ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

「Deep Blue」

2006年05月30日 | お楽しみ
のんびりする心算が、何となく忙しく時間が過ぎてゆく。先日の審査における指摘事項への顧客の対応案を検討したり・・・。

さらには、次回のコンサル先での内部監査に参加する仲間のための種々の準備に追われた。参加する仲間は、某大手食品会社にて環境管理責任者であり、環境審査員補である。環境審査員に昇格するためには、環境主任審査員の指導の下で監査リーダーとして一定回数及び一定時間以上の監査経験が必要である。

私がコンサルしている顧客において環境マネジメントシステムが構築され、いよいよ審査を受ける直前になると、運用状況をチェックするための内部監査を実施する。この運用確認の内部監査が資格昇格にとって経験をつむ良い機会になる。

顧客にとっては、突然知らない人間がやって来るので、予めこちらの趣旨や仲間の職歴やパーソナリティなどの人物像を説明し、参加することについて了承を得ておかなければならない。このような状況下では、すべての関連書類の準備や内容確認は当方がしなければならない。また、監査で得た会社の情報などの守秘義務の誓約も必要である。というわけで、仲間のために準備すべきことは結構多い。

その間を縫ってDVD映画「Deep Blue」を観る。
今の心境では、観たいジャンルは、SFでも、恋愛ものでも、戦闘ものでもない。美しくて、ほっとする映画が良い。というわけで「Deep Blue」を観ることにした。

ディープ・ブルー (Deep Blue) はIBMが開発したチェス専用のスーパーコンピュータのことではない。解説には、「地球の表面積の7割を占める海の中やその周辺で生きる生物と、多様な表情を見せる海そのものを被写体として構成されたドキュメンタリー作品。制作に7年を費やし、ロケ地は実に200カ所を数えた、壮大なスケールの映像スペクタクルだ。」とある。

90分間、人であることを忘れる壮大な海の物語に身も心も任せるのは悪くないものだ。明日から三日間はまた忙しいぞ。