40年ほど前から縁のある方で、私が韓国の国立慶北大学の考古学科に出講した時の受講学生であって、今は世宗文化財研究院の院長の金昌億氏のお話を昨日聞いた。開発地域などで文化財発掘を25年ほど続けてきた業績、研究の経歴をお持ち方であり、話を聞いて頭が下がる思いであった。慶尚南道地域で3-7世紀の遺跡調査の研究成果を聞いた。歴史とか記録資料を以て語るが、遺跡や遺物以上の良い資料はないのではないかと思った。円形住宅から4方形へ(〇⇒▢)の「柱」の登場の過程の話から私は遊牧民族のモンゴルのゲル、パオなどを思い出した。イロリから炉、そしてオンドルへ、エアーコントロールへと発展してきた何千年の話、決して他人ごとではない。本欄で時々書いたように私自身が原始時代から今は超現代で生きることを実感する日々が、幸せである。
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