かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

本当にこのまま尖閣沖海戦が勃発したりするんでしょうか?

2013-02-05 22:04:35 | Weblog
 昨日まではずいぶん暖かい日が続いておりましたが、今日は昼過ぎからなんとなく空気が変わったような感じがしました。実際には気温はさほど下がってはいないのですが、明日朝雪の予報が出ていますし、その先触れのような北風が吹いて来たからなのかもしれません。普段なら、朝の雪など真っ平御免なのですが、幸いにして明日は朝から大阪に出かける仕事なので、車に乗る必要がありません。電車が止まるほど降られても困るわけですが、道がうっすら白くなるくらいなら十分許容範囲といえるでしょう。どうなるかは朝のお楽しみですが、雪も、こう気楽に構えていられる時なら風情があって悪くないものです。

 さて、尖閣諸島沖がまたきな臭くなってきているようです。いつの間にか海自が出張って海上保安庁と入れ替わっているようですが、その海自のフネに中国のフリゲート艦が火器管制用レーダーでレーダー照射してきた、というのです。それが1月30日午前10時頃とのことで、相手が相手なら即応戦もあり得たという際どい挑発だったとのことです。これも、自衛隊が少々のことでは撃ってこない、撃てない軍隊であることを見越した挑発行為なのでしょうね。我が国としては、たとえ軍事常識的には発砲に準ずる行為を仕掛けてきたとしても、それが『実弾』でない限りは外交ルートを通じて暖簾に腕押しな抗議をするよりやれることがないわけです。ただ、中国として、その挑発に乗ってこちら側が暴発して戦端が開かれるようなことになるのは是なのか非なのか、また、その判断や決断が、中央政府から軍の前線まできっちり意思統一できているのかどうかがイマイチ測れないのが不気味ではあります。もちろん、共産党中央は戦争勃発の危機に際して我が国のほうが尖閣の場から降りる、という選択を取ることを期待しているのでしょうし、民主党政権の時ならそれも多分にありえたと期待させるだけのものはあったと思いますが、今は流石にそう簡単に降りるような真似は自民党政権にはできないでしょう。最後の最後でひょっとしたらひょっとして、高度な政治判断でもされるやもしれませんが、ここ当面はチキンレースの東側を担当することになるはずと思います。もちろん戦争など誰も望んではいないでしょうし、間違いなく日本側は官民とも望んでないはずなのですが、こと中国の方は果たしてどうなのか、ひょっとして際どすぎる挑発に乗って自衛隊が暴発するのを待っていたりするんじゃないだろうか、と疑問に思わないでもありません。実際にはいくら待っても自衛隊から口火を切ることはまずありえないので危ない火遊びが続くのでしょうが、この始末、一体どうケリがつくのでしょう。どこか適当な第三国に仲裁に入ってもらうとか言うようなことにでもならない限り、中国側としても降りるに降りられなくなっているんじゃないでしょうか?

コメント
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