Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

さつま芋モンブラン。

2008-02-25 16:23:25 | 料理
ここのところまた寒い日が続いています。
こう寒いと水を触る料理へのモチベーションも下がり気味になりがちです。
ちょうど明日、私実家へ行くことが決まったので手土産菓子を製作することに。
時間はあるのですが、気持ちがなかなか乗らないこともあって、お菓子作りも億劫になっているので、強制的にこういう機会に作るのはいいことです。
それでも思わず買ってしまおうかと思ってしまうのですが。。。

この寒さを利用してパイかタルトにしようかとも思ったのですが、バターたっぷりなヘビーさがちときにかかってしまいました。最近はまたマクロビ傾向が復活しておりますので、できるだけ卵や肉、脂、砂糖とは遠ざかる志向になっています。

手土産なので自分がほとんど食べないのですが、ヘビーなものを作るにも気がめいる今日このごろです。
ということで、今回はさつま芋モンブランにすることにしました。
先日、とある講演会を大阪の上本町まで聴きに行ったときに立ち寄った道具屋筋でモンブランの口金を買いました。ダンナさんはモンブランが大好きで家でもモンブラン風のケーキを何度か作りましたが、やはり見た目がモンブランにならず豪華さがでないのが問題でした。

道具屋筋でお菓子道具が格安で売られていたので、シリコンマフィン型と口金、パイカッターなどを買いました。モンブラン口金はまだ使っていなかったのでちょうどいいお試しの機会となりました。

まずは土台のスポンジから。
卵を卵黄と卵白に分け、卵白に砂糖を加えツノが立つまで泡立てます。メレンゲが出来たら卵黄を1つずつ加えてかき混ぜます。

薄力粉をふるって一度に加えてゴムベラでさっくり混ぜます。最後に溶かしバターを加えて生地は完成。

これをシリコンマフィン型にすくい入れ、オーブンで170度で10分間焼きました。

シリコン型はやわらかく、引っ付かないので事前にバターを型に塗る必要がなく、焼き上がりはぺこっと取り出せるのが特徴。
生地もやわらかいと取り出しの時に型と同じくぺこっとへこむことがあるのでちょっと注意が必要ですが。。。

スポンジを型から出して冷ましている間に、さつま芋クリーム作り。
さつま芋は皮ごと電子レンジで10分程度加熱し、ふかしておきます。半割りにしてスプーンで中身を掬い取り、ボウルに入れて軽くマッシュします。

牛乳と砂糖を加えてやわらかく練り、さらにフードプロセッサーに入れて回しクリーム状にします。

このままでも使えるのですが、モンブラン口金で絞るので穴にクリームが詰まるのを防ぐため、最後に裏ごしをしてクリーム完成です。
さつま芋は繊維質が多いので裏ごしすると結構繊維やダマが出てきます。

できたクリームをモンブラン口金をつけた絞り袋に入れてスポンジの上に絞っていきます。初めてモンブラン口金を使ったのですが、なかなかいい感じです。

やはり道具は重要ですね。細口金1本で同じようにしても仕上がりがモンブランに似て非なるものにしかならないのですが、専用口金だとあっという間にモンブランになってしまいました。中身のクリームは同じなのに見栄えがぜんぜん違いますね。

いつかはクリと生クリームをつかった本当のモンブランを作ってみたいですね。
今回のさつま芋モンブランの方がかなりカロリー控えめで体にはこちらの方がいいのですが。。。問題はダンナさんにウケかどうかですね。

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