崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

死にそうに疲れ、楽しかった

2007年01月09日 07時00分21秒 | エッセイ
 昨日、神戸で行われた日本キリスト教団と在日キリスト教団が1984年宣教協約を結んで23回目の合同信徒大会の礼拝に参加してすばらしい時間をもち、午後1時からは私が講師となって「日韓キリスト教の福音宣教の問題点」というタイトルで講演をした。講演後私が提議した内容をもって分担討議が行われた。「日本になぜキリスト教が根を下ろしていないか」ということと韓国と比較して宣教方法の模索について178人が13班に分かれて分担討議し、その討議中私は全班に回りながら1班毎に3-4分間位の時間で質問を受け、答えた。日本における私が引用したキリスト教宣教の失敗ということについて討議の中では、むしろ一般的に韓国教会の成功についての問題点に関する質問が多かった。日本のキリスト教は少数ではあっても決して「失敗していないという意識」を強く持っている人が多いのではないかと感じた。一日死にそうに疲れたけれども、ほんとうに楽しく、充実した一日であった。