いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

原油価格と投機筋の話

2008年09月15日 00時31分27秒 | 経済関連
今頃になって、中東勢などの政府系ファンドが一大投機筋だったみたい、なんて話をするとはね。

そんなことは、私の脳内妄想によれば、随分前から判り切っていた話ではないですか(笑)。

オイルマネー

こんなの当たり前の話なんだって。
気付かない方がマヌケ。普通は誰にでも考えられるから。
だから、日本はむしり取られるだけなんだよ。

日本が払った原油代金数兆~数十兆円分が移転して、その移転先に「どうか日本に投資をお願いします」って言ってるようなものなのにね。自分の懐から出たお金を、自分に投資して下さいね、ってのも、かなりのアホだな。


ああ、それからね、コレね>砂漠の夜の物語

GCC加盟国がどういった投資(投機?)をやっていたかは知りませんが、ここ数年の原油高局面でこれらの国々の経済規模には「不釣合いな」ほどに多額の外貨を獲得したことは間違いないでしょうな。その金を目当てにして、その他大勢が群がる、の図だな。まあ、これもしょうがないわな。それが「資本主義」だ。

それを今になって、ようやく判りました、みたいに出されてみたところで、ウソくせー、としか思えませんな。
ま、今後、日本は世界の国々からはスルーされるそうなので、それはそれでいいんじゃないか?
甘い蜜に群がるのは、世の常だから。
日本は用済み、ということで、ひっそりと生きていけばいいよ。


オレが何を言っても、誰も信じるはずはないだろうけど(笑)。
ネジの緩んだおかしなヤツの言う陰謀論、みたいなもんだから。


米国の在庫量がどうの、中国の実需がどうの、地政学的リスクがどうの、なんて解説をして、どなたかの金儲けの片棒を担いでいたような「エコノミスト」ご一行様には、誠に恐れ入りました。ありがとさんです。グルジア侵攻後であっても、下落は止まりませんでしたね。よかつたね。いやー、よかつたよかつた。

原油価格が上がりすぎて、世界経済をどん底に追い込んだのですよ。つまり、一部の人にとっての「大きな利益」を獲得した結果、世界経済は息切れし世界全体の減速となったんですよ。結果的には世界全体の利益は大きく減少するということになってしまうでしょう。いずれその反動は産油国を襲うでしょう。多分、長い停滞(調整)期間がやってくることになるでしょう。かつてのオイルショック後の、長きに渡る原油価格低迷、というのと似ているかもね。


日本が失ったお金はもう戻ってこない。
で、受取った側は、数兆円か数十兆円を用いて金儲けができる。
いいことじゃないか。良かったね。
日本人がおマヌケで。

SWFが投資すると儲かるなら、日本の金融機関が大量に持ってる金を同じ案件に投資しても、「同じく儲かる」に決まってる。金の出し手によって、違いが生まれるとでも思ってるのか?Aさんが投資すると儲かるが、Bさんが同じ金額を投資すると損する、とかあるわけ?
要するに、投資チャンスがあるのに、ミスミス見逃している商売のド下手なのが日本の銀行とか金融機関だ、ということなんだね?
で、見逃されている投資チャンスに外国のSWFが投資すると儲かるということなんだね?

日本は、投資資金が足りないのではない。
出す勇気がないか、見極める能力がないのだ。
日本には金が余ってるのに、それを活かせる方法を見つけられないでいるだけなのだ。自らの力を判っていない。




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