今日は韓国の解放記念日である。日本の植民地とアメリカのGHQの占領からの解放である。解放から70余年過ぎても韓国は意識的に解放されていない。暗い時代から明るい「光復節」に変っても歴史から自立していないようである。日本が韓国の旧宗主国であり今は「敵」となっている。大統領は選挙で選ばれたので公約や政策などを実行しようとするのは、ある程度理解できても、民族の運命を軽く扱ってはいけない。戦後、民主国家を築いてきたことを大切に守るべきであり、統一優先政策には憂いが残る。
マンションのエレベーター点検時間帯、最高気温30度を超える時、12階の我が家まで山本達夫氏が二個のメロンを持って歩いて登ってきた。久しぶりに訪ねて来た。話題は日韓問題を飛ばして彼の専攻の西洋史になった。彼はユダヤ人の労働の質について話した。私が若い時読んだドイツ史専攻の会田雄二氏の捕虜時代の実録の話でフィードバック。彼はまだ若い、いつも純粋な自由人、過去に拘らない。日韓の話は暗く、悲しい。彼の話は明るく、楽しく、嬉しい。
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