かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

彼岸花咲くも秋はまだ遠い。

2005-09-14 21:55:00 | Weblog
 今日も残暑厳しく汗だくの1日でした。昼間はまだまだ痛みを覚えるような陽光の下、つくつく法師があちこちで盛んにわめいておりますし、夕方にはえらく分厚くて真っ黒な雲が低い所にわだかまっているな、と思う間もなく土砂降りの夕立になって、あやうく間一髪で濡れネズミにならずにすんだりして、本当にまだ秋は遠いと思ってしまいます。ところが道ばたにはもう彼岸花がぽつぽつと咲き出していて、なんのかんの言ってもちゃんと季節は進んでいるんだ、と改めて感じ入った次第。この花達が満開になる頃には、さしもの残暑も矛を収めてくれることでしょう。

 さて、新聞などではどうも見た記憶がないのですが、北海道期待の星、鈴木宗男氏が公職選挙法に抵触したというニュースをネットで見ました。選挙運動の応援に、実の娘を使ったそうなんですが、この娘さんがまだ19才の未成年で、未成年者の選挙運動の一切を禁止する公職選挙法違反に問われる可能性があるそうです。結局北海道警がこの問題を立件するかどうかと言うことらしいですが、娘さんの親父を凌ぐ名演説での応援が大手民放で全国に放映されたそうですから、証拠としては申し分ない事でしょう。連座制が適用されたせいか、昔に比べて選挙違反の摘発が昨今目立つように感じるのですが、そんな風潮の中、この違反容疑がどう扱われるのか、しばらく注目したいと思います。私としてはここは一罰百戒、徹底的に選挙違反としての立件を望みますが、ここで摘発されたらさすがに鈴木宗男氏も政治生命は終わるでしょうし、何かと抵抗もされるのでしょうね。でもそれならもっと身辺に注意すべきですし、第一執行猶予中の身を思えば、この手の話には当然細心の注意を払っていてしかるべきでしょうに、案外ガードが甘かったのにはちょっと驚きました。おおらかなのか法をなめていたのか、もしこれで政治から引退なんて事になったら、本人も悔やむに悔やみきれないでしょうに、本当にそうならまさに自業自得、ですね。今のところ週刊誌が取り上げてますが、新聞にも出るようになったらいよいよ最期と言うことなのでしょう。

 民主党のリーダー選び、色々と取りざたされているようですが、はたしてどう決着が付くのでしょうか? それも大事だとは思いますが、次はバラエティ豊かな身内の整理をされるべきでしょう。具体的には旧社会党系の扱いになると思うのですが、今までのようになあなあですます事無く、はっきりその処遇を定めるべきでしょう。敗戦は党首の責任ではありますでしょうが、その党首の足を引っ張る要因を何とかしないと、いつまでたっても民主党は自民党に取って代わることが出来ないんじゃないでしょうか。
 
コメント
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