かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

もうすぐヒトが一人で飛べるようになるとは言っても、中々スマートには行かないみたいですね。

2015-03-02 22:55:36 | Weblog
 今日から天気が下り坂、と聞いておりました。朝のうちだけは西の金剛山ー葛城山の山並みが分厚い黒雲に覆われ、いかにもな感じになっておりましたが、9時も回る頃には本当にこれで天気が崩れてくるのかと疑うほどに晴れ間が広がり、うららかな日差しが届いてきました。午後からは雲が増えてきて、夕刻にはようやく天気予報通りになるかも、という気配になりましたが、同時に寒さも募ってきて帰宅後は即ストーブに火を入れることになりました。明日朝は真冬並みに冷え込むそうですから、十分暖かにして寝ないと具合が悪化しそうです。
 というのもなぜか昼ごろから頭重感が半端無く、気分が悪くなって来ておりました。これで鼻がムズムズしたりクシャミの一つも起こるようなら、花粉症からくる副鼻腔の炎症かと疑えるのですが、何故か鼻はあまりどうということもありません。花粉症でないとすれば次は風邪などを警戒せねばならないのですが、もしそうなら今週後半も東京方面に外征しなければならない身としては由々しき事態です。なんとか収まってくれればよいのですが、しばらくは要警戒で状況を見守る必要がありそうです。

 さて、ニュージーランドのマーティン・エアクラフト社という新興企業が、2016年に一人乗りの背負い式飛行装置「ジェットパック」を20万ドルで発売する予定だそうです。背負式の飛行装置は、随分昔、オリンピックで使っているのを観た記憶がありますが、これらロケット式の装置は飛行可能時間が短く、数十秒で燃料切れになるそうです。それに対してジェットパックは、ガソリンエンジンでプロペラを動かすという簡易ヘリコプターとでも言うべき構造で、約30分間飛行でき、最高時速74キロ、高度1000mまで上昇可能なのだとか。災害現場に急行できるなどとして、アメリカの国土安全保障省のような組織が興味を示しているのだそうな。
 まだまだ高いというものの、とうとうタケコプターが実現間近? と記事を読んだ時は思ったのですが、現物の写真はとてもそんなスマートなシロモノではなく、巨大な装置を、背負うというよりはむしろ装置に人間が抱きかかえられるようにして飛ぶように見えました。まあヘリコプターが浮くのに長大な回転翼を伸ばしているのを鑑みれば、たとえ人一人とはいえプロペラの回転だけで宙に浮かせようとすれば、装置自体も巨大に成らざるをえなかったのでしょう。万一の時の安全装置なども組み込まれているかもしれませんし、そんなこんなで装置が大きくなるのは、現時点の技術力ではしょうがない部分も多々あるものと思われます。
 まあそれはそれとしても、やはり空を自由に飛ぶのは大きなロマンを感じます。幾ら開発が順調に行ったとしても、規制でがんじがらめな我が国でそんな装置がポンポン飛ぶようなことには成らないとは思いますが、もし災害対応などで使われることがあるのなら、実際に飛行しているシーンを観てみたいものです。


コメント
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