goo blog サービス終了のお知らせ 

M S Technical Laboratory

趣味の電子回路工作の成果を披露する場として開設しました。他の趣味に関わる画像も掲載します。

墓参り

2008年10月04日 06時53分47秒 | Arts
 とかくやりすぎる傾向があるのは十分承知していますが、今回は計画的な行動です。美術館を出てまた地下鉄に乗り、モンマルトル墓地へ。本来は順序が逆の方が移動距離が少ないのですが、天候との兼ね合いでこうなりました。
ちょっと迷った末に、モローの墓参りがかない、ほっと一息です。

雨宿りのモロー

2008年10月04日 06時49分36秒 | Arts
雨を避けてモロー美術館へ。初めて来たのは1982年でしたから、遠い昔です。Parisで最初に選んだ目的地だったのを覚えています。時間は過ぎても、大きな変化はなく、ある意味ほっとしました。違うのは、入り口のドアに日本語表示が追加されたことくらいでしょう。堪能して外に出たら、日射しが戻っていました。

巡礼の頓挫

2008年09月17日 23時14分39秒 | Arts
 Parisにしばらくいることになり、Bosch巡礼を計画していました。市内から西に外れた方向にあるSaint-Germain-en-Layetという街に興味深い一枚があるのです。ところが、いろいろ検索してたどり着いた情報は、作品を保管している市の美術館は1972年から閉鎖されたままという事実。これではどうにもなりません。
逆に、手配したmuseum cardにここがlistされていない理由がわかってしまったことにもなります。
http://fr.wikipedia.org/wiki/Musée_municipal_de_Saint-Germain-en-Laye

 今、日本でもてはやされている絵描きの作品を全部見て回った人が注目されていますが、あの点数で、かつ行きやすい土地ばかりにあるのに比べると、Bosch巡礼は並の苦労ではありません。

 続報: 再来週会うことになっているParis在住の女性に確認してもらったところ、何と建物が崩壊する危険があるので閉鎖になっているのだそうです。ほぼ絶望的な状況ですね。

モノクロ画像: もう一つの外堀

2008年09月13日 17時06分20秒 | Arts
 X2のPicture styleをいろいろ試していて、standardに戻し忘れての撮影。せっかくなので、そのまま使います。
 二度目の週末をParisで過ごす予定で、museum passを手配しました。郊外の航空博物館でも使えるし、せいぜい室内競技に活用します。

 隣にあるのは、あっという間に読み終えた本。著者の最高傑作との評価があるようですが、確かに息もつかせぬ展開でした。GaAsより高速の光回路が作れるInPなどというのが出てくると、あまり息抜きになりませんでした。

永久保存版

2008年06月11日 20時43分55秒 | Arts
 蒸し暑い中、幕張に行っていました。しばらく前になくなった直行バスが復活していたので、帰りは楽ができました。
 帰ったら玄関に大きな荷物が届いていました。Shulz museum特製の限定版で、Shulzさんの最後の作品(読者へのお別れを伝えたもの)を装額したものです。Museum会員への優先配布の通知が来た日に、2分ほど考えて発注しました。

駆け足のBosch巡礼

2008年04月06日 06時15分02秒 | Arts
どっちの美術館も撮影禁止だったので、肝心の作品の写真はないのですが、GhentとBruggeを一日で回ってきました。これでまたBosch巡礼は大きく前進。
前半のGhentは雨にたたられ、lensに雨滴のついた写真を量産してしまいました。美術館のcafeでアスパラガスを食べ、ゆっくりlensを清掃した後の画像です。すでに雨が上がり、小康状態になっていました。


ここから電車で30分、Bruggeへ。天気が怪しくても観光客は一杯います。ここの美術館は貧相なもので、Boschがなかったら来る意味を持たないと思いつつ鑑賞。絵はがきのような写真を量産してしまいました。


SDMA

2008年02月28日 15時59分31秒 | Arts
ちょっとだけ学会を抜け出してBosch巡礼に行ってきました。目的の絵は見た瞬間に偽作とわかる代物。脇の解説には、ちゃんとcopyだと断り書きがありました。あとは、アーノンクールのマタイのジャケットによく似た絵を発見。Amazonは品切れで、うまくlinkできなかったので、別のところを引用しています。
http://www.amazon.co.jp/バッハ-マタイ受難曲-アーノンクール-ニコラウス/dp/customer-reviews/B00005HVWE
http://www.hmv.co.jp/product/detail/23478

ブリューゲルの家

2007年10月14日 01時30分03秒 | Arts
今回、この街で週末を過ごすことにしたのは、ブリューゲルの家を探し当てる目的がありました。Lonely planetに地図があったので、簡単に見つかると思ったのですが、楽観的すぎました。近くまで行って昼を食べた店で、この辺にブリューゲルの家はと訊いてみたのですが、全く通じません。自力で探索を始めて石畳の道を散々歩いても、それらしい建物に巡り会うこともなく、通りのあちこちにあるブリューゲルの旗の意味もわからないし、いらだつばかりでした。
 遂に、Internetの力を借りるしかないと撤退を覚悟し、他の行き先を一巡してからhotelに帰還。幸い、LP誌に載っていた近くのBrasserieはWeb siteを持っていて、ここから番地の情報が取れました。こうなったら、Google mapで航空写真と地図が手に入るので、俄然元気が戻ります。
 夕方、再挑戦して無事に見つけることができました。普通は視線が行かない高さに表札(?)も出ていることに気づき、一回目の調査は視野が狭かったのを再認識しました。一枚目で花と重なっているのが表札です。


ルドンの黒

2007年08月01日 19時55分53秒 | Arts
 ルドンの版画をまた観てきました。30年ほどで5回目くらいかも知れません。
結局、"眼は奇妙な気球のように無限に向かう"に一番惹かれるのは変わらないものの、今回は黒が基調の落ち着いた品揃えでした。写真が飛んでしまっているのは、入場を急ぐあまりの手抜きです。
http://www.bunkamura.co.jp/shokai/museum/lineup/07_redon/


Bosch巡礼

2007年05月17日 21時44分32秒 | Arts
 Lisbonに足を運ぶきっかけはこの本が作ってくれました。と言っても私の悪友が作った世界に二冊しかない本なので、写真を載せてもあまり意味がないのですが。おおまかにはVeneziaとSao Paulo以外は巡ったことになり、あと小物がFranceにいくつか残っている程度になりました。
 仕事の合間の巡礼ですが、'80年代前半のWashington D. C., New York, '85年のLondon, Madrid, '80年代後半のVienna, Munich。'01年のRotterdamでの大展覧会。ここ数年は落ち穂拾い的に、Berlin, Frankfurt(Stuttgartから日帰り), Aachen (たぶん、模写: Dusseldorfから日帰り), Brussel (Franceの田舎町から日帰り)と、それなりに無理をしています。


P.S.
 かの本を編集した友人から便りがあり、Lisbonに行けたことを我がことのように喜んでもらいました。本望です。