おてんきぷらぷら

ホームタウンは三鷹。気ままな旅・街散策にFC東京。

vs 清水エスパルス〔J.League Division1第17節〕備忘録

2015年06月28日 | FC TOKYO
6月27日『FC東京vs清水エスパルス〔J.League Division1第17節〕』味の素スタジアム。
“武藤嘉紀を目撃セヨ!!”と銘打たれた武藤嘉紀の壮行ゲーム。ドイツブンデスリーガ、マインツへ完全移籍する武藤嘉紀のJ1最終ゲームです。4万人を超える来場者の味の素スタジアムは、青赤に染まる武藤壮行コレオ、交合するかのような夕焼け空も青赤で、最高の雰囲気。“世界を駆けぬけろ!”とエールを贈った武藤嘉紀は、あっという間にFC東京を駆けぬけて行ってしましました。この日の選手カードは武藤でしたが、アピールャCントは、“抜群のスピードと選れたボディバランスを活かしたドリブル突破が持ち味。フィニッシュの精度も高く、貪欲に相手ゴールを狙うサイドアタッカー”。自らの強みを世界水準に高め、日本の武藤、世界の武藤を目指してほしいもの。涙、涙の挨拶をする22歳の若武者に、親世代にとっては「獅子は我が子を千尋の谷に突き落とす」思いです。
是非とも、彼の地でのさらなる進化と変貌に期待し大いなる活躍と、サッカー界での偉大なる飛躍を、いつの日にかFC東京への凱旋を、心よりお祈りいたします。

武藤嘉紀選手のゲーム後コメント(一部抜粋)
「本当にファン・サメ[ター、チームメイトや監督、コーチ、トレーナーやクラブに関わるすべてのみなさんのお陰で今の自分がある。試合後は、泣かないと決めていたが…… スクールからFC東京にお世話になって、この13年間のこと、自分を支えてくれたすべての人への想いを考えていたら涙が止まらなくなった。みなさんへの感謝と恩返しのためにも、日本代表やドイツで活躍する姿を見せたいと思っている。本当にありがとうございました。」





















































vs 清水エスパルス〔J.League Division1第17節 

2015年06月27日 | FC TOKYO
6月27日『FC東京vs清水エスパルス〔J.League Division1第17節〕』味の素スタジアム。
Jリーグ1stステージ最終節は、武藤嘉紀の壮行ゲーム。来場41,363人が、武藤の1年半を象徴する数字でしょう。リーグ最下位エスパルス相手に、よっちのゴールを期待したのですが。残念ながら、願いは叶いませんでしたが、武藤封じに武藤一人に人数をかけてくるエスパルス守備陣を嘲笑うかのような、伏兵の東と、待望の前田の2発。結果は、1stステージ勝点35で2位を確保する「3≠Q」の勝利にスタジアムは歓喜、嬉しい限りでした。ドイツへ武者修行の武藤の旅立ちに華を添えました。
2015J前半戦を、リーグ戦1stステージ2位、ナビスコカップ予選リーグAグループ1位は、最高の出来と言ってよいと思いますが、まだまだやれるはずと思わせるところが、今年のFC東京、マッシモトーキョーのチーム力の成熟度であり、選手諸君の成長の証だと思います。あっぱれ。
後半戦に向け、ラサッドが抜け外国人助っ人がいなくなり、武藤の穴をどうするのか、興味深いところですが、前田の覚醒、ニューカマー(林、橋本、翔哉、陸、野澤、丸山)の台頭、いぶし銀の仕事人(ナオ、羽生)の復活に、あとは米本と平山が完全復帰すれば、大丈夫でしょう。加えて、FWとCBに実力と名前を備えた補強ができれば、鬼に金棒。味スタ満員にし、一気に天下取り。この夏、熱い熱い味スタに期待しましょう。













前半38分 梶山のスルーに、東がGKをかわして先制ゴール!














後半15分 武藤のDFを惹きつけてのラストパスに、前田が味スタ初ゴール!














後半21分 太田のFKに、高さのあるドンピシャヘッドで前田の2点目!




















五能線の旅

2015年06月24日 | NON
6月21日、“いくぜ東北!”乗ってみたいローカル線として鉄道ファンを魅了する『五能線』。
20日は大鰐温泉郷「青森ロイヤルホテル」で一泊。翌日、青森県・川部駅と秋田県・東能代駅を結ぶ全長147.2km、43駅の『JR東日本・五能線』の一番人気は、クルージングトレイン『最速リゾートしらかみ』ですが、今回は普通列車で我慢して、鯵ヶ沢~千畳敷間のちょい乗りで、五能線の雰囲気を味わいました。五能線の沿線には、世界遺産に登録された白神山地をはじめ「日本の夕陽百選」に認定されている「千畳敷」や日本海に面した不老ふ死温泉、青インクを流し込んだような美しさの「青池」など見どころ満載。世界自然遺産『白神山地』の山ふところを走る列車は、壮大な大自然の中を縫うように走っていきます。とかく日本海側というと荒波に、どちらかといえば暗いイメージですが、車窓を彩る山も海も、澄みきった自然そのままで、すがすがしいもの。残念ながら夕日の時間帯でなかったのですが、絶対に五能線沿線からの日本海に沈みゆく夕日は絶景に違いないことは容易に想像できました。五能線に揺られ、ひと時の“鉄ちゃん”気分を満喫しました。
今回の“いくぜ東北!”一泊二日の旅ですが、20日21日は、西日本から関東、東北南部まで梅雨空のゲリラ豪雨を伴う荒れ模様の天気だったのに対し、青森では青空に恵まれ好天気。ピンャCントで衝動的な旅でしたが、旅先に選んだ白神山地は天候的にも大当たりでした。
また、いつか“いくぜ東北!”



鯵ヶ沢駅








リゾートしらかみ 青池




五能線、車窓より













千畳敷海岸
















世界遺産 白神山地〔十二湖〕

2015年06月23日 | World Heritage in Japan
6月21日、念願の世界自然遺産『白神山地』。
白神山地の麓、日本海側に位置するブナ自然林「森林セラピー基地」にも認定された33の天然湖沼『十二湖』を散策しました。『十二湖』は、青森県側の白神山地西部に位置するブナ林に囲まれた33の湖沼群です。江戸時代に発生した大地震による山崩れによってできたといわれています。その際、大小33の湖沼ができましたが、崩山から眺めると12の湖沼が見えたことから十二湖と呼ばれるようになりました。
青いインクを流したような色といわれる『青池』が特に有名ですが、なぜ青いのか未だに解明されていないのだとのこと。他の湖のとの対比にて本当に不思議です。百聞は一見にしかず。ブナ林の緑のなかで見るコバルトブルーに輝く、神秘の『青池』は、透明度が高く、その姿は思わずため息を呑むほどの美しさ。時を忘れ見入ってしまいました。加えて、一帯に広がるブナ林全体にに陽が射すと、まるで光の錦のように輝くさまも一見の価値ありです。また、往復の山道からのぞむ『十二湖』誕生のきっかけとなった「崩山」、アメリカ合衆国のグランドキャニオンを思わせることから名づけられた「日本キャニオン」なども、緑の木々の間から垣間見れました。世界自然遺産たる『白神山地』に抱かれた居心地の良さを感じる散策に、安らぎを覚え、自らのちっぽけさを痛感。自然は偉大です。



青池










鶏頭場の池



中の池



落口の池



王池東湖



王池西湖




ブナ自然林
















日本キャニオン










世界遺産 白神山地〔白神の森遊山道〕

2015年06月22日 | World Heritage in Japan
6月21日、いよいよ世界自然遺産、念願の『白神山地』へ分け入ります。
『白神山地』は、青森県から秋田県にまたがる山岳地帯で、広さは約1,300km² 。太古の時代、白神山地は海の底でした。およそ200万年前から隆起しはじめ、崩落と地すべりを繰り返しながら、やがて1,000m級の山々が連なる姿になったと考えられています。8,000年ほど前、氷河期の終わりを境にブナを中心とする広葉樹の群落が現れ、その後、長い歳月を経て腐葉土層を形成し、いつしか水の湧き出る豊かな森となりました。今ではクマゲラやイヌワシ、アオモリマンテマやシラガミクワガタといった貴重な動植物をはじめ数多くの生物が棲む、世界に類を見ない極めて価値の高い森林生態系として注目されています。1993年、これらの点が「陸上、淡水、沿岸および海洋生態系と動植物群集の進化と発達において進行しつつある重要な生態学的、生物学的プロセスを示す顕著な見本であるもの」として評価され、特に人の影響をほとんど受けていなかった169.7km² の地域が、鹿児島県屋久島とともに我が国初の世界自然遺産に登録されたました。
まずは、水源地帯に広がるブナの森。ブナの生態系を間近で観察することができる『白神の森遊山道(ミニ白神)』を散策しました。『白神の森遊歩道』は、かつて津軽藩の田山であり、また明治以降120余年間にわたって存続した我が国最後の官地民木の地としても知られているところ。このような経緯から、長らくこの地では植林や伐採が行われず、また清らかな水と豊かな自然の恵みをもたらす森として、地元集落である黒森の人々によって脈々と守り伝えられた結果、今なおここには白神山地の特徴的な植生が息づいています。世界自然遺産登録地域のような森林景観を体感できるスャbトとして、天然ブナ林に囲まれた一帯は、いまだ手つかずの自然が残る白神山地のブナの生態系をそのもの。日本の太古からの森林の価値を偲ぶ散策となりました。