かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

この冬はここ10年で一番贅沢をした数ヶ月でした。

2011-04-09 21:56:18 | Weblog
 昨日からの雨が午前中は残っていて、比較的暖かな朝でした。このところ朝の着替えの時だけストーブを点けていたのですが、今日ばかりはそれも不要でした。灯油も今日最後の給油をしてストーブに満タンにしておきましたが、この分ならもうしばらく朝だけ火を入れることで、綺麗に使い切ることが出来ることでしょう。この冬は、「一切我慢しない」と省エネの対極を行くことにして、結局例年の約3倍、70L余りの灯油を消費しました。まあ寒さも半端ではない年でしたし、血圧やら体調やらを考えるとケチるのは却って色々と損失が増えていたんじゃないかと思うと、それくらいは許容できる贅沢じゃないかと思っています。
 贅沢といえば、ついこの間まで、朝だけは車でも暖房を点けて走っておりましたし、今昼日中に車で走る時は、窓を閉めきって冷房にしています。暖房は寒さを耐え凌ぐのをやめたからですが、今エアコンに頼っているのは花粉を入れたくないからです。本当は窓を開けて春の心地よい風を受けながら走りたいのですが、花粉の季節が過ぎるまでは窓など開けたくても絶対に開けられません。と言って閉めっぱなしでは、日中は暑くて大変ですから、勢い、エアコンに頼らざるをえないのです。こうしてみると、車を買うときに『エアコンいらない』と言ってディーラーさんを苦笑いさせたのは、結果的に間違っておりました。ずっとバイクに乗っていたので、窓を閉めきって花粉の影響を最小化できるという可能性に当時の自分は気づかなかったんですね。それにバイクに乗っていた頃に比べると体調も随分変化して(特に血圧とか)、気分的に寒さに耐えることができても、肉体の方が危険になってきていますから、その点からしても多少の贅沢は必要になってきています。年をとるということは、体力でカバーしていたモノを金銭など他のモノで賄わざるをえなくなることでもあるのですね。

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