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福島第一原発3号機の電源喪失?

2011年03月13日 07時30分47秒 | おかしいぞ
1号機と似たような経過、ということらしい。

東電広報の7時の報道発表で3号機の減圧措置となったらしい。

原発緊急停止後、非常時ディーゼル発電で対応していたか、前の記事で取り上げた昨年の事故のようにディーゼル発電が機能しなかったということなのか。

非常用炉心冷却装置 - Wikipedia



昨年事故では、たぶん、緊急停止後ディーゼル発電に自動で切り替わるべきところ、それが起動せず冷却装置が停止したままになった、と。その結果、水位低下が生じたが、手動で非常用ディーゼルを起動して高圧炉心注水系を動かせたので、冷却ができた、ということでは。

今回の1号機の事故では、やはり非常時ディーゼル発電が起動せず、高圧炉心注水系が使えなかった為に、隔離時冷却系で対応したが、水位低下となり減圧と海水注入となったということだろう。


3号機の非常時ディーゼル発電が動いていたとも思われず、同じように電源喪失となったのではないかと思う。隔離時冷却系のポンプが動いていたものの、これが機能不十分となったか、電源車両が行ってポンプを駆動していたものの、この電源が時間切れで切れてしまったのかもしれない。

いずれにせよ、非常時発電の不具合は昨年の時点で分かっていたことであり、これの対処に不備があったものと思うよりないのである。


追記:9時頃

上の記事に書いたのはどうやら間違いでした。
申し訳ありません。

高圧注水系の機能停止、ということらしいです。

asahi.com(朝日新聞社):福島第一原発3号機、冷却装置が停止 緊急事態報告 - 社会


東京電力によると、東日本大震災で自動停止し、原子炉を冷却していた福島第一原発3号機で、13日午前2時44分、冷却水を炉心に入れていた高圧注水系が停止した。別の冷却装置を起動しようとしたが働かなかった。


この記述からすると、非常用ディーゼル発電は動いていて、高圧注水系は機能していたが、これが止まったということかもしれない。

非常用発電の燃料が尽きたか?
それとも、発電はできなかったものの、別な電源車両から電源供給でポンプを駆動していたが、その電源車両の蓄電池が尽きたか?

続いて、隔離時冷却系が機能しなかった、ということなのかな。
蒸気タービンで駆動するのが、発熱量が少なくなって発生蒸気が少ないのであれば、タービンが回るのに十分とはならず、冷却水を送るポンプが駆動しない、ということなのか?
もしも、この状態なのであれば、崩壊熱は小さくなっていて危険度は少ないのかもしれないが、単に冷却水が喪失するような事態なのであれば、やはり危険ということだろう。





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