いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

安倍政権にご意見申し上げる

2007年02月04日 17時03分28秒 | 政治って?
どうも政府自民党の腰が定まってないですね。浮き足立っている。前から忠告してたのに、どうもイマイチだね。

地獄の沙汰も・・・・

「いい国」で検索すると・・・・

流行語「plutoed」と日本の「plutocracy」

産めない機械はその存在意義すら問われない―by 少佐


問題を分割して見ていきますか、とりあえず。

1)安倍総理自身の問題

何度か言いましたけれども、大衆支持のうち、女性支持というのは重要なんですよね。前よりも、若干は良くなったのかもしれないが、どうもまだ猫かぶりになっているんですよね。国外に出て、外交の舞台に立った時には、安倍ちゃんは中々いい絵になっていると思いますよ。しかし、これは日常的ではないのです。でも、安倍ちゃんは日々のぶら下がりなんかでもそれに近い感じで、早い話が「猫かぶり」があまりに過剰なのではないかと思えます。これはどういうことか?
起伏がない、ってことですよ。感情のヒダみたいなのが、全く伝わってこない、ということですよ。いつも、平坦、あまりに淡々としすぎていて、まるで「優等生お坊ちゃん」の答えを聞いているかのようなのです。

先日のそのまんま東知事誕生ということで、人気が出てますよね。ここにヒントがあると思いますね。
これから秘策を授けましょう(笑)。

第一に「(自分が)応援してあげないと(悪いヤツラに負けてしまうかも)」、と大衆に思わせることです。要するに、「何だか応援してあげたくなる」というようなことです。これは元々持っている人物の魅力もさることながら、そういう状況が作り出されることでも、起こりえると思います。ありがちな判官びいきは、多数派に立ち向かう少数、みたいなのとか。甲子園常連の強豪校に挑む、初出場校とか。なので、困難に立ち向かう、というようなドラマがないとダメなんですよね。前から言ってる物語性というのは、そういうようなことです。

第二に、話す時の「ひとつの文章が短い」ということです。誰かに訴えかけたり説得したりする時(プレゼンとか?)にも、同じようなことが言えるかと思います。安倍ちゃんは、テレビに映っている時の答えは大抵「一文が長い」のです。なので「何を言ってるか分んない」とか、「顔なし」(笑)になってしまうのです。先日の施政方針演説はこれまでの安倍ちゃんの中では一番良かったのですが、もうその話題どころではなくなってしまって(柳沢発言とか・・・・)、ちょっと可哀想ではありましたけれども、良くなってると思いますよ。
なので、ぶら下がりの時の受け答えは、「一つの文章を短く」言うようにした方がいいですよ。例えば、「~の事情等を踏まえながら、適切に考慮していかねばならない、しっかりと見ていかねばならない、と、このように思っています」、という「国会答弁調」はダメなんですよ(だから、何を言ってるのか分らない、とか言われるのです。そもそも国会答弁は煙に巻くテクだから)。そうじゃなくて、小泉流であれば「適切に判断します」で終わりなんですよ。それくらい短くしないと、テレビを通じては伝わっていかないんですよ。官邸HPの映像を誰もわざわざ見に行ったりはしないのですよ、圧倒的大多数の人々は。それをやってるのは、内輪の連中か、余程の物好きか暇な人だけですよ。なので、テレビで映ってる時がやっぱり影響が大きく、「それは努力していきます」「辞めさせる必要はないです」「任命責任の問題なんかではありません」「それは違いますよ」とか、短く言った方がいいです。参考までに、野党に向かって、小泉さんは「勝手にやって下さい」、まで言ってるし(笑)。あと、時には記者たちに「逆ツッコミ」を入れるとか、そういうのもあってもいいと思いますね。

第三に、話す時の抑揚や顔の表情とか感情表現は幾分あった方がいいと思いますよ。最近は大分笑顔で応対が増えてきたかもしれないが、いつもいつも同じ顔だと飽きてくる(特に女性は)ので、時には違う感情表現があった方がいいと思います。営業スマイル的な受け答えは避ける方がいいと思います。失点を恐れすぎて、優等生を過剰に意識しすぎではないかと。あんまり酷いミスじゃなければ、多少マイナス面があっても「人間味」のある方が大衆支持は得やすいと思います。幹事長に就任した時には、安倍人気があった訳で、その当時を思い出して頂ければよいのでは。


2)柳沢さんの失言問題

野党の下らない戦術は、断固突っぱねるべき。選挙結果に柳沢発言が影響するかというと、大したことない。選挙民をそれほどバカにしない方がいいと思いますね。見てる所は見ていると思うし、地域の問題に注意を払っている方が多いと思う。閣僚の~~が○○だから、知事はこっちを選んでやれ、とかの論法にはならんでしょ?ニセ科学のこじつけと似ていて、「柳沢発言があったから、~~の選挙で負けた」とか、そういう理屈にはならんよ。滋賀県知事や宮崎県知事がどのようにして誕生したのか、もう一度見つめ直せと言いたいね。置かれていた状況とか背景とか、そういうのをよく考えれば、内閣支持率云々の影響度が大きいとも言えないでしょうよ。選挙民の感性をみくびらないでもらいたいもんだ。


3)参院選挙の争点など

国会議員の連中が、二言目には「参院選挙に影響する」だの何だのと言うが、ホンマにアホかと。何でもかんでもくっつけ過ぎ。多くはそんなことまで思ってないのに、わざわざ自分たちで結びつけているんですよ。何でそんなに「ご機嫌取り」ばかりせにゃいかんの?やるべきことはキッチリ考えてやっていくべきだし、片付けなけりゃいけない課題は、選挙に関係なくやらにゃいかんでしょうが。それを毎度毎度「参院選挙で反発されるんじゃなか…云々」みたいな話に全て持って行ってるじゃないの。自分たちで選挙の争点という「幻影」に怯え過ぎて、あれもこれも次々と争点化していってるんだよ。アホみたい。「選挙が、選挙が」って言うヤツラに限って、選挙が終わればまたふんぞり返って、クソの役にも立たないんだよ。じゃあ、選挙がなけりゃ(ない年なら)、気にもかけず物事を進めるってのか、オイ?いつも「選挙の年」だと思って、考え、行動し、仕事をしろ。常に選挙直前と同じように国民に接することを心掛けろ。それが当たり前だろが。「選挙の時だけ」は腰を低くお願いするが、それ以外の時には「好き勝手、やりたい放題」なんだよ、多くの議員さんたちってのは。

ハナから、選挙の争点としてこれとこれ、くらい設定しとけっての。中川秀さんは3本の矢だか出してたけど。「自分たちが争点を設定」して国民に提示しておけば済む話なんじゃないの?何でもかんでも「選挙に影響する」って言うもんだから、それまで別にそんなこと考えてなかった人にも「ああそうなのか」と思わせ、多くの国民に「どうぞこれを選挙の争点にして下さい、選挙ではこれも判断材料に入れて下さい、どうぞ選挙に結び付けて下さい」ってお願いして回っているようなもんじゃないか(笑)。滑稽です。

「格差」「地方」というキーワードで選挙は戦わない方がいいですよ。特に、(比例代表の)大票田の都市部で戦い難くなると思いますよ。所謂「田舎」というような意味合いの「地方」という言葉で戦うとなれば、「敵」を大都市に見立てなくちゃいかんでしょうが。対立軸が「地方vs大都市」になっちゃうよ?それでいいの?田舎から見れば、東京や名古屋は景気が良くってズルイな、アイツらがボロ儲けしていて貧乏な地方から搾り取っているんだ、的な恨み節がでるよ?なので、地方と言わず、「圏」か「地域」という言葉を用いた方がいい。
「発展していける経済圏を全国に広げていきます」とか「自立と成長を促す元気なチャレンジ地域(!、笑)を全国に育てます」とか「地域の成長発展を国民生活の底上げに繋げて行きます」とか。スローガン風なら、「地域再生」とか「生活圏の再建」とか「成長なくして再建なし」(笑)とか。センス悪いので、あまり参考にはならんと思うが、こんなような感じで、ってこと。
「格差」も、地域間格差や世代間格差などの「国民の分裂」を誘うので、やめるべき。高齢者ばかりを目の前にして演説する訳でもないんだし。現役世代の多い中で、「高齢者は手厚い給付を受けているが、フリーターやパート労働者は国民年金保険料も払えないワーキング・プアとなっている」とか言ってしまって、高齢者たちの票が離れたらどうすんの?(笑)大企業の集中する東京だけがいい思いをしやがって、「地方では低賃金で苦しんでいて、交付税も補助金も公共事業も連続で減らされて・・・・」とか言うの?

野党は批判するネタになりそうなものであれば何でもいいと思ってるので、楽なんだよ。でもね、与党は違うから。そういうことを考えもせず、「格差で戦う」とか本気で思ってるなら、そりゃ「自分」だけ勝てばいいと思ってるヤツラなんじゃないの?田舎選出の議員さんはそうだろうね。でも、そんな人たちばかりが選挙するわけじゃないでしょ。「田舎に手土産」なんていらないんだよ。そうじゃなくて、ある程度自立(自律にも通じるか)すること、「金、人材」が慢性的な流出超過にならないような成長圏を構成していくこと、そういうのを真剣に考えていかねばならんのでしょ?

見ていて、本当にアレな議員さんたちが見受けられる昨今でございます。


ところで、民主党のCMは酷いですね。最低の評判しか聞かない(笑)。参考までに、ウチの妻曰く「バッカ(→バカよりもっと強力なバカ、強調形)じゃないの」とバッサリ(笑)。「あんな、ア~レ~ってなってるような船長じゃ全然ダメに決まってるでしょ。船長が他の人を助けるならまだ分かるけど」だって。そういえば以前「そうはいかんざき」のCMは妻や子どもには受けてたな。あっちの方がまだ笑える分だけマシだった、ってことのようだ。ダジャレ以下、ってのも…