おてんきぷらぷら

ホームタウンは三鷹。気ままな旅・街散策にFC東京。

DAZAIとMITAKA

2009年06月28日 | Walking
今年の6月19日の桜桃忌は太宰治生誕百年で氏の墓のある禅林寺(三鷹市)には全国から多くの人が訪れたとの報道がされていました。三鷹の本屋さんは太宰特集でした。三鷹市禅林寺は実は私の実家のとなりにあり子供の頃の遊び場で(お墓で遊ぶのは勇気が必要でしたが)4月から実家に戻ったこともあり少々太宰治が気になっていたところです。そこで、みたか観光ガイド協会の定例ガイド『作家太宰治の足跡案内』毎月第4日曜日開催に参加しました。9:50三鷹駅南口集合後スタートです。太宰の墓から私の部屋のベランダが見えること今日の大発見です。

太宰治は三鷹と大変縁深い作家、S14年1月井伏鱒二の媒酌で石原美智子と結婚し同年9月より府下三鷹村下連雀の借家に住み終生の住まいとしました。三鷹入居の頃は「駈込み訴え」「女の決闘」「走れメロス」など平明な作品を生み出し、同時に「鴎」「善蔵を思う」「乞食学生」「きりぎりす」「東京八景」「風の便り」「十二月八日」など三鷹周辺における創作活動や生活を書き込んでいます。大戦後は「斜陽」などの発表により無頼派として注目されつつも、「ヴィヨンの妻」「父」「おさん」「桜桃」「家庭の幸福」など三鷹の生活を素材とした作品も継続し残しています。「人間失格」を発表した直後S23年6月13日山崎富栄と共に玉川上水に投身(心中)しました。
【太宰治】三鷹市 太宰治文学サロンより
  
【三鷹駅】「鴎」では太宰が三鷹駅近辺の飲食店を利用していたことが伺えます。
「新郎」では駅前広場が描かれています。
   
【野川家跡】(現:永塚葬儀社)山崎富栄下宿、ここから2人で玉川上水へ心中に向かいます。 
【千草跡】小料理屋千草の2階も仕事場に、また太宰治の遺体安置場所もここです。
【乞食学生レリーフ】玉川上水を青葉のトンネルと書いています。
   
【三鷹駅前郵便局】随筆「男女川と羽左衛門」で横綱男女川を見かけたと執筆 【中鉢家跡】戦後数年間の仕事場 【太宰横丁】行きつけの「喜久屋」もこの通りにあります。【田辺精肉店離れ跡】「斜陽」三章以降を執筆した仕事場
   
【伊勢元酒店跡】(現:太宰治サロン)太宰一家が利用 「十二月八日」に登場 【玉鹿石】故郷青森五所川原産玉鹿石の石碑(入水場所付近) 【入水場所】都議選のポスター掲示版のところです。
   
【井心亭(せいしんてい)】三鷹市の和風文化施設 太宰旧宅玄関先の百日紅が庭に移植されています。道を隔て向側に太宰治旧宅跡(現在個人宅にて写真は遠慮)
【太宰治・家名勝一郎「本のレリーフ」】
   
【中央線 三鷹 陸橋】太宰のお気に入りの場所で黒マントの写真は有名。S4年完成し現存。
   
【禅林寺】太宰治のお墓以外に、森鴎外(林太郎)のお墓と遺言の碑があります。
   
今回、太宰治ゆかりの地を巡りましたが、三鷹はまだまだ文人ゆかりを多いところだと再確認しました。いつの日か訪れてみたいと思っています。
【三鷹ゆかりの文人】
山本有三 三木露風 武者小路実篤 与田準一 吉田一穂 宮柊二 瀬戸内晴美 

映画・美術展・Jリーグ

2009年06月27日 | FC TOKYO

FC東京のナイター応援に行くのに昼に自宅を出てしまいました。ウォーキングしつつ街歩きでもしようかと思っていたのですが・・・。「暑い!」。ということで、渋谷シアターTSUTAYAで『スラムドック ミリオネア』を鑑賞。4月のロードショーを見逃して心残りだった映画なのでまずまず自己満足。


まだ時間の余裕があったのでその足で、「Bunkamura ザ・ミュージアム」へ。
Bunkamura20周年記念企画『だまし絵展(奇想の王国)』を興味本位で入場。面白かったのでプログラムを購入(2,200円也)。美術展に行くと買ってしまうプログラム(結構分厚い)が本棚を占領しています。

さて、渋谷から国立競技場へ。
今日は、『J.League Division1 第15節 FC東京vs清水エスパルス戦』。第11節、第13節に続いての観戦でDivision1は3試合目の応援に。ヤマザキナビスコカップ予選リーグで調子を取り戻したFC東京。
ナビスコカップ予選7節6月13日(駒沢)に3:1で勝利している相手・清水エスパルスです。
「さあ!2連勝といきましょう!」という訳で国立へ駆け付けたしだい。

10.梶山陽平 挨拶がわりのPK

13.平山相太 豪快にオーバーヘッドシュート

9.カボレ チャンスを逃さないシュート

18.石川直宏 アグレッシブなミドルシュート

スタメンのイレブン

城福監督 信じています

試合終了






やってくれました。2:1の勝利! キックオフ早々7分に10.梶山陽平のPKで先取点。58分に18.ヨンセンのゴールで追いつかれるも、その4分後62分に18.石川直宏のミドルシュートで突き放しそのまま一進一退の攻防の中、見事エスパルスに2連勝、石川は2試合連続ゴールで日本人得点王です。これでDvision1は暫定6位に上昇し今後がますます楽しみになりました。すっかりFC東京サポーター?・・・青赤に染まっています。

てくてくⅡ

2009年06月20日 | Walking
6月20日『第三回 TOKYO ウォーク 2009 浅草エリア』今回も20kmのAコースへ参加です。
浅草コースはちょっと気になっていたコース。浅草(隅田公園)スタートから猿江恩賜公園、両国国技館、横綱公園を経て蔵前通りを西へ本郷通りで東京大学を見て、期待の谷根千地区(谷中・根津・千駄木)です。根津神社・谷中霊園あたりは以前から歩いてみたかった地域でした。寺町気分は味わえたものの表通りを歩いたためか「しもたや」の街並みはあまり見られませんでした。帰りは鶯谷から言問通りを東に入谷からゴール隅田公園のコースです。20kmはやはり汗一杯で疲労度満点でした。

東京シティガイド資格者として・・・タウン誌『谷根千』で火がついた「谷中・根津・千駄木地域」は、江戸明暦の大火後に多くの寺院が移転してきた寺町で、震災、戦災を免れたため江戸から昭和初期の建物がわりと残っている地区です。残念ながらコースから少しだけはずれましたが、入谷の鬼子母神の朝顔市で有名な下谷・根岸地区も昭和レトロの感じられる地区です。



浅草(雷門・浅草寺)
   

両国周辺
   

   

横綱公園
   

谷根千
   

再び浅草周辺
   

   

次回は7月18日東京湾岸エリアです。



映画『天使と悪魔』

2009年06月15日 | Movie
前作『ダ・ヴィンチ・コード』に引き続き、『天使と悪魔』を鑑賞してきました。
原作者ダンブラウンのファンとして期待しつつ、実は映画本シリーズはお気に入り人物がもう一人。監督のロン・ハワード。

ロン・ハワードは高校時代大好きだった『アメリカングラフィティ』の主演として知ってからのファンです。『アメリカングラフィティ』は、高校1年に短期留学をアイダホ州にしていた時そのままの世界。監督はジョージルーカス・主演はロン・ハワードの他、リチャード・ドレイファス、ハリソン・フォードと若かりし有名人物てんこ盛りなのです。

さて、『天使と悪魔』ですが前作よりも数倍良かったと思いました。原作に忠実でない部分(かなりカットされています)があったものの2時間半の中で成熟された面白さは満足。

原作で気になっていた『アンビグラム』も映像化され、その完成度の高さには脱帽です。
『アンビグラム』=逆さにして同一。その美しさはすばらしいと感じてしまいます。

天使と悪魔のアンビグラム(ANGELS & DEMONS)


イルミナティダイヤモンド(EAETH WETER AIR FIRE)


映画を見る癖がつきそうです。


父と

2009年06月07日 | Sports
6月7日(日) 父の日にはまだ早いのですが、久しぶりに父親と連れ立ってプロ野球を見に行きました。 2009 日本生命セ・パ交流戦 『巨人VS東北楽天』東京ドームbaseball
楽天先発は、岩隈か田中マー君を期待していたのですが、野村監督にやられました。見事に先発メンバー予想をはずされました。
試合は、阿部慎之助の2ランホームランで巨人が2点先取するも、中継ぎのマイケル中村、山口鉄也が自滅し同点に、8回裏、アレックス・ラミレスの2ベースを足がかりに亀井義行の犠牲フライで勝ち越し、9回はマーク・クルーンがひやひやものながらおさえ、3対2で巨人の勝利。
巨人ファンの父親は満足だったようで、終始上機嫌で、なんと、ヒレカツ弁当を買ってもらいました。なんだか不思議な気分でした。父親にお弁当を買ってもらったことは、大昔、酔っ払いの父親がお鮨のお土産をぶらさげて帰っていた以来ではないかと・・・ほとんど記憶にありません。ちょっと、こそばゆく、うれしい、出来事でした。

本日マルチヒットの6.坂本勇人 選手


頼りになる男 2.小笠原道大 選手


やさしくベースにバット置くしぐさからのかまえは威圧的 5.アレックス・ラミレス 選手



8回裏 亀井選手のライトフライ・タッチアップから決勝のホームイン!
5.ラミレスの代走 12.鈴木尚広 選手


今日も152kmは余裕ででていましたが、投球に余裕はなくあぶなかったよね!
42.マーク・クルーン 投手


やっぱり雰囲気あるなあ。19.東北楽天 野村監督


ゲームセット 42.クルーン 10.阿部捕手 ジャイアンツファンに敬意  3対2で巨人勝利!