かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

何も野党転落で目立たなくなったといって、わざわざ自ら墓穴を掘らなくてもよいでしょうに。

2013-02-07 20:26:45 | Weblog
 今日の所も特に体調に大きな問題は無し。今日の仕事が片付いたので、とりあえずいつ倒れても大きな問題にはならなくなりましたが、もちろん倒れないに越したことはないので、このまま恙無く冬越し出来ればそれが一番幸せです。

 さて、尖閣沖における中国艦船の自衛隊護衛艦に対するレーダー照射事件、海江田民主党代表や細野幹事長が、事件発生から公表までどうして遅れたのか、政府に対してはしっかりただしていかなければならない、と難癖を付けられた由ですが、実は民主党政権時代から中国艦からのレーダー照射はされていて、それを一切公表しなかった、という話が出てきて、これまでの民主党の天に唾する行為の中でもこれはまた実に見事な直撃ぶりを披露してくださいました。今更売国とか何とか言う気にはならないのですが、もう少し自分たちの身内の発言や活動を確かめてから口を開かないと、自分の間抜けぶりをただ喧伝するだけに終わってしまいかねないことを、そろそろ学ばれたほうが良いと思います。それとも、ひょっとして海江田氏や細野氏は前政権時代のそう言ったお話は一切関知してなかったんでしょうか? 国民に対して可能な限り情報を隠蔽しようとした民主党政権ではありますが、隠蔽していたのは国民向けだけじゃなくて、本来は自分達の仲間であるはずの党員にも情報を出さないようにするような、徹底した秘密主義を貫いていたのかもしれません。細野氏はそれでも中枢にいたんじゃないかとも思うのですが、近くには居ても側近といえる程ではなかった、とか。もしそれが事実だとしたら、そんな側近中の側近だけで情報を留めてそれ以外に漏らさないようにするなんて、まるで昔々の王朝のどろどろした暗闘みたいで実に薄気味悪い話です。民主党という政党の本質が、この現代表の発言で図らずも浮き彫りになったような気がします。その重要性からすれば、原口議員の「グーグルアースで艦船の位置補足」なるトンデモ発言はまだカワイイどうでもいいことのようです。単にスパイ衛星のことと勘違いしていただけかもしれませんし。
 それと、民主党レーダー照射隠蔽の件は、一旦朝日新聞がネットに公開したのにその後削除して頬かむりしていたそうですが、これもネットによってあちこち拡散されてしまいました。誤報だとしたら裏も取らずに飛ばしてしまったという、報道機関として実に由々しきことですし、そうじゃなくて内容は事実だけれど何者かに慮って削除した、というのなら、これもまた報道機関として致命的なやりようだったのではないでしょうか? 昔なら、消して黙っていればほとんど誰も知らないまま済んだでしょうが、いまやネット上にいくらでも拡散されてしまいますし、ましてや朝日新聞などいろいろな意味で注目されているのですから、気をつけないといけないでしょう。どうも我が国の恥部があちこち露出してしまった日だな、と思った一日でした。

コメント
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