サブプライム問題で大打撃を蒙った欧米金融機関ですけれども、こんなニュースもありました。
NIKKEI NET(日経ネット):国際ニュース-アメリカ、EU、アジアなど海外ニュースを速報
やっぱ噂通りアラブ人は商売の才能があるのかも。今そんな話は別にいいですが、日本にも大きなマイナス要因となってしまったみたいだもんね。日本株を売って金をかき集めなけりゃいかん、という外人部隊が大量に出ているようで、そのあおりを食って日本市場では大きく下げている、と。円高もかなり来てまっせ、と。うーむ、それはそれで困る面があるんですよね。
で、日本の現状を見ると、
①デフレ
②円高
③日本の株式市場低迷
④欧米の成長鈍化
ということで、結構マズイ環境だわね、ということ。
ここで世界経済全体の大幅な減速が起これば、日本のデフレ脱却は遠のく、ということもあるね。それに、米国ではここから先、金利を大きく下げていくのも怖くて出来難いかも、という事情もある。インフレもヤダよね、と。今のところ、欧米の中銀は言ってみりゃ、ショックに「大量輸液」(=流動性大量供給)をやって、どうにか循環を維持しようとしているけれど、原因に対する治療法ではないので根本的解決にはならない、と。まあそうだろうね。
血圧がドーンと下がりました、ありゃりゃってなことで、昇圧剤をドバドバ入れるわけにもいかず、とりあえず循環血液量を維持する為にvolumeを増やしてみました、ってなことですからね。後はアブダビとかの現ナマ持ってる人たちに、キャッシュを入れてくれ、ってなことで、シティみたいにちょっぴり輸血してもらいましたぜ、ってな具合ですか。でも、全体の量に比べると、効果は限定的だわな。全然足りませんぜ、ということかと。
で、爆弾は誰がどのくらい抱えているのか、誰にも判らんというのが最大の恐怖の原因となっているので、とりあえず爆弾かどうか判らんけど、みんなが被害を受けない安全な場所に避けておいてくれ、ということになるね。でも、持って行く先がいまのところ「見つかっていない」、と。
そこで提案、ということになるが、日本が金出せばいいんじゃないか、というご意見もあるようなんですよ。まあ確かに一理あると思うので、それを真剣に考えてみたらどうなんだろうね、ということで書いてみます。
上記①、②、③への対策としては色々とあるでしょうが、国内経済の問題ではないので国内の金融政策とかで対応するのもちょっと変そうだし、外国のことだから外国で処理しといてくれ、とは思いますね。で、円高とデフレに対しては、今のところ為替介入的な効果を持つ政策が望ましいと思える。更に、外人部隊が日本の円資産(現状では日本株式)を売って、とりあえず自分のサイフに引き上げていってると思うので、これに対応するには日本株を買えということになってしまうか、外人部隊に売られないようにしてあげるかしかない。直接政策的に日本株を買うのもどうかと思うので、結局、外人部隊のカラッポになりそうなサイフにお金を入れてやらにゃあならん、ということになりますよね。
ということで、欧米市場にどのくらいの規模で危険なCDOとかがあるのか判らんけど、とりあえず主要金融機関が大量に保有している分は、どこかに隔離せにゃいかんわな、と。その隔離先を日本が引き受ける覚悟があるかどうか、ということになりますね。
よく判らないのですけれども、とりあえず一つ特別目的会社みたいなもの、「何とか買取機構」とかヘンな名前を付けてもいいんですけど、そういう会社を作るとします。で、出資金を募りましょう。資金の出し手は政府と国内金融機関です。おのおの出せる範囲のお金を出してもらいます。出資額に応じて株式を配分するものとします。例えば政府1兆円、国内大手行団1兆円、地銀・信金・信組団0.7兆円、その他(生保、損保、証券、政府系等々)0.3兆円、という具合で合計3兆円集まったとします。この出資額に応じて株式を割り当て、政府100万株、他200万株、とか割り振るのですね。これを原資として、会社は債券を発行するとします。どのくらい売れるか判りませんけれども、もし売り切れなければ政府が一括買い入れするものとしますか。とりあえず12兆円分発行するとします。すると、この会社は現金15兆円を持つことができますね。
恐らく政府出資の時点でほぼ政府保証の入っているものとして安心感がありますから、多くの金融機関で購入することになるのではないかと思いますがどうでしょうか。
で、合計15兆円をどうするかと言いますと、欧米で苦しんでいる例のCDOとかの買入原資とするのです。
金融機関が抱えている爆弾になっているものを、例えば1億ドル分買入してあげるのです。ここでは買い叩きも当然OKなので額面の1~2割程度で買ってあげることにします。これは全額紙くずになる可能性もあるので、当然のことながらリスクがありますね。ま、お金に窮していて大急ぎで資金手当てが必要な金融機関は査定する時間もないので当然買入価格は安くなりますし、ある程度資産査定みたいに審査できる時間があるとか比較的危険性の低い債券については若干高めでもいいですけれど、とりあえず買ってあげることにします。
でもこれだと日本が大損してしまう可能性があるので、アブダビ投資庁みたいに段階的普通株転換可能な債券を一緒に発行させるものとします。例えば、A銀行が額面100億ドル分の爆弾を抱えていて売りようがない、としますか。これを18億ドルと評価するものとして、残り82億ドル分は先の段階的普通株転換付き債券みたいなものを頂きます。これだと、A銀行が潰れたりしない限り、A銀行の普通株式を将来時点で取得でき、仮に18億ドルが全損を喰らったとしても丸損にはなりません。一生懸命働いてもらって、将来時点でA銀行の株価が上がるとか配当が増えればある程度は回収可能かもしれませんし。
B銀行は抱えている爆弾は50億ドルあるけど、体力があるので全部を買入してもらわなくてもいいよ、ということで20億ドル分を買ってくれ、ってな具合に自ら調節してもらうことも可能です。本格的に潰れそうな金融機関の買入には応じられないでしょうけれど、殆どの大手行ならば買ってあげられるでしょう。
米大手3行で800億ドルの基金を作る、とか言ってたと思いますので、資金規模では日本の買入会社の方が余力があるでしょう。日本から持っていった15兆円は、買い入れたCDOと各金融機関の普通株転換条項付き債券みたいなものに置き換わる、ということになります。大手行の危機が去れば、弱小の金融機関のいくつかが飛んだとしても、大勢への影響は小さいでしょう。大手行の出す基金でもある程度はカバー可能でしょうからね。なので、まず主要金融機関の恐怖を除去してあげることができれば、大事には至らないと思いますがいかがでしょうか。現状ではその大手行の信用さえ引き受け手が少なく、金の出し手があまりいないのですからね。
この方式であれば、為替市場に直接介入するよりも感じがいい(笑)でしょう。15兆円分を外貨資産に換えるのですから、結構な円売り効果があるでしょう、多分。国内金融機関の関与はなくて全額政府が引き受けでもいいと思いますけど、そうすると「ジャパンの政府ファンドじゃないか」とかの文句が出るかもしれず、それを緩和しておく必要もあるかもな、と。日本のような金持ち国が外国の政府系ファンドと同じようなことをやると感じが悪いので、「みんなの為に救済資金を提供しましょう」というような大義名分が立つ方がいいと思います。
これをやれば、間接的には外資系の日本株売りを止める効果が期待でき、結果的には国内市場に好影響となるんじゃないでしょうか。世界経済の急減速予防にも貢献できるかと思います。他の国であると、1兆ドル規模の恐怖に対抗できるだけの「キャッシュ」を出すことなんて難しいですよね。日本にとっては金融資産の2%相当でも30兆円の拠出が可能ですからね。
目的会社の信用の裏付けが必要だ、というのであれば、政府の債務保障を何割か入れてもいいし、外貨準備金を減額しておいてもいいですよね。FB残高が減るけど悪影響が出そうでしょうか?よく判らないんですが。でも、持ってる資産の一部が、目的会社の株式+債券に置き換わるだけなので、相当の損失でも喰らわない限り大丈夫ではないかと思うのですけど、どうなんでしょうか。万が一買ったCDOが紙くずとなっても担保は残るので、米国の国土の一部をあちこちバラバラに買ったようなことになりますかね(笑)。
ああ、そうか、米軍のグアム移転の兵舎と取り替える条項を入れておけばいいんじゃないか?米国の差押え不動産1軒と、兵舎2軒分とか。交換取引になるので、兵舎の移転費用の日本負担分をその分大幅に減額できるな(笑)。オレって賢い!!日本は金で払うか、米国本土の不動産で払うかは選択できるということでいいんじゃないか?米軍は退役軍人向け別荘とか引退後の隠居用住宅として処分したりすればいいじゃん。米軍再編の移転費用の按分比率はもっと米軍が払うべきなので、その交渉は今後残るとしても、差押え不動産の処分条項を入れておけばいいんだよ。
ねっ?ねっ?これでどう??
別に金で払う必要性なんてないんだからさ。企業なんかの再生処理の場合には、債務の清算なんかにそうした不動産とか物納みたいな感じで処理可能な部分もあるでしょ?それと同じだよ。
何かこのプランは素晴らしくいいように思えてきた。
ありがとうーー!!心から御礼を申し上げます。
一部のご意見を出していた方々。
日本が買えばいいんじゃね?という、素朴で単純だけど、最も実現可能性が高く、即効性も実効性も期待できる方法は他に見当たらないもんね。
いいかもしんない。
ヘンに政府ファンドを組成しよう、みたいになってしくじるよりも、全然いいよ、これは。最悪でも大手行の株式は残るし、米軍移転費用の一部は浮かせられるからね。
あとは、日本側の交渉力によるな。日本が金出す、とか言うと、番長はやけに高圧的に「出して当然だろ」みたいになるからね。それで日本もすぐに引いてしまい、「ハイ、そうでございますね」って言われるがままなんだもの。一番難しいのは、この一点だね。交渉。
でもさ、お金持ちの人ほど、困ってる時に出すべきなんじゃないのかね、とは思うよ。教会に落雷被害を受けて、建て直さなけりゃいかん、ってなった時、金持ってる人が「はい、いいよ」と多く寄附したりするんじゃないかと思うし。日本の寺だって、修理費用とかの寄附を募れば、やっぱり金持ってる人は多く出し、貧乏な人たちはちょっぴりだけ出す、みたいなものでしょ?
アブダビが出す金と言っても1兆円にも届かないんだし、他の政府系ファンドにしても誰もそんなに大金を出せないのだよ。やっぱり底力があるのは、日本だけだと思うよ。欧米両地域が「循環不全」に陥りそうなんだから、ここで大規模な金を出せるのは日本だけだもん。ここで出せば本当に感謝されるんじゃなかろうか、と。サクッと10兆円規模で用意できる国なんて、他にはないって。
なので、本物の専門家に集まってもらって、本格的に考えたらいいと思うけど。国内金融機関にも大きなチャンスとなるかもしれないよ。処罰とか行政処分はそれぞれの国の機関で、それぞれの国の法律に基づいてじっくりやってもらえばいいんだし(もし罰があるなら、だけど)。これは分離しておいて、日本は関知する必要ないもんね。経営権とかにも関知しなくていいけど、大損だけはしないようにしておいてね。
NIKKEI NET(日経ネット):国際ニュース-アメリカ、EU、アジアなど海外ニュースを速報
やっぱ噂通りアラブ人は商売の才能があるのかも。今そんな話は別にいいですが、日本にも大きなマイナス要因となってしまったみたいだもんね。日本株を売って金をかき集めなけりゃいかん、という外人部隊が大量に出ているようで、そのあおりを食って日本市場では大きく下げている、と。円高もかなり来てまっせ、と。うーむ、それはそれで困る面があるんですよね。
で、日本の現状を見ると、
①デフレ
②円高
③日本の株式市場低迷
④欧米の成長鈍化
ということで、結構マズイ環境だわね、ということ。
ここで世界経済全体の大幅な減速が起これば、日本のデフレ脱却は遠のく、ということもあるね。それに、米国ではここから先、金利を大きく下げていくのも怖くて出来難いかも、という事情もある。インフレもヤダよね、と。今のところ、欧米の中銀は言ってみりゃ、ショックに「大量輸液」(=流動性大量供給)をやって、どうにか循環を維持しようとしているけれど、原因に対する治療法ではないので根本的解決にはならない、と。まあそうだろうね。
血圧がドーンと下がりました、ありゃりゃってなことで、昇圧剤をドバドバ入れるわけにもいかず、とりあえず循環血液量を維持する為にvolumeを増やしてみました、ってなことですからね。後はアブダビとかの現ナマ持ってる人たちに、キャッシュを入れてくれ、ってなことで、シティみたいにちょっぴり輸血してもらいましたぜ、ってな具合ですか。でも、全体の量に比べると、効果は限定的だわな。全然足りませんぜ、ということかと。
で、爆弾は誰がどのくらい抱えているのか、誰にも判らんというのが最大の恐怖の原因となっているので、とりあえず爆弾かどうか判らんけど、みんなが被害を受けない安全な場所に避けておいてくれ、ということになるね。でも、持って行く先がいまのところ「見つかっていない」、と。
そこで提案、ということになるが、日本が金出せばいいんじゃないか、というご意見もあるようなんですよ。まあ確かに一理あると思うので、それを真剣に考えてみたらどうなんだろうね、ということで書いてみます。
上記①、②、③への対策としては色々とあるでしょうが、国内経済の問題ではないので国内の金融政策とかで対応するのもちょっと変そうだし、外国のことだから外国で処理しといてくれ、とは思いますね。で、円高とデフレに対しては、今のところ為替介入的な効果を持つ政策が望ましいと思える。更に、外人部隊が日本の円資産(現状では日本株式)を売って、とりあえず自分のサイフに引き上げていってると思うので、これに対応するには日本株を買えということになってしまうか、外人部隊に売られないようにしてあげるかしかない。直接政策的に日本株を買うのもどうかと思うので、結局、外人部隊のカラッポになりそうなサイフにお金を入れてやらにゃあならん、ということになりますよね。
ということで、欧米市場にどのくらいの規模で危険なCDOとかがあるのか判らんけど、とりあえず主要金融機関が大量に保有している分は、どこかに隔離せにゃいかんわな、と。その隔離先を日本が引き受ける覚悟があるかどうか、ということになりますね。
よく判らないのですけれども、とりあえず一つ特別目的会社みたいなもの、「何とか買取機構」とかヘンな名前を付けてもいいんですけど、そういう会社を作るとします。で、出資金を募りましょう。資金の出し手は政府と国内金融機関です。おのおの出せる範囲のお金を出してもらいます。出資額に応じて株式を配分するものとします。例えば政府1兆円、国内大手行団1兆円、地銀・信金・信組団0.7兆円、その他(生保、損保、証券、政府系等々)0.3兆円、という具合で合計3兆円集まったとします。この出資額に応じて株式を割り当て、政府100万株、他200万株、とか割り振るのですね。これを原資として、会社は債券を発行するとします。どのくらい売れるか判りませんけれども、もし売り切れなければ政府が一括買い入れするものとしますか。とりあえず12兆円分発行するとします。すると、この会社は現金15兆円を持つことができますね。
恐らく政府出資の時点でほぼ政府保証の入っているものとして安心感がありますから、多くの金融機関で購入することになるのではないかと思いますがどうでしょうか。
で、合計15兆円をどうするかと言いますと、欧米で苦しんでいる例のCDOとかの買入原資とするのです。
金融機関が抱えている爆弾になっているものを、例えば1億ドル分買入してあげるのです。ここでは買い叩きも当然OKなので額面の1~2割程度で買ってあげることにします。これは全額紙くずになる可能性もあるので、当然のことながらリスクがありますね。ま、お金に窮していて大急ぎで資金手当てが必要な金融機関は査定する時間もないので当然買入価格は安くなりますし、ある程度資産査定みたいに審査できる時間があるとか比較的危険性の低い債券については若干高めでもいいですけれど、とりあえず買ってあげることにします。
でもこれだと日本が大損してしまう可能性があるので、アブダビ投資庁みたいに段階的普通株転換可能な債券を一緒に発行させるものとします。例えば、A銀行が額面100億ドル分の爆弾を抱えていて売りようがない、としますか。これを18億ドルと評価するものとして、残り82億ドル分は先の段階的普通株転換付き債券みたいなものを頂きます。これだと、A銀行が潰れたりしない限り、A銀行の普通株式を将来時点で取得でき、仮に18億ドルが全損を喰らったとしても丸損にはなりません。一生懸命働いてもらって、将来時点でA銀行の株価が上がるとか配当が増えればある程度は回収可能かもしれませんし。
B銀行は抱えている爆弾は50億ドルあるけど、体力があるので全部を買入してもらわなくてもいいよ、ということで20億ドル分を買ってくれ、ってな具合に自ら調節してもらうことも可能です。本格的に潰れそうな金融機関の買入には応じられないでしょうけれど、殆どの大手行ならば買ってあげられるでしょう。
米大手3行で800億ドルの基金を作る、とか言ってたと思いますので、資金規模では日本の買入会社の方が余力があるでしょう。日本から持っていった15兆円は、買い入れたCDOと各金融機関の普通株転換条項付き債券みたいなものに置き換わる、ということになります。大手行の危機が去れば、弱小の金融機関のいくつかが飛んだとしても、大勢への影響は小さいでしょう。大手行の出す基金でもある程度はカバー可能でしょうからね。なので、まず主要金融機関の恐怖を除去してあげることができれば、大事には至らないと思いますがいかがでしょうか。現状ではその大手行の信用さえ引き受け手が少なく、金の出し手があまりいないのですからね。
この方式であれば、為替市場に直接介入するよりも感じがいい(笑)でしょう。15兆円分を外貨資産に換えるのですから、結構な円売り効果があるでしょう、多分。国内金融機関の関与はなくて全額政府が引き受けでもいいと思いますけど、そうすると「ジャパンの政府ファンドじゃないか」とかの文句が出るかもしれず、それを緩和しておく必要もあるかもな、と。日本のような金持ち国が外国の政府系ファンドと同じようなことをやると感じが悪いので、「みんなの為に救済資金を提供しましょう」というような大義名分が立つ方がいいと思います。
これをやれば、間接的には外資系の日本株売りを止める効果が期待でき、結果的には国内市場に好影響となるんじゃないでしょうか。世界経済の急減速予防にも貢献できるかと思います。他の国であると、1兆ドル規模の恐怖に対抗できるだけの「キャッシュ」を出すことなんて難しいですよね。日本にとっては金融資産の2%相当でも30兆円の拠出が可能ですからね。
目的会社の信用の裏付けが必要だ、というのであれば、政府の債務保障を何割か入れてもいいし、外貨準備金を減額しておいてもいいですよね。FB残高が減るけど悪影響が出そうでしょうか?よく判らないんですが。でも、持ってる資産の一部が、目的会社の株式+債券に置き換わるだけなので、相当の損失でも喰らわない限り大丈夫ではないかと思うのですけど、どうなんでしょうか。万が一買ったCDOが紙くずとなっても担保は残るので、米国の国土の一部をあちこちバラバラに買ったようなことになりますかね(笑)。
ああ、そうか、米軍のグアム移転の兵舎と取り替える条項を入れておけばいいんじゃないか?米国の差押え不動産1軒と、兵舎2軒分とか。交換取引になるので、兵舎の移転費用の日本負担分をその分大幅に減額できるな(笑)。オレって賢い!!日本は金で払うか、米国本土の不動産で払うかは選択できるということでいいんじゃないか?米軍は退役軍人向け別荘とか引退後の隠居用住宅として処分したりすればいいじゃん。米軍再編の移転費用の按分比率はもっと米軍が払うべきなので、その交渉は今後残るとしても、差押え不動産の処分条項を入れておけばいいんだよ。
ねっ?ねっ?これでどう??
別に金で払う必要性なんてないんだからさ。企業なんかの再生処理の場合には、債務の清算なんかにそうした不動産とか物納みたいな感じで処理可能な部分もあるでしょ?それと同じだよ。
何かこのプランは素晴らしくいいように思えてきた。
ありがとうーー!!心から御礼を申し上げます。
一部のご意見を出していた方々。
日本が買えばいいんじゃね?という、素朴で単純だけど、最も実現可能性が高く、即効性も実効性も期待できる方法は他に見当たらないもんね。
いいかもしんない。
ヘンに政府ファンドを組成しよう、みたいになってしくじるよりも、全然いいよ、これは。最悪でも大手行の株式は残るし、米軍移転費用の一部は浮かせられるからね。
あとは、日本側の交渉力によるな。日本が金出す、とか言うと、番長はやけに高圧的に「出して当然だろ」みたいになるからね。それで日本もすぐに引いてしまい、「ハイ、そうでございますね」って言われるがままなんだもの。一番難しいのは、この一点だね。交渉。
でもさ、お金持ちの人ほど、困ってる時に出すべきなんじゃないのかね、とは思うよ。教会に落雷被害を受けて、建て直さなけりゃいかん、ってなった時、金持ってる人が「はい、いいよ」と多く寄附したりするんじゃないかと思うし。日本の寺だって、修理費用とかの寄附を募れば、やっぱり金持ってる人は多く出し、貧乏な人たちはちょっぴりだけ出す、みたいなものでしょ?
アブダビが出す金と言っても1兆円にも届かないんだし、他の政府系ファンドにしても誰もそんなに大金を出せないのだよ。やっぱり底力があるのは、日本だけだと思うよ。欧米両地域が「循環不全」に陥りそうなんだから、ここで大規模な金を出せるのは日本だけだもん。ここで出せば本当に感謝されるんじゃなかろうか、と。サクッと10兆円規模で用意できる国なんて、他にはないって。
なので、本物の専門家に集まってもらって、本格的に考えたらいいと思うけど。国内金融機関にも大きなチャンスとなるかもしれないよ。処罰とか行政処分はそれぞれの国の機関で、それぞれの国の法律に基づいてじっくりやってもらえばいいんだし(もし罰があるなら、だけど)。これは分離しておいて、日本は関知する必要ないもんね。経営権とかにも関知しなくていいけど、大損だけはしないようにしておいてね。