いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

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まるでコソ泥―辺野古アセス搬入騒動

2011年12月29日 16時03分44秒 | 政治って?
もう堕ちる所まで堕ちたな、ということですわな。

>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111229-00000071-san-pol

(以下に一部引用)

防衛省沖縄防衛局は、環境影響評価書提出を阻もうとする反対派の包囲網を突破するため未明の“電撃搬入作戦”を決行した。野田佳彦首相がオバマ米大統領に約束した「年内提出」を守るためだが、肝心の首相は訪問先のインドから指示を出すこともなく事務方に判断を丸投げ。沖縄では「正心誠意取り組む」と口先だけで繰り返す首相への不信感は深まるばかりだ。

 ◆現場に責任転嫁

 夜も明けぬ28日午前4時すぎ、県庁に滑り込んだ大型ワゴン車から沖縄防衛局職員十数人が次々と段ボール箱を守衛室に搬入した。反対派は見張り役1人を残して仮眠中。約5分で反対派が目を覚まして駆けつけたため、県側が求めた評価書24部のうち搬入できたのは16部だけだった。

 「妨害的な行動で物理的に県庁に入れないから、そういう時間の搬入はやむを得なかった…」

 28日昼、防衛省に登庁した一川保夫防衛相は苦渋の決断だったと強調したが、電撃作戦については「現場の責任者の判断だ」とまたも事務方に責任転嫁した。藤村修官房長官も記者会見で「事務的な手続きだ」と繰り返した。政権の無責任体質は改まる気配がない。

 「年内提出」だけを目標にしたかのような対応に与党からも批判は噴き出した。

 「未明の強行搬入という強引な手法は姑息(こそく)かつ卑劣だ。強い怒りをもって抗議する」

 国民新党の下地幹郎幹事長や民主党の玉城デニー、瑞慶覧長敏の両衆院議員ら沖縄県が地盤の与野党7議員は緊急声明を発表した。

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本当に卑劣。
これが政治のやることか。コソ泥同様ではないか。

ただ「出せばいい」という事実と形式だけに拘り、子供の遊びより酷いかもしれない。

子供が「一斉に持ってるカードを見せるんだよ」と決めごとをしておいたら、他のみんなは「ハイ、これだよ」とカードが読めるように見せるのに、一人だけ一瞬だけ表を出して「ホラ、今見せたじゃん」みたいに言い訳するようなタイプの人みたい。

みんなで表を出そうって決めたのに、君だけカードが見えないからズルいよ、と指摘されても、「えっ?だって、今カード出したよな?オレ、見せたよな?」とか言って、すぐさまパッと手を引っ込める、と。

そういう汚い、卑怯なヤツがいるわけですわ。でも、段々大人になるにつれて、そういう行動を取っていると誰も信用してくれなくなる、ということを学んでゆくので、ズルい真似ばかりしてる子にはいずれ「反省の機会」が訪れるということになるわけである。


今回のアセス提出は、この子以下のようなものであった。


政治が、沖縄県民に対して真面目に取り組み、誠実であろうとするなら、堂々と表玄関から入れるのが当然なのである。
それができない、ということ自体が、この行為の出鱈目さが浮き彫りとなっているのである。

恐らく、アメリカ側の人間たちにしても、「何をやっているのか」と侮蔑の笑いを浮かべていることだろう。本当にこのような行動が通用してしまう世界なのか、とな。卑怯を通り超えて、国の恥辱である。


沖縄県民に対して申し訳ない、というのは当然なのだが、更には日本という国、日本政府というもの、日本の政治の根本部分、そういうものが、本当に崩れてしまったのである。上記子供の遊びの言い訳以下、である。日本政府というものの、対外的な信頼を失わせる行為である。

情けない。

恥を知れ。
日本を汚すな。




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