かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

この非常時にあって、いよいよ民主党も本当に分裂するのかもしれませんね。

2011-04-14 22:02:18 | Weblog
 産経新聞によると、民主党の小沢一郎氏が現政権に業を煮やし、内閣不信任案への同調を示唆する発言をしたのだそうな。前首相と3人仲良く(?)荒れ狂う海で船に乗っていた訳のわからないCMを思い出してみると、随分ねじれた関係になってしまったものだと思います。あのCM、まだそんな昔の話でもなかったのに・・・。身内からもこんな声が公然と出るようになっては、もう与党としてどうしようも無い状態に陥ってしまっているんじゃないのでしょうか? 私としては、事態が落ち着くまではゴタゴタは封印して仕事をしてもらったらいいんじゃないか、などと考えておりましたが、1ヶ月を越えてどうも全然落ち着いてこない様な印象を受けますし、被害の規模や被害地域の広域性など、阪神大震災を遥かに凌駕する大災害だということは理解してはいますし、未だ収まらぬ大規模な余震が色々と妨げになっていたりするのは判るのですが、どうも今どういう状況になっていて、どれだけ事態が把握され、整理され、復旧に向けた具体的な動きが出てきているのか、今ひとつ判然としない感じがしてなりません。色々対策本部を乱立させているのなど、まるで参考書を買ってきたら何となく勉強した気になっていた昔日の自分の態度を彷彿させるものがありますし、そんなこんなを考えてみると、さすがに今の内閣では本当にダメなんじゃなかろうか、という感じもしてまいります。内閣が倒れて政治的空白ができるのはマズイ、という話も聞きますが、その空白期間をできるだけ短くして次の政権にスムーズに権力を移譲する方法はないものでしょうか? ひょっとしたら政府や総理も知らぬ間に水面下でかなり具体的な禅譲構想でも進んでいて、後は一挙に事を起こすだけ、なんていうところまで来ていたりするんじゃないか、と、この新聞記事にはそんな妄想も期待させられます。
 どうせ変わるなら、ここはひとつ、阪神大震災や新潟の地震などを経験してきた人達を中心に与野党問わず人材を結集して組閣する救国内閣でもできてくれないものでしょうか。・・・でも、現首相は、阪神大震災の時に政調会長として与党内の政策調整に当たっていたそうなので、原発だけじゃなくて地震対応のこともよくご存知のはず、なんて話も読んだのですが、ねぇ。

コメント
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