崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

研究所作れという話

2007年01月19日 06時00分18秒 | エッセイ
 韓国の研究者たちの中では定年後研究所を作る人が多い。私の友人も数人が作って、昼の時間を過ごしている。それは研究活動や仕事が中断されないようにすることはもちろんで意義があるが、韓国の男性は「外主人」(夫)として家庭に「杜門不出」(家の中にいる)が悪いイメージを持っているからとも言われている。私に「韓国で研究所でも作ったら如何か」という誘いもあったが私はその気にはなれない。個人の命とともに消滅する研究所は考えていないとその都度答えた。最近また言われたが本気で研究所を持つことは考えていない。