かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

マスコミは、詳しく無いなら、潔く判りません、という勇気を持つべきなのでは?

2013-02-12 22:11:59 | Weblog
 今日は夕方から雨、という予報だったのですが、朝から昼にかけての上天気を見ていると、とても暗くなる前に降ってきそうな気がしません。とはいえ、予報でそう言われたら例え無駄かも、と思っていても傘を持って行ってしまう性なので、やれやれ、と自分の肯んぜない性格に軽くため息をつきつつ車にこうもり傘を一本放り込んで出勤したのですが、これが結局功を奏しました。あんなに良かった天気が、3時頃には急に曇りがちになり、何と、5時前にはパラパラと降り出して、6時にはすっかり本降りになっていたのです。仕事はほとんど屋内でしたが、夕方30分ほど外を歩きまわらねばならない時があり、傘がなければ結構しとどに濡れてしまうところでした。天気予報も、此れ位見事に当たると素晴らしいですが、さすがにこのようなドンピシャは年に何回もないんじゃないでしょうか。もっとも、今日は晴れです、と言われて晴れていたりしたら特に意識して「天気予報があたった」などとは思いませんから、そう考えると当たらない、というのは少々言い過ぎなんだろうな、とは思います。

 さて、連日逮捕された『遠隔操作・冤罪事件』の容疑者のニュースが報じられているようですが、中には随分おかしなものもあるようです。ウイルスのソースコードを、使われたウイルスの固有名詞と勘違いしていたりするのは、書いている記者もそれを校閲した上役のヒトも全然その手のことに知識が無いのをさらけ出してしまったようですし、それなら科学担当とか少しはマシなヒトに聞くなりチェックしてもらうなりすればいいのに、と思うのですが、多分社内の力関係とか言うような外部から見ればどうでもいい話でできないのか、はたまた全然そんなこと思いつきもしなかったのか、まさかチェックしてもらったけど指摘し忘れていたということはさすがにないでしょうけど、何れにしても報道機関の能力不足が浮き彫りになった感があります。
 また、逮捕された容疑者宅から押収したパソコン2台が自作だったことがわかり、警視庁などは、IT技術に精通した男が、遠隔操作ウイルスも作成したとみて調べている、などと報道したところがありましたが、これは警視庁の発表がオカシイのか、はたまた警視庁の発表を「編集権」の名のもとに報道機関が適当に端折ったからおかしな感じになってしまっているのか、なんとも不思議な話になってしまっています。自作組めるヒトのうちでプログラミングできるヒトが何人いるのか、プログラミングするヒトの中で、自作しないヒトが何人いるのか、統計もないから判りませんが、少なくとも私はMS-DOSver2.11の頃からパソコンを弄るそれなりに古株で今やマザーボードにハンダコテ当てて電子部品をとっかえひっかえするような輩ですが、プログラム言語はBasicすらまともに出来ませんでしたし出来合いのソフトウェアを使うしか脳がありません。ですが、この報道を見る限り、自作するようなヒトはウイルス制作が可能なIT精通者で重要な容疑者、となるそうですから、私など十分容疑者資格があるように思えます。
 マスコミも、いい加減専門知識がいるところにはそれなりの人材を当てて行かないと、せっかくの美味しいネタが扱いきれないで自身の信用ばかり傷つけてしまう事になりかねません。しかも、昔と違いネット上で執拗にそれが追いかけられたりもするのですから、よほど注意してかからないといけないのではないでしょうか?

コメント
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