かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

今日は「食の科学」三昧の一日でした。

2005-09-15 23:04:12 | Weblog
 『調味料バトン』、早速お二人の方が応えていただき感謝感激です! 皆さん食べ物にはこだわりが有るようで、結構楽しい内容を読ませていただきました。それにしても今、ネット上にはたくさんの「バトン」があるみたいですが、これ、一体どなたが始めたのでしょうね? まあその気になれば好きなネタで誰でも始められそうですし、座してバトンが回ってくるのを待つばかりでなく、自ら生みの親になってみるのも一興かも知れません。ただ重複したネタが結構あるのかも知れないので、やるからにはちょっと調査してオリジナルなものにして放流したいものです。

 さて、昨日秋はまだ? と書いた途端、今日は一転して随分涼しくなりました。久々にカッターシャツの上から背広を着て歩きましたが、ほとんど汗をかかない位です。このままずっと涼しくなればいいんですが。そうして滅多に着ないスーツをまとい、ネクタイ締めて出かけましたのがインテックス大阪の名で知られている国際見本市会場。もちろん目的は来る関西オフ会の下見、ではなくて、れっきとしたお仕事で参りました。と言いつつ、ニュートラムの駅は通路が狭くて混雑するときは大変そうだ、とか、エレベーターが使いにくそうだ、とか、さりげなくチェックを入れてはおりましたが(笑)。それはともかく、仕事は「外食産業フェア」という見本市の見学です。日頃お付き合いのある食品メーカーさんが出展されているので、挨拶がてら、今や日本国民の食生活の3割を占める外食産業の「今」を体験しに行ったのです。3号館一つだけのこじんまりした見本市ではありましたが、どのブースの企業も新製品の宣伝に力を入れ、和洋中、主食から総菜からデザートから飲料まで、様々な一押し製品の試食が会場中に溢れておりました。一食一食はみな一口サイズなのですが、これだけ数があるともう軽く一巡りするだけでお腹一杯になるくらいです。色々珍しいものも食べられますし、つくづくこの仕事をやっていて良かった、と思う半日でした。
 午後は大阪の某所にてある食品関係の研究会に参加。我が国を代表する研究者の方々の発表を聞き、健康食品の最前線を味わってきました。ついていくのがやっとの難しい話もありましたが、色々とヒントになる話もたくさん聞けましたので、モトは充分取れたと思います。
 今日の新聞には、末期ガンを治療するために開発された新しい免疫細胞の活性化手段が紹介されておりましたし、こういった情報に接していると、いつか本当にヒトは不老不死を手にするんじゃないか、と思ったりします。是非22世紀を見てみたい私としては、ワクワクするような未来に手が届くのではないか、と心が躍る一日でした。

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彼岸花咲くも秋はまだ遠い。

2005-09-14 21:55:00 | Weblog
 今日も残暑厳しく汗だくの1日でした。昼間はまだまだ痛みを覚えるような陽光の下、つくつく法師があちこちで盛んにわめいておりますし、夕方にはえらく分厚くて真っ黒な雲が低い所にわだかまっているな、と思う間もなく土砂降りの夕立になって、あやうく間一髪で濡れネズミにならずにすんだりして、本当にまだ秋は遠いと思ってしまいます。ところが道ばたにはもう彼岸花がぽつぽつと咲き出していて、なんのかんの言ってもちゃんと季節は進んでいるんだ、と改めて感じ入った次第。この花達が満開になる頃には、さしもの残暑も矛を収めてくれることでしょう。

 さて、新聞などではどうも見た記憶がないのですが、北海道期待の星、鈴木宗男氏が公職選挙法に抵触したというニュースをネットで見ました。選挙運動の応援に、実の娘を使ったそうなんですが、この娘さんがまだ19才の未成年で、未成年者の選挙運動の一切を禁止する公職選挙法違反に問われる可能性があるそうです。結局北海道警がこの問題を立件するかどうかと言うことらしいですが、娘さんの親父を凌ぐ名演説での応援が大手民放で全国に放映されたそうですから、証拠としては申し分ない事でしょう。連座制が適用されたせいか、昔に比べて選挙違反の摘発が昨今目立つように感じるのですが、そんな風潮の中、この違反容疑がどう扱われるのか、しばらく注目したいと思います。私としてはここは一罰百戒、徹底的に選挙違反としての立件を望みますが、ここで摘発されたらさすがに鈴木宗男氏も政治生命は終わるでしょうし、何かと抵抗もされるのでしょうね。でもそれならもっと身辺に注意すべきですし、第一執行猶予中の身を思えば、この手の話には当然細心の注意を払っていてしかるべきでしょうに、案外ガードが甘かったのにはちょっと驚きました。おおらかなのか法をなめていたのか、もしこれで政治から引退なんて事になったら、本人も悔やむに悔やみきれないでしょうに、本当にそうならまさに自業自得、ですね。今のところ週刊誌が取り上げてますが、新聞にも出るようになったらいよいよ最期と言うことなのでしょう。

 民主党のリーダー選び、色々と取りざたされているようですが、はたしてどう決着が付くのでしょうか? それも大事だとは思いますが、次はバラエティ豊かな身内の整理をされるべきでしょう。具体的には旧社会党系の扱いになると思うのですが、今までのようになあなあですます事無く、はっきりその処遇を定めるべきでしょう。敗戦は党首の責任ではありますでしょうが、その党首の足を引っ張る要因を何とかしないと、いつまでたっても民主党は自民党に取って代わることが出来ないんじゃないでしょうか。
 
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『調味料バトン』をお受けいたしました。

2005-09-13 20:55:15 | Weblog
 まずは、取りあえず関西オフ会の日程が決まりました。余程のことがない限り、変更はまず無いと思います。当日は上天気だといいのですが。

 さて、先日うつりぎ?ゆき様の日記を巡回していたら、『調味料バトン』なるものに誘われてしまいました。前の音楽バトンの親戚ですね。どうやら色々なバトンがネット上には飛び交っているようです。どこかでこれを集計して一覧できるようにしてあれば面白いなと思うのですが、参加するだけでも結構楽しいイベントですので、まずは心を浮き立たせながら質問に答えてみたいと思います。

◆次のメニューにどんな調味料をかけますか?薬味は含みません。◆

☆目玉焼き:
トーストと食べるときはマヨネーズとケチャップ、ご飯と食べるときは醤油か、気分によりマヨネーズです。

☆納豆:
最近はタレがついている事が多いのでそれを使います。あとカラシも。普通サイズの生卵と混ぜるときもあります。

☆冷奴:
醤油です。

☆餃子:
外で食べるときと総菜で買ったときは、お店のタレか添付されているのを使います。うちで我が一族伝来の餃子(今は亡き御爺様が満州で現地の人に伝授されたという秘伝の味(笑)。)を作るときは、醤油+マヨネーズ+ラー油です。

☆カレーライス:
場合によってウスターソースをかけることがあります。

☆ナポリタン:
粉チーズくらい。

☆ピザ:
何も無し。辛いの苦手なんでタバスコもかけません。

☆生キャベツ:
基本は塩。といっても外で食べると勝手にドレッシングがかかっていたりして、なかなか塩だけで食べる機会がありません。

☆トマト:
何もかけないか、トンカツソースをかけます。

☆サラダ:
マヨネーズ。

☆カキフライ:
タルタルソース。何もかけずにパクつくときも。

☆メンチカツ:
かけるときはマヨネーズとケチャップとソース。でも、何もかけずに食べるときの方が多いです。

☆天ぷら:
お店で食べるときは天つゆ。うちで食べるときは何も付けずに食べます。たまに醤油かな?

☆とんかつ:
お店では備え付けのソース。美味しい自家製を置いていたりするときはうれしいですね。自宅ではメンチカツと同じで、何も付けない方が多いです。

☆ご飯:
ご飯でかけると言ったら生の溶き卵くらいでしょうか? あとは各種ふりかけ。子供の頃は桜デンプが好みでしたが、最近は全く食べないですね。あと、ごくたま~に、キナコをかけたりします。和風な菓子は大好きなのですよ。
ふりかけは数種類の野菜をフリーズドライした野菜ふりかけや鰹節のふりかけ、ゆかりが好きです。ごま塩、たらこなどはきらいじゃないですがあまり使いませんね。

◆周囲に意外だと驚かれる、好きな組み合わせはありますか?◆
自家製餃子をマヨネーズと醤油の組み合わせで食べるといったときはなかなか驚かれました。この食べ方は私の父の代に生まれたもので、以来ン十年我が家ではこれが標準なのですが、実際に口にしてもらうまでは皆さん躊躇なさるようです。

◆それが一般的なのだとは知っているが、苦手な組み合わせはありますか?◆
辛い香辛料は全般的に苦手。わさび、ショウガ位は使いますが、カラシは納豆の時位。タバスコの類はまず使いません。

◆バトンを回したい5名◆
 例によって麗夢ファンの方から選んでみました。ご覧になられた方で、一つ日記のネタにしてみてもいいかな? と思われた方、是非バトンを繋いで下さい。

 あんてあ様
 風丸様
 HIde様
 夢防人様
 と 
 介護人たま様

それでは皆様、よろしくお願いします。
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一夜明けてその様に改めて驚く。

2005-09-12 21:08:53 | Weblog
 一夜明けて新聞を見て改めてため息を一つ。自民大勝とは知ってましたけど、まさか、公明合わせて議席の三分の2をおさえてしまうとは思いませんでした。これでたとえ参院で否決されようとも、衆院でもう一回可決すればそれで何でも通ってしまうではありませんか。学校でそう言う制度があるとは習っておりましたが、まさかそれが実現可能になる日が来ようとは、正直信じられない思いです。小選挙区制恐るべし、ですね。もっとも日本は比例代表も組み合わせなので、小選挙区制一本の諸外国ほど極端にはならないらしい。カナダでは与党が負けて議席3つになったことがある、とか見てみますと、まだまだ今度の衆院選くらいで驚いていてはいけないな、と思ってしまいます。
 私は昨日の日記の通り民主党に入れちゃいましたが、無駄になったのは仕方ないとして、なぜ民主党が歴史的敗北を喫したのか、つらつら考えてしまいました。まあ色々有るんでしょうけど、やっぱりはっきりしなかったのが一番良くなかったんでしょうね。白黒決着付けたがる国民に民主党の話はあまりに割り切りが良くなかった。郵政民営化反対なら反対でしっかり貫けば良かったんでしょう。まあそうなればなったで、私は民主党には入れなかったでしょう。私が民主党を選んだのは、曲がりなりにも郵政民営化そのものへは民主党が反対してなかった、ということも有ったのですから。まあこの機会に今度こそ内側を整理整頓して、ちゃんとした政党になってから改めて政権に挑戦して欲しいです。内容はどうあれ今回自民党は小泉首相によってきれいさっぱり生まれ変わってしまったようですが、権力にあるものはいつかかならず腐敗してきますから、その時ちゃんと交代できるように野党も頑張らないといけません。それも共産党や社民党が頼りになるわけ有りませんから、ここは何としても民主党に頑張ってもらうしかないのです。妙な色気を出していらざる所と連携したりせず、コアをしっかり構築して力を蓄えて欲しいですね。
 
 以外だったのは社民党。まさか議席維持で生き残るとは。今度こそ息の根止まって解党するのかも、と思っておりましただけに、そのしぶとさには驚かされました。しかも北と西で執行猶予中の犯罪者同士仲良く当選なんて、余程二人は縁があるのでしょう。彼女と彼を支援した人々の気持ちが正直私には理解できませんが、せめて選ばれたからには、志は違えど、ちゃんと国のために働いてもらいたいものです。もっとも、国会の勢力図がこのように塗り変わってしまった以上、二人を含めたその他小勢がどう吠えようと、何の影響力も発揮できないのでしょうね。そこがまた小選挙区制の力なのでしょう。これからそんな無力感に苛まれ続けるのだな、と思うと、せっかくの当選もいっそ可哀想に感じます。

 今回色々新聞を見ていて、改めて思いを深くしたのが我が県の市町村別投票率。うちの市が平均を下回ったのには忸怩たる思いが残りますが、それよりも衝撃的なのが有権者数が千人を切る自治体が4つ有ったこと。1000人を超えていても人口と有権者数の差が100人あるかないかと言うところも多く、いかに高齢者が著しく多いかが透けて見えます。こういう所が今後どうなるのか。10年後、15年後には地図から消える村も出てくるかも知れません。首相は郵政民営化でも地方切り捨てはしないと明言されておりますが、国が切らないでも田舎の方から灯が消えていくのが現実だと思います。縮小は避けられないこうした現実を見据えつつ、為政者には将来の国のあり方を練ってもらいたいと思います。


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結局自民大勝だそうですね。

2005-09-11 22:03:35 | Weblog
 今日はいよいよ衆院選! 私もお昼過ぎに最寄りの投票所に参りましたが、前評判通り選挙民の出足は好調のようで、いつになく投票所が活気づいて見えました。投票率も前回を上回るのは確実のようで、既に幾つかの選挙区では結果が出始めているようです。その他色々見てますとどうやら自民党の大勝は確実の様子。うーん、こうなるだろうなと思いつつも、ひょっとして、と思っていただけに、ちょっと当たり前すぎてくすぶる不満が・・・。
 実は今回、それぞれの政党マニフェストの科学技術振興政策を選択の目安にしようと思っていたのですが、自民、民主とも代わり映えしないのです。いや、自民党は今までの政策を並べ立てておりますのでそれなりに充実しているのですが、民主党はいまいち練りきれていないと言うか、粗雑というか、具体的に自民党とどれほど違うのかが見えにくい。その点はっきりしているのが共産党で、我が国で活動している科学技術者の末端にこびり付いて日々の糧を得ている者としては、一番共感できる振興策が並べられておりました。でも、根本的にその思想は相容れるところがないのですよね。いくら科学技術振興が私にとって重要争点だからと言って、それだけで共産党に一票投じるわけには行かないのです。せめて民主党が共産党の半分でも書いていてくれたらこんなに迷わずにすんだんですが、いたしかたありません。
 で、結局どちらに入れたか、ですけど、私は悩みに悩んだ末、今回は民主党を選んでみました。科学技術振興策で自民党政権は国の研究機関や国立大学を独立行政法人なる奇怪な組織にしてしまった上、博士号をとって卒業しても就職先に困るという事態を生み出し、お金にならない基礎学問を軽視して、産業振興策としての科学技術という流れを定着させてしまいました。その「実績」を考慮すると、自民党という選択はかなり抵抗が大きかったのです。でも、実は民主党だって基本的には産業振興策としての科学技術という見方でした。ですから選択肢として民主党というのも大きな問題が有ったのですが、民主党はまだ実際に政権についたことがありませんから、ひょっとして政権についたあと、現実に振興策を進めるに当たって色々識者の意見を採り入れ、マニフェストを修正してくれるかも知れない、という極小の可能性を期待してみたのでした。郵政民営化案をあれほど軌道修正をした民主党ですから、可能性としては無いわけではないと思います。少なくとも自民党が今の路線を修正することはまずありえませんから、幻滅させられる可能性大とは言え、現時点ではまだ夢を見られる選択だったと言えるでしょう。
 それに、民主党に一度政権を経験させてあげたかった。自民党と交代できる政治軸として選択するにはまだ心許ない様子でしたから、政権につくことでその辺りの経験値をためてくれれば、もう少し信頼を寄せられる組織になってくれたかも知れません。今となっては夢物語で、恐らく敗戦責任を問う内紛と、場合によっては分裂が待っているのでしょう。あまり割れすぎて弱小勢力になってしまわないように、また、組織保全を図るあまり余計に訳の分からないのを引き込んだりしないようにして欲しいと思います。その状況次第で、次の選挙、恐らく参院選でしょうが、そこでの一票の行き先を検討したいと思います。
 自民党には、科学技術振興政策では期待できませんが、郵政民営化は今度こそちゃんと成立させてもらいましょう。少なくともそれが最大の公約だったんですから。

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ディスティニー計画公表!・・・でも良く判らない。

2005-09-10 23:12:02 | アニメ特撮
 衆院選もいよいよ最期の日。うちは田舎の選挙区の中でも、比較的人口密集度の高い新興住宅地。夕刻には時間ぎりぎりまで候補者の選挙カーがボリューム目一杯あげて入れ替わり立ち替わりやって来ておりました。おかげでうるさいうるさい。ただ候補者の名前をがなり立てるだけで、政策が判るわけでも無し面白い事を言うわけでもない。まあ口調の悲壮感にああ、明日投票日だったな、と言うのが伺えるだけで、それなら選挙管理委員会の宣伝車だけで充分なので、いい加減ああいう意味のないことは止めて欲しいと思います。ちょっとだけ、うるさい候補者は投票候補からはずしてやろうと思っていたのですが、全候補まんべんなく来て騒音をまき散らしていってくれたので、この件に関しては各候補とも同じ列に並んでしまいました。誰に、というかどちらに入れるかと言うのは、もうちょっと悩みそうです。
 それにしても、もう今回の選挙では、候補者個人の事など正直どうでもよくなっているように感じられます。もちろんそれなりにやる気と能力のある人を選んで国会に行ってもらわねばならないのですが、要するに今回の選挙は小泉・自民か岡田・民主かを選択するもので、小選挙区の各候補者はその代理にすぎないように見えるのです。これならいっそのこと全部比例にして、政党名で選挙しても同じのような気がしたりもします。色々弊害はあるでしょうが、少なくとも地元利益誘導型の前世紀の遺物的政治屋候補はこれで除外できるでしょう。

 さて、選挙カーの騒音に悩まされつつ今日も種デスをしっかり見ていたのですが、ちょっと呆れたというか感心したというか、よくここでミーアの総集編を入れる余裕があったな、と。
まあ時間にして半分くらい、ミーアの日記をベースに駆け足のまとめでしたが、それでも残り和数とこれから描かねばならないことを勘案すれば、これは余りに貴重な時間だったのではないでしょうか? 
 まあ、お話はようやくデュランダル議長がディスティニー計画なるものをブチあげて真の目的を明らかにしたので来週は急転直下にお話が進むものと思いますが、あれだけではまだ議長が人類の敵になるにはインパクトが弱すぎですね。あの世界では、デュランダル議長は自分達の利益のために戦争を誘導する死の商人達を大変な苦労の末撃ち破った大英雄ですから、あれだけの演説で、聴衆が不安を覚えるようには思えないのです。議長を英雄視している人々なら、あの演説だけなら何か戦争のない世界を築くための建設的かつ魅力的なプランを提案してくれているように聞こえたりしないのでしょうか? 聴衆の不安げな様子は、どうも話を強引に進めるための予定調和にしか見えなかったです。
 グラディス艦長も、あそこは名前でなくかつて呼びかけていた愛称で言って欲しかった。レイが「ギル」と愛称で議長に呼びかけている位だから、かつての愛人ならここは「ギルバート」じゃなくてやっぱり「ギル」だったと思うのですが。ラストのラクス怒りの面もちは、珍しくて結構いいな、と思ってしまいました。ただ、自分の理想世界建設のために他人の命を弄ぶ議長に怒りを覚えるというのはちょっとありがちですし、描き方がどうも個人的私怨を晴らすために議長に敵対するように見えてしまったのが難点でした。戦争を無くすためのディスティニー計画という議長の提案に対し、結局有効な政治的対案を示せないアークエンジェル陣営の弱さが出てしまっているんでしょうか? オーブやラクスはデュランダル議長と対立する一つの政治軸なんですから、どんな形であれ、ディスティニー計画じゃない対戦争対策案を提示して欲しかった。このままだと、まさにいみじくもかつてアスランが述べたごとく、アークエンジェル陣営はただ戦場を混乱させただけで終わっちゃいそうです。
 少なくとも、議長が最期に「私をここで殺してどうやって戦争を根絶するつもりだ~!」とか断末魔に言わせて、キラやアスランが「これから考えていかなくてはね」なんて深刻そうに語り合って終わり、何て言うんじゃないことを祈ります。

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お昼寝の有効性を取り入れる学校が出てきたようです。

2005-09-09 23:50:26 | Weblog
 今日の雨はすごかったです。それまで暑いくらいの青空だなと思っていたら、文字通り一点にわかにかき曇って、濃い灰色の雲が次々と押し寄せてはわだかまり、ゆっくりを渦をなしつつ、地上ではこの間の台風よりもはるかに強烈な風が吹きまくり、私はひょっとして竜巻でも見られるのではないか、と期待してその雲の動きをじっと見ておりました。が、残念ながら渦はそれ以上速くなることもなく、そのうちに沛然と雨が降り出したかと思うとストロボを焚いたような光が窓外に溢れて地鳴りのような雷鳴が轟きました。雨は見る間に立錐の余地無く地面を叩く様になって、それはもう壮観でした。近所の町では一時間に90ミリも降ったんだそうですが、9月になってこんな天気が拝めるとは、正直思っても見ませんでした。

 さて、今日日の学校では色々な試みがなされているようで、福岡県のある高校では、昼休みに15分間の昼寝タイムを設け、その間モーツァルトの曲を流して、生徒に昼寝を勧めたんだそうです。もちろん横になるようなスペースはなく、皆机に突っ伏して寝ていたそうですが、この時間に昼寝した生徒は、勉強にやる気がでて成績も向上したんだとか。短時間の昼寝が午後の生産的活動に有効なのは大分知られてきましたが、学校でそう言うのを導入するところが出ようとは、ちょっと驚かされました。そろそろ我が国も無意味な精神主義から学術的根拠に基づく合理的発想を尊重する時代になりつつあるのかも知れませんね。うちの職場も早くそうなってくれればいいんですが。でも、モーツァルトって、寝るのにいい音楽なんでしょうか? 私なら出来ればバッハをリクエストしたいのですが。

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子供の心も脳と遺伝子の研究で解明!

2005-09-08 22:01:25 | Weblog
 今日夕刊を読んでますと、大阪大学と浜松医科大学の研究者が共同で、最近子供の異常として世情を騒がす学習障害(LD)や注意欠陥・多動性障害(ADHD)などを科学的に解明する研究をスタートさせるそうです。それも精神医学や心理学だけでなく、脳科学や遺伝子レベル、分子レベルでの研究を行い、その結果を基に、診断技術や治療方法、それに教育手法の開発を目指すと共に、非行や犯罪の背景にある「心の歪み」を解明しようと言う野心的な試みです。ようやくそう言う視点から心の異常を捕らえ、研究する体制が我が国にも生まれたことを、私は素直に喜びます。両大学は、来年度「子どものこころの発達研究センター」を設置するそうで、その運営予算1億3000万円を文部科学省が来年度予算の概算要求に盛り込んだとか。研究者は大阪13人、浜松15人の体制だそうですから、それに対してこの金額はあまりに少ない。しかも運営費ですから、そのセンターとやらの事務経費や光熱水費などの様々な必要経費にしかならないのでしょう。ここは是非研究費もちゃんと予算化して、満額財務省からむしり取ってきて欲しいものです。取りあえず少なくてもないよりはましなので、見事な成果が上がることを期待しております。
 出来ればその過程で、ゲームや映像、漫画、などの犯罪行動に対する影響も客観的に評価していただきたく思います。もう根拠の薄いオタクメディア原因説は見飽きました。法律でそれらを規制しようというのなら、ちゃんとした評価に耐えるデータに基づいた証明をした上でやるべきです。私も研究の結果、やはりそれらメディアは犯罪衝動に大きな影響がある、と言う結果が出たなら、潔く認めてその規制に積極的に賛成いたしましょう。でも、そう言った研究も無いまま憶測で決めつけられては、反発よりすることがありません。この両大学の研究がはたしてそこまで視野に入れたものかどうかは新聞の記事からは判りかねますが、おおまかな研究目標からすればあっても不思議ではないはずなので、是非その結果が公表されるのを待ちたいと思います。

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疑問票は全部無効にすべきだと思います。

2005-09-07 22:14:22 | Weblog
 台風14号は、結局私のところでは大したこともなく、20m位の風速の風で花壇の草花が寝転がったくらいで行ってしまいました。さすがに大台ヶ原を水源とする吉野川は、日頃滅多に見ない濁流渦巻く様子を見せて、やはり大きな川だったのだと再認識させるなかなかの壮観ですが、それも堤防や橋を危うくするような所まではいきませんでした。ただ、未明に職場で停電があったらしく、一晩中動かしていた真空凍結乾燥機という機械が、朝来たら止まっておりました。幸い機械も中の試料も無事でしたが、やり直しの余計な手間と肝が冷えたのが最大の被害と言えるでしょう。まあ遠く日本海を北上しただけで橋が流れたり山が崩れたりなどそれ以上の被害が出ていたら大変ですが、今回の台風がもう少し早めに東に進路を変えていたら、こちらも無事ではすまなかったかも知れません。甚大な被害を受けた九州や中国地方には、早期の回復を祈念いたします。

 さて、今日の新聞に今度の選挙における疑問票の扱いに関する記事が出ておりました。要するに書き間違いの票をどこまで有効と見なすか、という問題ですが、これに関しては選挙事務を担当する各市区町村の選挙管理委員会に判断がゆだねられているそうで、同じ様な事例でも委員会によっては判断が異なることもあり得るそうです。でも、私に言わせれば書き間違いは全て無効にして構わないのではないでしょうか。公職選挙法第67条で、投票したヒトの意志が明確ならその投票を有効とし、できるだけ投票したヒトの意向をくみ取るようにと有るそうです。でも、選管ごとに判断が微妙に異なるなどと言うように公平性が保たれているとは言い難いですし、そもそも選挙の注意書きは投票所に行けばくどいほど書いてあり、立候補者の名前や政党もちゃんとその場に張り出してあります。記号や番号で書くなら勘違いで間違うこともあるでしょうが、我が国に置いて、幾ら新党が増えたり新人が出ていたりしたからといって、それを書き間違えるなどと言うのは正直ちょっと信じられません。新聞に例として出ていた「ムネオ新党」とか「鈴木大地」等という間違いを新党大地の間違いが明白だから有効、等というのは、冗談にしか聞こえないのです。私は基本的にそう言うおおらかさとは無縁の心の狭い人間ですので、高々数文字、それも暗記して書くというならともかく目に付くところにちゃんと書いてある数文字を間違えるような輩の票を有効と認めたくありません。第一、そう言った票が無効か有効かで後々まで争うなどということがある以上、そう言うものは全て無効にして、選挙管理委員会の苦労を少しでも軽くすると共に、選挙結果を単純明快にするべきでは無いでしょうか? 伯仲の接戦の結果、無効票の解釈でずるずる泥仕合をするようなのは見たくないのです。

・・・でも、無効例として上がっていた「福島・民主党」と言うのには失礼ながら笑ってしまいました。この一言に、もう選挙結果が現れているような気がしたもので・・・。

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遺伝子が「心」を決めているのか?

2005-09-06 21:02:57 | Weblog
 8月20日の日記で、種デスのデュランダル議長がDNAいじって争いのない世界を作ろうとしているというディスティニー計画をありえない、と笑ってしまいましたが、どうも実は笑い事ではないのかも知れません。セロトニントランスポーター関連遺伝子多型の違いが、栄養指導を素直に受け容れるかどうかに関わりがある、という報告が、女子栄養大学から有りました。セロトニンは脳内の神経伝達物質の一つでトランスポーターというのはそのセロトニンを再回収する役目を持つタンパク質だそうです。遺伝的多型というのはある生物種の集団の中で、塩基配列がちょっと違うというもの。まあ難しい話はさておき、要するに、遺伝子の違いがヒトの行動を左右する可能性があることが示唆されているというのが重要なところです。もちろんまだそれは確実とは言えないと思うのですが、この研究を行った研究者は、行動変容は遺伝子に基づいて解釈すべきで、ゆとり教育が失敗したのも日本人の遺伝的多型が関係しているのでは無かろうか」と語っているとか。心理学も精神分析学も、これからはゲノム科学を抜きにしては語れない時代が来ようとしているのでしょう。そして、遺伝子工学の発達が、近い将来デュランダル議長の夢を実現するところまで行き着くのも時間の問題なのかも知れません。私個人としては、政治的、社会的な制約など無いままに、このままずっと研究が進んで欲しいと願っております。いや別にディスティニー計画を実現して欲しいと思っているわけではなくて、純粋な知的好奇心の赴くままに、心の在処、喜怒哀楽の源、思考や記憶、ヒトのヒトたる所以、神の実在などが解ける日が来るのを見てみたいのです。そんなことが判ってしまったら人生面白くなくなる、と思われる人も出てくるかも知れませんが、その時にはもっと新たな謎が生まれて、飽くなき好奇心を刺激してくれていることでしょう。そんな素晴らしい未来が早くやってきますように、私が生きている間に実現しますように、心から祈りたいと思います。

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関西オフ会企画進行中。

2005-09-05 21:39:52 | Weblog
 今朝は久しぶりに夢を見ました。それも随分ドラマ仕立てな夢を。近鉄電車で今はもう退職して久しいかつての上司と連れだって名古屋方面に移動しているのですが、途中電車を乗り換えたり、途中停車駅の様子が窺えたりと夢らしい飛躍も異常も無いまま淡々と内容が進んでいくのです。そのうちに目が覚めましたが、リアルタイムで電車に乗っていたような気がして、目覚めてからも妙な気分でした。これでその上司が亡くなりでもしていたならまさしく「ドラマ」ですが、どうもそんなこともないようです。もともと私はその類の霊感などには乏しい人間なので、やはり夢は夢でしかないようです。
 
 さて、オフ会はなかなか日程の調整が難しいですが、どうやら9月25日の方が参加人数が多いので、こちらで決まりそうです。出来れば声をかけた方皆さんに集まっていただける日が設定できたら言うこと無いのですが、私自身も含め、そうそう時間に自由がきくわけでもなく、といってずるずる後に伸ばしてもしょうがないので、もう少し参加される方のお返事を集めてから、正式に決めてしまいたいと思います。今回残念な方にはまた改めて日程調整して、秋のオフ会第2弾でも行うことでご理解賜りましょう。
 人数が決まったら次はお店の予約をしないといけません。なるべくリーズナブルに、皆さんでわいわいがやがや出来る環境の所を捜したいものです。

 
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「科学」を語る「政治」が欲しい。

2005-09-04 21:55:24 | Weblog
 秋の関西オフ会の機運がにわかに高まり、再来週かその次の週くらいに京都で開催という予定で動き出しました。取りあえず幹事役を仰せつかっているような気配ですので、幾つか手頃なお店を捜しております。そう言った用途専用のサイトもあり、メニューや店の様子などもネット上で確認できる上、割引サービスなども充実しているので、ありがたく利用させてもらっています。さて今度は和洋中どれにしたものか、予算と地域で絞り込みをかけて、何店かピックアップしてみました。日程と人数が大体定まったところで、その中から予約しておさえられた店にしようと思っております。
 
 さて、先頃ヒトゲノムの研究において画期的な研究成果が公表されました。30億塩基対からなる人間のDNAのうち、タンパク質を合成する情報、即ち遺伝子はそのうちの2%に過ぎず、それ以外はいわゆるジャンク、つまり過去の進化の過程で利用されなくなったがらくた領域というのが定説でした。所が、そう言ったジャンク領域に、数万種類に及ぶ様々なRNAを生み出すコードが隠れていたことが判ったというのです。RNAは、遺伝子コードを読み出すメッセンジャーRNAや、タンパク質合成のためにリボゾームに材料を運び込むトランスファーRNAの様に、仲介役、伝達役という、いわば補助的な役割が知られていましたが、今度新たに判ったRNA群はタンパク合成と関係が無く、自ら他のRNAやタンパク質に作用して、その働きを調整する役目を持っているというのです。これで、ゲノムの有意味領域は、従来の2%から70%程度まで拡大する可能性が有るんだとか。遺伝子とタンパク質中心に語られてきた20世紀型遺伝子工学は、どうやらこれで新たな局面を迎え、RNA工学として一新される、21世紀型に進化する事になるのでしょう。ダイナミックな生命現象が次々と明らかにされる様は、なかなか知的興奮に溢れるものがあります。難しいという最大の難点はありますが、頭の及ぶ限りついていきたい夢の世界です。夢だって、そう言った視点から説かれる日が来ることでしょう。早くそんな研究成果を見てみたい物です。
 ところで佳境に入った衆院選、自民、民主とも、こういった科学振興についてはどれくらい真剣に考え、まともな政策課題に取り上げてくれているのでしょう?ES細胞研究だって、どうもお茶を濁しているような所がなきにしもあらず、と言う感じがするのですが、このさい私としては双方の公約をちゃんと読んで、科学振興政策についてより具体的で夢のある提言をしてくれている方に自分の一票を使おうと思います。どちらも玉虫色の抽象論だったときはどうしたものか、その時はまた考え直しですね。

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物語の王道は退屈だけれど安心もできる。

2005-09-03 22:46:33 | アニメ特撮
 また強烈な台風が近づいてきております。予報では3日後に再接近するみたいなので、来週は雨ばかりになりそうです。なるだけ穏便に過ぎて欲しいものですが、さてどうなりますか。台風と言えばアメリカを襲った奴は大変な被害をもたらしているようです。あれだけの規模の台風に直撃されて大したことがないはずがないのですが、それはともかく、いまだに救出作業が進まないとか、あまつさえ略奪暴動が発生しているとか、一体彼の国はどうなっているのでしょう? 日本みたいに大災害の後も粛々として皆冷静かつ大人しく行動する国民の方が世界的にみて珍しいという話も聞きますが、それにしてもあのなかなか収拾が着かない様子が信じ難く目に映ります。うまくいっているときは目に付かなくても、こういう極限状態に置かれると露わになる事がある。アメリカの混乱ぶりは、彼の国に内在するもろさというか、危うさを明らかにしてくれたのかも知れません。今のところ我が国は食料、エネルギーなど彼の国に依存しきっておりますが、いざというときちゃんと独り立ちできるように考えておくべきでしょう。

 さて、今日の種デスは、また物語上最上級の重要人物が一人逝きました。議長のラクスことミーア・キャンベル。死に方がもうお約束としか言い様のない芸の無さでちょっと見ていてがっくりきましたが、王道というのはこういうパターンにあるのかも知れません。少なくともその通りにしていれば大はずれはしませんしね。デュランダル議長という魔王メフィストの甘言に惑わされ、一時の悦楽のために実りあるはずの人生を失った薄幸の少女になってしまいました。・・・とはいえ、本当に死んだかどうかは来週を見ないと判定できないのがこの番組の困ったところで、なにせ宇宙空間で高エネルギービームを受けて爆発しても、核爆発の爆心地からでも生還することがある世界ですから。ほぼ間違いなく死んだと思いつつ、一抹の不安(期待?)が拭えないのです。

 その話を軸に、常識人のアスランとどこか飛び抜けてしまった超楽天家のキラとラクスの掛け合い、洋服試着シーンでラクスが見せた普通の女の子っぽい仕草と焦るキラ、など、これも定番と言えば定番な演出ですが、それなりに楽しめたのでまあ良しといたしましょう。あとは議長の化けの皮がどう剥がされるのか。ジブリールの遺産「レクイエム」システムを手にした議長が、その砲口を地球に突きつけて、自らの理想社会建設を強引に地球に迫り、それをキラ達が防ぐ、という話にでもなるのか、と思いますが、デュランダルに引導をくれるのは誰の役割なのか。タリア艦長あたりになるのかもと想像しております。

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今日は何の日? 

2005-09-02 22:00:24 | Weblog
 本日は9月2日、今を去ることン年前の午前10時45分、大阪の地で玉のように可愛らしい(かどうかは知りません)男の子が誕生しました。長じて今はこうして日記を付けていたりするのですが、回りくどい言い方をしなくても、今日は私の誕生日というわけです。もう誕生日だからと言ってうれしがる年でもありませんが、それでもこの世に生を受けた大事な日だという認識はあると見えて、ちょっとうれしかったりします。
 ところで、今日と言えば60年前、日本が降伏文書に調印し、大東亜戦争の敗戦が決定した記念日でもあります。こちらの方も自分の誕生日と同じ日、と思うとなかなか感慨深いものがあります。所が、我が国ではなぜか今日ではなく、8月15日を終戦としています。まあそれまで神聖不可侵の現人神であらせられた天皇陛下が肉声を持って矛を収める宣言をなされ、大多数の国民がその時点で戦争状態を止めたのですから、8月15日を終戦とするのはそれはそれでいいのかも知れません。でも、その後も引き続き満州居留民をソビエト軍が追いかけ回していましたし、まだ戦争が終わっていない日本人も多数いたわけです。そのことを忘れているのではないかという気がいたします。ざっと新聞を眺めてみても降伏文書調印の記念日であることを知らせる記事はどこにも見あたりませんでした。1982年に8月15日を「戦歿者を追悼し平和を祈念する日」として終戦記念日にする閣議決定がなされたとは言え、確かに戦争が終わったことを決めた今日をないがしろにするのはやはりおかしいと思うのです。今更終戦を今日にしなければおかしい、とまでは申しませんが、今日が大東亜戦争史において大変重要な日であることは、日本国民として知っているべきではないでしょうか? 私の職場でも、降伏文書に調印した事自体を知る者は一人もおりません。大体社会の教科書にこのことは載っているんでしょうか? いや、社会科の教師自体、今日のことを知っているんでしょうか? 去年も書いてますけど、8月15日を神聖視するあまり、それを疑問に思った私のようなあまのじゃくを頭ごなしに怒鳴りつけるような教師だけは、この世から消えてもらいたいものです。
 
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健康なはずなのに疲れとだるさが・・・。

2005-09-01 22:08:21 | Weblog
 今日から月も改まって9月となりました。1年の三分の一がはや過ぎたわけです。日もすっかり短くなりましたし、今日はツクツクホウシの声を聞き、いよいよ夏も終わりだなと感慨を新たにした次第。そろそろ気分一新して行動に移さねばと思っておりましたら、いつの間にか拙サイトが3万ヒットを超えているではありませんか。カウンタから逆算して、恐らく先週末に超えたようです。どなたが踏まれたか存じませんが、もし申し出ていただければ何かお礼に記念のものを用意させていただきます。まあそれよりも、まず自分のサイトをいい加減夏コミ仕様から変更いたしませんとね。この週末はその作業にかかりきりになりそうです。
 さて、秋は私のもっとも好きな季節なのですが、体調は気分ほどには好転してくれないようです。と言っても、数字の上では問題なく、血圧を測ってみても、3ヶ月前に145、1ヶ月前は135を記録したのが、最近は120前後とすっかり標準に戻っております。これから寒くなれば血圧が更に上がるに違いないと恐れ戦いていたのですが、この調子なら大丈夫のようです。体重も4月以来ずっと減少の傾向を続け、月1キロのペースで減量中なのです。これは毎日浴びるほど飲む緑茶のおかげか、欠かさず顔をしかめながら舐め続けた梅肉エキスが効いているのか、特に運動しているわけでもないのに減り続けるのはひょっとして何か病気? と思わないでもないですが、ちょうど標準体重になった現状からどう変化するかを見て、医者に行くかどうか決めようと思います。
 ところが数字的には全く問題ないはずであるにもかかわらず、今日は身体が重くて眠たくて仕方がありません。睡眠はそれなりに取っている積もりなのですが、夏ばてが出てきているんでしょうか。それとも、身体が異常時の高血圧状態に慣れてしまい、血圧が標準状態まで下がったのが堪えているのかも知れません。医学的には健康な状態なはずなのに、活力が失われると言うのはどうも理不尽な気がいたしますが、この状態に慣れるのを待つしかないようです。


 
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