いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

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オイルマネー

2007年11月20日 16時11分17秒 | 経済関連
先物市場で値が上がる
→実際の価格も釣られて上がる

→産油国の王族ウハウハ
 =王族はハイエナ軍団に金を運用させる

→ハイエナ軍団は原油先物を買いまくる

→先物市場で値が上がる
 =運用利益出てハイエナ「ウマ~」
 =実際の価格上がって、もっと利益
 =王族更に儲かるので、もっと運用

以下、繰り返し。「ウマ~」



つまり自分で買った先物で値段が上がり、その結果実際の石油価格を押し上げるので利益が多くなり、その増えた利益でまた先物を買い、もっと利益が出る、という自己循環みたいなものかと。
これは無限に継続できそうなのだが、現実には破局が来る。先物価格が無限に大きくはなっていかないからだ。石油価格の上昇限界に到達すると、そこから先は一進一退か、崩落局面がやってくる。先物市場が崩れて50ドルくらいまで落ちたとしても、実際の石油価格が半分になるわけでもないかもしれないけど。

人口がすごく少なく、投資するべき国土みたいなものがなければ、お金の使い道なんて限られてるもんね。

自分ちの庭にたまたま「金のなる木」が偶然生えていて、大儲けしているようなもんだ。生えてない家は、大家族でも貧乏のままなのだ。石油そのものになんて大きな付加価値はないはずなんだ。偶然庭に生えた草みたいなものと変わらないんだよ。でも、その天恵によって大金持ち一家が誕生する。ケネーの提唱した農業が価値を生みだす、みたいなものと似ているのさ。石油や地下資源みたいなものというのは、土地の恵みである農産物と同じく、「土地の生み出す価値」ということなんだね。


資源大国に対抗できるとすれば、食物循環みたいに社会構造を循環型に大きく変えていくということくらいかな。資源価格が大きくなるならば、リサイクルコストとの比較条件も変わるからね。




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