Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

シナモンロール。

2007-01-07 01:07:17 | 料理
昨日は、初パン作りに挑戦。
一昨日はPさんがお疲れの様子でしたので、励ましも兼ねて練習時に手土産を作ることにしました。
前回作った赤飯饅頭はライス系であまりお好みではない感じ、彼女の好みとしては"ベーク系"、つまりマフィンやケーキのような焼き粉菓子の方がいいみたいでした。先日の自転車練習の後、昼食に食パンを食べているところをみたので、普通パンでも食べるようでしたので、一度パンを製作してみることにしまいした。
パンも小麦と塩が基本材料ですので、ベジ仕様にしやすい食べ物なのですが、問題は作る技術の方。イースト発酵なので、うまく発酵してくれるかが最大のポイントです。

先月からパン作りの計画を考えていて、イーストを購入していました。
イーストは日本のドライイーストと少し形式が違うようです。
こちらではキッチンエイドが普及しているため、パン作りをする人は多いと思っていたのですが、そうでもないみたい。
ドライイーストも2種類あって、「クイック系」と「アクティブ系」。どちらも同じパッケージで価格も同じ。よく見ないとどちらを購入したかわからないくらい。
Villegeスーパーでは「クイック系」しか置いてなく、Ralphsに行って始めて「アクティブがあるのを発見。値段も日本のものより高い気がします。こちらは大量製作のためか、3袋が連なった紙袋セットか、瓶売り。紙袋の方はよく底が破れていてイーストが漏れているものが多いので要注意です。
とりあえず今回紙袋セットで試してみることに。
今のところ、「クイック系」と「アクティブ系」の違いはよく分かりませんが、多分発酵時間がクイック系の方が短いのではないかと思っています。

パン作りと言ってももちろん型を持っていないので、型のいらないシナモンロールを作ってみることにしました。「シナモンロール」はアメリカのパンで、どこのお店でも巨大サイズで売られています。多分日本の倍はあると思いますね。値段もマフィンよりは高く、味は店によってばらつきがあり、甘さが控えめなものでシナモンがあまり利いていない方が私には食べやすいです。

一応、日本で基本的な手こねパン作り技術は自己学習済みですが、シナモンロールを作るのは初めて、今回はベジ仕様のため、卵、バターなしで製作。粉にイースト、砂糖、塩、植物油、に温めた牛乳を加えて練りました。イーストがどの程度パワーを持っているのか分かりませんが、家の洋料理書の分量からするとイーストの量が日本の作り方よりかなり多い気がします。こちらのイーストは量が多い目に必要なのでしょうか。。。まあ、とりあえずやってみて考えることにしました。

少し練りが足りない気もしますが、こちらの料理書には日本のように細かく生地がどういう状態になるまで練るとか書いていないので、10分ほど練って少々練り足りないのですが、一時発酵に持ち込みました。

日本でも発酵の保温に即製で鍋を使っていましたので、今回も同じように鍋にお湯を沸かしてその上に皿を載せ、生地を載せてラップとフタをしてタオルで保温。この状態で発酵させている間に買い物に行くことにしました。
洋料理書では一時発酵は10分程度と短く、整形後の二次発酵が1時間程度と長く取られているのですが、10分ではほとんど変化がなかったため、日本と同じく、一次発酵に時間をとることにしました。
買い物に行って、シナモンパウダーを購入。帰ってくると約2倍に発酵していました。
初回としては1時間程度で膨れてくれてくれただけでも良しと思っているので、上出来。

16個に分割して、縦長に伸ばし油を塗ってシナモンを振りかけ、レーズンと蜂蜜をちらして巻き込みました。1個につき2個の生地を巻いて半分に切り、切り口を上にしてアルミ皿にのせて30分間2次発酵。

200度程度にオーブンを設定して15分で完成。一口サイズのベジシナモンロールができました。
卵とバターが入っていないので、風味は薄く、ふわふわには仕上がらなかったのの、焼き菓子的なお菓子パンにはなりました。初挑戦でしたので、合格点だと思います。

次回は練りやイーストの量などをもう少し調整してみたいと思います。

ちょうど焼きに入る前あたりでメールをみるとPさんから練習のキャンセルメール。
どうも筋肉痛とお疲れモードが重なったようでダウンした模様。やはり根をあげてしまったようです。

とりあえず焼きあがったものをつつんでPさんの家に持って行きました。Pさんの家は大学の近くで我が家からも近いのですが、ノックしても返事なし。遅れて大学に行くとの内容だったので、もう大学にいったのかと思い、研究室まで行ってみるとまだ来ていないとのこと。
とりあえずダンナさんにパンを預けて撤退。

家に帰ってからは夕食の「参鶏湯」作り。昨日は風が台風並みに強く、気温も急降下。一次発酵の間に行ったRalphsで丸鶏が大安売りしているのを見つけたため、「参鶏湯」を作ることにしました。2kgサイズ丸鶏で200円。いつもの3割程度の価格でした。
「参鶏湯」は鶏のお腹にもち米や木の実などの薬効の高い食材を詰めて煮込む有名な韓国スープ鍋です。今回はもち米とピーナッツ、小豆を詰めました。

鶏を煮ていてもう一度メールを確認すると、彼女からメールがあり、やはり今日は家に一日居るとのこと。もう一度研究室まで自転車で行って、パンを取ってきて彼女の家に寄って手渡してきました。研究室でクラスメイトのJさんに見つかってしまい、案の定「なにしてるの?」と聞かれてしまい、ことの顛末を話すと、「まだ練習に付き合っているの?」と少々あきれられていました。「今、辞めるわけにはいかないから。。。」と取り繕いつつ、苦笑い。気にしない気にしない。。。

まあ、私としてはパン作り実習ができただけで今日はかなり収穫がありました。渡す相手がなければなかなか作る気にはならないため、キャンセルになっても自分にはモチベーションを保つにも良いきっかけだったと思っています。
昨日もドタバタの一日でした。

昨日の献立は、参鶏湯、プッチンゲ、きゅうりとトマトの中華風サラダでした。参鶏湯は身が柔らかくとても美味でした。もち米も一緒に炊き込むので、ご飯とメイン、スープを同時作成でき、煮込み時間だけはかかるものの手間の掛からない料理です。

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