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いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

インフレ率1%になっても銀行倒産が相次ぐことなどない

2012年04月21日 20時49分02秒 | 経済関連
よく口から出まかせ、みたいなヤツがいる。
もっともらしいことを言うが、ほぼ間違いかウソなのだ。



橋下徹大阪市長にささやかながら、ご忠告しておこう。

池田信夫を相手にすると、トンデモないことになる。こやつの言ってることなど、一切聞くべきではない。
間違った解説を聞くのは、時間の無駄である。

池田が顧問の高橋洋一氏に言ったことを見れば、いかに卑怯者かが判るだろう。

参考>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/f1ca57279b1398e2616fcf033881cce6



さて、本題に入ろう。

>http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/t_ishin/status/193397056310747136


池田の言う「銀行が潰れる」なんてのは、ただの妄言である。
バブル崩壊以前に、日本の銀行が倒産した例は、多分皆無であろう(だからこそ、護送船団方式と揶揄されていた)。

それは、金利引き上げ(上昇)局面を幾度も過ぎたとて、貸出金利が伴に上昇するので、収益が極端に悪化するということにはならなかった、ということだ。金融機関の破綻といえば、せいぜいが、信金や信組の弱小が大口貸出先の破綻であおりを食らって倒産、みたいなことだったのでは。

80年代に、住友銀行が平和相銀を救済合併したくらいで、目立った銀行破綻というのはないはずだ。
例えば、ペイオフ発動となったのは、これ(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%95_(%E9%A0%90%E9%87%91%E4%BF%9D%E8%AD%B7))によれば初の発動が、例の木村剛の日本振興銀行ということらしい。

(※ただし、90年代初頭の東邦相互銀の救済の際に預金保険機構の発動、という説もあるようである)


なので、金利上昇局面であっても、ほぼ倒産は回避されてきたということだ。


それから、国債投資が昔に比べて巨額になったということがあるとしても、それだけで倒産する原因とはなり得ない。


バブル崩壊後に金融機関が破綻した主な理由は、不良債権の処理が困難になったから、である。
これは、不良債権が時間経過と共に増大していった、ということもあったろう。

損失額が確定し難い、というのがあるが、国債投資においては、そういうことはないわけである。


不良債権というのは、例えば100万円貸すと、元利を払ってもらうべきところ、金利しか払えなくなるとか、元金も払えなくなり、最終的には元利の一切が全く払えなくなって完全破綻となるわけである。貸出残高の全額が焦げ付くことになる。全損だな。

そうすると、100万円の元金は預金者から預かったお金で、これを貸し出していたものが、100万円全額焦げ付くと、銀行は穴埋めとして100万円を用意する必要がある、ということだ。これが、不良債権の基本的原理である。


しかし、国債は違う。
預金者の100万円で国債100万円を買えば、10年後には必ず(国が破綻しなければ)100万円で戻ってくる、という仕組みである。利息がどんなにゼロ金利で低くとも、元金は返ってくる、ということなのだ。途中で、5年経過時点での簿価が大幅に下落していたとしても、関係がないのだ。簿価が90万円とか80万円とかに下がっていたとしても、売らずにじっと持って満期を待っていると100万円になって戻ってくる、というものなのである。

従って、1%金利上昇で評価損が何兆円になる、といった話は、現実には倒産要因としては決定的ではない。なぜなら、損失額は明確だし、売却予定でなければ自己資本の毀損にもならないのだから。そして、満期には100万円が返ってくる、というのが、上記不良債権とは全く違うのである。国が破綻して、国債がゼロ円にならない限り、全部損失というのはない、ということだ。不良債権であれば、100万円の全損を食らうと、銀行は100万円を自腹で出す必要があったが、国債はそれがない。せいぜい、預金者への利払いがちょっと大変だね、という程度である。預金金利が1%に上がったとしても、1年で1万円、10年分だって10万円だから、大したことがない。不良債権の損失100万円に比べれば、仮に10万円分の利払い負担が必要になったとしても大したことがない。


国債投資比率が50%くらいであったとしても、1%金利上昇分が倒産要因になどならない、ということだ。

デマである。



最も賢明な首相?~by ワシントンポスト

2012年04月21日 19時46分27秒 | 政治って?
笑う。

>http://b.hatena.ne.jp/entry/www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120420-OYT1T01016.htm


もっと簡明に言うなら、最も操り易い首相、ということであろう。賢明というのは、アメリカにとっての、という意味であって、日本にとっての、ということではない。


何なら、あなたがアメリカ大統領である場合を考えてみるとよい。
困った時に手助けしてくれる国家元首、そうだな、例えば韓国の李大統領みたいな人、だな。


・哨戒艦天安が沈没しちゃって、マジ、ヤバいよ

→情報隠蔽を一緒にやってくれる、誤魔化してくれる、北朝鮮の潜水艦がやったことにして、証拠を捏造してくれる

何たって『一番』(笑)だもの。


・アメリカの景気が悪いぜ、大統領批判が凄くて参ってるよ

→米韓FTAを締結して輸入枠を拡大してくれる、日本のTPP引き込みに一役買ってくれる、ロビイスト軍団の大勢いる米国大企業の要求を聞き入れてくれる


さすが、輸出立国の韓国。


・日本の外交に情報操作したいから、目先を変えさせてくれ

→いつものネタである慰安婦問題とか反日活動などを殊更燃え上がらせて、そちらに注目をひかせたりするよ、だからしつこく慰安婦で攻めるよ

いい加減、ウザい。飽きてくるし。そんなもんに引っ掛かるバ●は少ないんじゃないのかね。


要するに、色々と協力することはあるだろうけど、そういう風にアメリカの都合のよい手下になってくれるのは、いいリーダーなんだよ。それが証拠に、李大統領は非常に厚遇されてるし、オバマ大統領曰く「真の友人」だし、信頼も厚いよね。それは、いいリーダーの条件さ。アメリカにとっての、都合のよいリーダーさ。

だから、国連事務総長も韓国人、世銀総裁も韓国人、ということではないですか。
要求を与えられ、それを国内的に飲ませられるなら、任務達成ということで良いリーダーなんだよ(笑)。


こういうのに反感を抱く国々は、中東や中央アジアや中米や南米などに存在しているんじゃないのかな。そういう国々には、良いリーダーは誰かいるかな?(笑)


つまり、野デブは、大変都合のよい人形なのさ。


誰って?
さあな。


ええっと、野田総理は米国や財界の意向を汲んで、

・TPP
・増税
・原発
・米軍基地

というのを処理しようとしているわけさ。


そりゃあ、普天間を返せ、なんて言う総理は、よいリーダーなんて評価されるわけないじゃないの。
海兵隊移転に金出せ、この野郎と、軽く小突かれて、脅されたらホイホイと金を出す人間は良いリーダーだし、嫌だねと突っぱねて、思いやり予算という名の「みかじめ料」を払うことに難色を示す人間は、悪い総理の典型ということになるわな。


すなわち、木偶人形であればあるほど、よいリーダーになるんだよ。
米国基準においては、な。


そうして、木偶人形を煽てて、木に登らせようとするわけだ。


まったく、ロクでもない新聞というのが、日本にもアメリカにもあるんだな、これが。