かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

早くも満開の桜の枝を切って回る悪党が関西に出没しているようです。

2018-03-29 20:24:00 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は9.1℃、最高気温は23.1℃、五條市アメダスの最低気温は5.8℃、最高気温は23.8℃でした。このところずっと晴れて気温も高めに推移し、身近の桜は早くも満開になっていますが、まだ3月です。春というのは、移動性の高気圧と低気圧が交互にきて、数日おきに雨が降るもの、と思っていましたが、天気予報を見る限りそんな様子は一向に無く、来週もずっと晴れ、しかも初夏並みの高温になってくるのだとか。春先の一時的な寒気のぶり返しを考え少しだけ灯油を温存していたのに、この分では使う間もなく夏を迎えてしまいます。あまり寒いのは困りますが、少しは春らしい穏やかな冷え込みがやってこないものでしょうか。

 さて、そんな満開を迎えている桜が、大阪や奈良で次々と何者かによって枝を切断されたり樹ごと引き抜かれたりしている事件が相次いでいるそうです。
 桜が切られたのは、東大阪市の「加納北公園」で25本中11本、うち3本は根本からバッサリ、奈良県王子町では240本中100本以上が枝を切り落とされ、苗木2本が引き抜かれて持ち去られてしまいました。警察は、器物損壊や窃盗の疑いで捜査しているとのことですが、一体満開の桜を太い枝のところから切り落としたり苗を持ち去ったりして、どうしようというのでしょう? 蕾〜ほころびの段階なら活け花やディスプレイの素材として売れそうですが、花が開ききってしまっては、枝を切った後はそう長持ちはしないでしょう。単なる嫌がらせや愉快犯ならわざわざ持ち去ることもないような気もしますし、一体『犯人』は何者で何が目的だったのか、謎が多い「事件」です。特に桜は枝の切り口が癒合しにくく、その大きさ次第では枯れてしまう事もありますから事態は深刻です。そうでなくてもソメイヨシノは寿命が短いのですから、何が目的であれ、余計な手を入れないようにして欲しいものです。

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