かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ようやく新しい温室を作りました。

2011-04-29 23:04:42 | サボテン
 今日は数年来の懸案事項だった、新しいサボテン用温室を作ることにしました。

 それまでの温室は、温室と呼ぶのもおこがましい小さなものでした。


 本体自体はもう15年以上前に購入したもので、本来は室内でちょっとした物置替わりに使うキャスター付きの家具です。大きさは、長さ600ミリ幅350ミリ高さ600ミリほどで、購入当初は目的通りに使っていたのですが、サボテン用の入れ物が必要になったため、上部の天板を取り除き、ビニールを張って使っていたものです。コンパクトにサボテンを収納できてそれなりに重宝はしていたのですが、あんまり小さいと、冬はすぐに冷えてしまいますし、春から夏は熱くなり過ぎてサボテンを煮やしたりしかねないリスクがあり、また、ここ2,3年でサボテンが大幅に増えてしまったこともあって、これ以上は一鉢もおけない過密状態になっていました。
 何とかしないと、というのはずっと考えていたのですが、最初から木枠を組んで本格的に建築するのは、手間がかかりますし、材料も集めねばならず、第一自分にそれくらい日曜大工の素養があるとも思えなかったことから、なかなか実現には至りませんでした。そんな中、以前、サボテンの植替え用の用土を購入しに行ったホームセンターで見つけた金属製の網棚が、なかなか具合が良さそうに感じ、今回購入して組んでみたのです。



 25ミリのパイプ4本で耐荷重80キロの網棚を支える構造で、幅450ミリ、長さ915ミリ、高さ1500ミリ、本来は4段の網棚で構成するものですが、とりあえず天と底とその間に一枚置いて、厚さ0.1ミリの農業用ビニルで巻いてみました。これで十分新しい鉢を置くゆとりができましたが、更に将来的に不足するようなら、今回外しておいたもう一枚の棚を設置すれば、立体的に倍の面積が確保できます。問題はサビが生じて折れたりする事ですが、値段からしても数年もってくれれば十分だと思いますし、部品で売っていますので、損傷が一部だけなら、その部品を購入すれば安価に修繕も可能です。当面どれくらい温室が持つか分からないのでそれは様子をみながら、改良が必要なら随時手を加えていくつもりです。

 その新たな温室で、今年の花が咲き始めています。
 今咲いているのはエキノケレウス属の宇宙殿の花です。
 

 昨年和歌山で購入してきたもので、ちゃんと冬越しして4つ花をつけました。続けて既にいくつかのサボテンの蕾が大きく膨らんできています。5月に入ったら、次々と新たな花が楽しめることでしょう。




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