かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ついに「明晰夢」のきっかけが掴めたかも? さらなる精進が必要ですね。

2015-03-18 20:32:25 | 夢、易占
 今日も暖かな一日でしたが、夕方、帰宅する前に雨が本降りになるとは、少々あてが外れました。あと2時間位降らずにいてくれたら余計に濡れなくてすんだのですが。ただこの雨で花粉が少しでも和らぐのならありがたいです。

 さて、この所夢見は調子がいいのか、昨夜も複数の夢を観ることができました。基本3題ですが、残念ながら最初の一つは、観た、という記憶のみ残って、内容は全く覚えておりません。仕方ないので、覚えている二つを記録しておきましょう。

夢その1
 1万m上空にいると認識しています。飛行機、それも多分やや小型の旅客機だと思いますが、その非常ドアを開けているのか、はたまた空挺部隊の乗る輸送機のように後ろがすぱっと開いているのか、今ひとつ判然としない状況で、私は身を乗り出して今にも飛び降りようとしています。その時ふと、これが夢であることに唐突に私は気づきました。気づいた上で、その確証を得るために、いつも起きている時に心がけているように手のひらを見つめ、「これは夢か?」と自分に問い正しました。そこで、よりはっきりとこれが夢だと確信できました。夢なら空を飛ぶことも可能です。私は恐れることもなく無造作に虚空に身を投げました。心のわだかまりがすっかり飛び散って晴れ渡る空のように爽快な気分を味わいつつ、飛ぶというよりは空を滑り降りるようにして、10秒ほどで地上へと降り立ちました。その場所も曖昧模糊として霧の中にいるようによく判りませんが、ひたすら気分だけは最高にハイでした。

夢その2
 自宅の八畳間位の部屋の中央に、私は布団を敷いて寝転がっています。すると、足元の方にみるからにおじゃるな風体をした痩せぎすの初老の男性と、その右側に男か女かどうも見分けが付き難いのですが、何となく女官と意識させられる小柄な人物が立っていました。女官の方は、全体に少し丸い感じで、目が細く、姿がやたら白っぽいくみえます。その女官が、おもむろに口を開き、自分の左側に立つ平安貴族っぽい装束を着た男を、後白河上皇だと紹介しました。後白河上皇? と私は首を傾げました。源頼朝をして日の本一の大天狗と言わしめた、あの後白河上皇? と。その男の姿は、一見まるでアニメ「ヤッターマン」に出てくる「ドクロベエ」のような顔にも見えますが、大変やんごとなき方だと感じたので、威儀を正し、というかとりあえず起き上がって相対してみました。すると、後白河上皇はニヤニヤ笑いながら私の右側の空間にどっかと腰を据えました。私は恐る恐る近づくと、服の上から背中や腕を微妙なタッチで触れ、撫で回し始めました。上皇は、このような不思議な触られ方は初めてだ、もっと触れと、満足気に答えました。

 ・・・
 一つ目の夢(実際には2つ目の夢)は、待ち望んでいた明晰夢っぽいところがありました。久々の感覚にちょっと興奮しながら目覚めを迎えたのですが、起きてから色々考えなおして見るに、どうも明晰夢を観ている、という夢を観たような気も致しました。なにせ、手のひらを見る、という夢かどうかを判断するポイントで夢だと確信したのは確かですが、自分の口からは、「これは夢ではない」、といういつも日常的に覚醒時を意識するためのセリフが出ていたような気がするからです。ただ、この擬似的な明晰夢段階でさえここ数年は絶えて久しい物がありましたから、今後の夢に大いに期待できそうな気が致しました。
 2つ目の夢、後白河上皇とは何故に? と言う感じですね。確かに平家物語は大好きで、朝廷側の最重要人物は後白河『法皇』なのですが、だからといって、その他にも神武天皇や天武天皇、後醍醐天皇、明治帝などなど、気になる方々はたくさんあるのに、というか何故今『上皇』なのか、きっかけになりそうな何かが思いつけません。ただ、夢に現れるやんごとなき貴人はまさに幸運の象徴。たとえその姿が「ドクロベエ」であろうと、自ら名乗り、また私自身がそう認識した人物であるなら後白河上皇に間違いないはずです。どんな幸運かと気持ちを明るくしながら、しばらくは日々過ごせそうで、それだけでも幸せというものですね。

コメント
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