崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

犬の安楽死について

2006年01月19日 06時54分57秒 | エッセイ
 ある韓国人4人が我が家を訪ねてよろよろしながら歩く我が老犬(19才)をみてその中の一人が安楽死をさせたら犬も喜ぶだろうといった。以前に中国の作家はこの犬で我々が苦労すると考えて捨てたらどうかといった。中国や韓国は最近では愛犬が人気があるけれども、伝統的には犬を食べる文化を持っている。私は彼に「私が病気なったも見舞いに来ないで」と返事をした。私も安楽死させられるのではないか怖いと付け加えた。さらに、犬に餌をあげたり面倒を見るのが損と苦労のように見えるかもしれないが、実は犬から大事なもの、愛情、価値観、安心感などをいただくことを説教調で語った。