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公開講座『ルカーチの存在論』27周年第3回







◆公開講座『ルカーチの存在論』27周年第3回は、名古屋大学名誉教授で「不戦兵士・市民の会」の副代表理事の、安川寿之輔さんの講演会となります。
・演題は「福沢諭吉を問い直す」です。
・安川さんは、丸山眞男が創り上げた「福沢諭吉という神話」の解体を、「帝国主義イデオローグとしての福沢諭吉」という観点から問い直しをしてこられました。おもな著作に『福沢の戦争論と天皇制論』『福沢諭吉のアジア認識』『福沢の教育論と女性論』韓国語訳『福沢と丸山眞男』などがあります。
・2014年にIWJでも、安川寿之輔さんへのインタビューを行っています。ここから>>>

◆都議選で躍進した都民ファーストは、極右の野田数氏が代表に就任しました。小池都知事の核武装肯定論や日本会議との密接な関係もよく知られています。今後、国民ファーストへと鞍替えして国政に参加するのは間違いないでしょう。憲法改悪勢力が一気に国会で増えることになります。こうして確実に戦争社会体制が確立されてゆくプロセスの中で、福沢諭吉のような、日本人によく知られた代表的知識人が、どのように、侵略イデオローグとして戦争に関与してきたかを検証することは、いまの知識人たちのイデオロギー性を問うことでもあります。そして、われわれが、イデオローグたちに騙されることなく、批判的に社会を見つめ、自らの生き方を見つめ、行動の契機とすることでもあります。ぜひ、アクチュアルなこの講演会にご参加を。

★日時:2017年平成29年7月15日(土) 午後18時-21時
★場所:中央大学駿河台記念館(最寄駅JR中央線御茶ノ水駅、他)
★会費:2,000円
※ 講座終了後、デリ・フランス御茶ノ水店で懇親会があります。参加自由。大いに本音の意見交換をしましょう(だいたい、費用2,000円ほど)。懇親会の議論が、表の議論より面白いという評価もあります。





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