
    A:Attractive(アトラクティブ)魅力的に戦う
    “COA”=「コア」  ‘日本の中心’=‘首都東京’
     =“FC東京” ⇒‘サッカーにおける日本の中心を目指す’





No.5 加賀 健一(かが けんいち)DF ジュビロ磐田


No.6 太田 宏介(おおた こうすけ)DF 清水エスパルス


No.8 長谷川 アーリアジャスール(はせがわ あーりあじゃすーる) MF 横浜F・マリノス


No.11 渡邉 千真(わたなべ かずま)FW 横浜F・マリノス


No.16 丸山 祐市(まるやま ゆういち)DF 明治大学


No.17 河野 広貴(かわの ひろき)FW 東京ヴェルディ


No.23 林 容平(はやし ようへい)FW 中央大学


No.37 橋本 拳人(はしもと けんと)MF FC東京U-18










【FC東京“2015VISION”】FOR NEXT INDEPENDENCE~次なる「自立」をめざして~








フェアリー・テイル~妖精たちの物語~展

2012年01月28日 | Museum
『フェアリー・テイル~妖精たちの物語~展』三鷹市美術ギャラリー
妖精と聞くとティンカー・ベルなどお伽話の住人を想像します。しかしイギリスでは古くから伝承や民話に登場し目撃談も多く語り継がれる身近な存在でした。こうした妖精達のことを研究する学問「妖精学(Fairyology)」では、妖精の容姿・行動の分析に始まり創造・表現された妖精像まで、妖精に関わるあらゆる事柄を網羅しているのだとのこと。日本において境港市公認『妖怪博士』の自分としては興味深々。本展は妖精学の日本における第一人者:井村君江氏の旧コレクションを中心に、ヴィクトリア朝時代(1837?901)の妖精にまつわる様々な作品が紹介されています。ヴィクトリア朝道徳観の中で裸婦を描くことに抵抗感があった時代に、裸の女性に羽をつけた妖精画は幻想的かつエロティシズムにあふれています。また、『シャーロックホームズ』の作者アーサー・コナン・ドイルの父:チャールズ・アルタモント・ドイルの美しい妖精画作品や、伯父:リチャード・ドイル(挿絵画家)が描いた妖精画も展示されていました。ある意味妖精に囲まれて育ったコナン・ドイルが騙された『コティングリー妖精事件』の写真のみならず写真原版や、問題の写真が撮られたカメラが展示されていたのには驚きでした。妖精・精霊は、日本の八百万の神々・森羅万象の神・・・人間と共存する妖怪の世界にも通じるように感じました。



『コティングリー妖精事件』
1971年、南アフリカから帰った10歳の少女フランシス・グリフィスが滞在する家(コリンウッド・テラス31番地)の当時13歳の従姉妹エルシー・ライトといっしょに、ヨークシャー・ブラッドフォードのコンティグリー村の小川や野原で父のカメラを借りて撮った写真に妖精やノームが写っていた。時のコナン・ドイルがこれを信じ“写真に撮られた妖精たち-画期的な事件”と発表した事件。後に5枚中4枚は偽造と、ただ1枚「日光浴の繭」だけは未解決のままとなっている。



                                           「日光浴の繭」



キース・ヘリング展 LOVE POP!

2012年01月23日 | Museum
『キース・ヘリング展 LOVE POP!』伊丹市立美術館・工激Zンター・伊丹郷町館。
以前、当家のリビングルームは、キース・ヘリングのャXターやシルクスクリーンをはじめ作品であふれていると本ブログで表明したことがありましたが、それくらいお気に入りのアーティスト。残念なことに神戸に住むことになり、息子住む現在のリビングルールからはキース・ヘリングは消えてしまました。1月22日朝一番で床屋へ。散髪中にふと思い立ったキース・ヘリング展(LOVE POP!Keith Haring Exhibition、rt is for everybody)。毎日乗る阪急電車の広告がピンク一色だったのを思い出したのです。勇んで伊丹へ駆けつけたのですが、彼の作品を知る者にとっては、新たな発見は少なく復習に終始した印象でした。でも彼の作品を目の当たりにする満足感、そして昨年の夏休みに小淵沢まで行きながら訪問することができなかった小淵沢ビレッジ『中村キース・ヘリング美術館』の収蔵作品の主だったものに大阪で出会えた喜びは大きいものがありました。日本における彼の活躍は新鮮でした。本展のチケットは、栞にもなるャbプアートで超おしゃれ。
1958年生まれ。15歳でマリファナをやり、酒とドラッグ、音楽はグレイトフル・デッドに陶酔し、カートゥンに夢中という地元ではお墨付きの問題児であったキース・ヘリングが、ニューヨーク地下鉄グラフィティー(サブウェイ・ドローリング)で一躍脚光をあびたのは1981年のこと。以降、31歳の若さでエイズで亡くなるまで、80年代のャbプアートの中心を駆け抜けたのは、単純化されたモチーフと目を引く鮮やかな色彩の融合で大衆のためのアートでした。「自由」「希望」「夢」「愛」「平和」がテーマなのは、ジョンレノンと同じ。メッセージ性あればこそ、なんか好きなんだよなあ。アンディー・ウォーホルとともに。
なんと今回、伊丹市立美術館の白壁に、キース・ヘリング風にストリートアート(落書)させていただきました。この心地よい開放感はなんだろう。常識の中で生きる窮屈さからの開放をほんのつかの間ですが感じることができた貴重な体験でした。











ALWAYS三丁目の夕日’64

2012年01月22日 | Movie
『ALWAYS三丁目の夕日’64』TOHOシネマズ伊丹にて。前作ラストから約5年。
舞台は昭和39年の東京。昭和39年は東京オリンピックの年。昭和35年生まれの自分にとっては、記憶は無いもののなんとなく懐かしさを感じます。ストーリーと同じ東京で同じ空の下、弟が生まれお兄ちゃんと呼ばれるようになった頃の物語。実家のアルバムには、まさしく赤塚不二夫の「おそ松くん」イヤミの“しぇ~”メ[ズの幼稚園児であった自分の写真があるのを思い出します。新幹線ひかり号が憧れだったあの頃、タクシーの運転手さんが将来の夢でした。そもそも原作の西岸良平氏のビックコミックオリジナル「三丁目の夕日・夕焼けの詩」は、学生時代から、若かりし営業担当者だったころまで、良く読んでいて、癒されていたのを覚えています。さて物語は、前2作からの個性豊かな三丁目の隣人たちが織り成す人間模様。昭和の頑固親父は寺内貫太郎一家を彷彿させるよう。思わず涙するストーリーに加え、タイムトラベルしたかのような時代観・世界観を3Dで再現する技術は驚きに値します。東京タワー、東京オリンピックなどスクリーンのどこを見ても、まさしく昭和39年の細かいリテール。登場人物の何気ない台詞にちりばめられた当時の世相を映す一言。そのこだわりの完成度は涙もの。ベテラン俳優陣の中では単純に堀北真希が目立っていたかな、「白夜行」より好かったと思います。ロングヒット作品ですので定番のシリーズ化が予想されますが、作りこみが深いので“あり”でしょう。昭和は(昭和の人間は)、もはや歴史になっていることをしみじみと感じる作品です。















特別展『平清盛』

2012年01月21日 | Museum
2012年 NHK大河ドラマ50年 特別展『平清盛』江戸東京博物館へ。
お正月にケガで足を複雑骨折した部下のお見舞いに津田沼へ行った帰りに寄りました。松山ケンイチの「平清盛」は放送スタートしていますが、単にドラマ宣伝の特別展ではなく、国宝『平家納経』をはじめ多数の至宝、肖像画や書跡、源平合戦を描いた絵画など、平安末期の文化を象徴する美術・工剣iが展示されています。1164年(長寛2年)、平清盛が「厳島神社(世界遺産)」に参詣の折に、平氏一門の繁栄を願い、平安時代末期の善美を尽くした装飾経『平家納経』。荘厳な宗教美術の究極『平家納経』をこの目にしたく、2月には神戸でも本展は開催されますが待ちきれずに見学です。
本展は5部構成。第一章・平氏隆盛の足跡は大河ドラマの筋書きともいうべき事件や出来事を追います。第二章・清盛を巡る人々では、朝廷、平氏、源氏の肖像画。同じような名前の人々を頭の中で整理するのが大変。第三章・平氏の守り神-厳島神社。お目当ての国宝『平家納経』、清盛の直筆『平清盛願文』に、法華経28巻、無量義経、観普賢経、阿弥陀経、般若心境の33巻。また平家納経を納めた、国宝『金銀荘雲龍文銅製経箱』など、その豪華さは、平安美術の粋を伝える「尽善尽美(善を尽くし美を尽くす)」の趣向の象徴的な間違いなく宝です。第四章・平氏の時代と新たな文化では日宋貿易での輸入品を。第五章・平家物語の世界。絵巻物で“盛者必衰”おごれる平氏が転落していく物語を振り返ります。とにかく平安美術の完成度の高さに驚くばかり、興味深く大いに楽しめる美術展でした。



【国宝 平家納経 平清盛願文】




【国宝 金銀荘雲龍文銅製経箱 (平家納経納置)】


【国宝 伝源為朝所用 小桜韋黄返威鎧】