自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

行ってみたかった法師温泉長寿館

2018年07月29日 | 温泉
2年前コッコロを閉店し、長年の疲れをいやしに温泉へ。 Kせんせが何度もスタンプ制覇をしている日本秘湯を守る会の宿に宿泊した。山梨の宿を続けて2軒。 日本秘湯を守る会と言う通り、「秘湯」= 簡単には行けないのだ。秘湯マニアに人気の奈良田温泉は、凄かった。 丸一日バスに乗っていた気がする、山梨県なのに・・・。

その時にゲットしたパンフレットで、ひとめぼれ、情緒あふれるレトロな温泉、法師温泉へ2年越しの念願、お邪魔することに。
通常ならば、上毛高原まで新幹線 → バスに乗り換え猿ヶ京 → さらに町営?バスに乗り換え法師温泉。と、簡単には行けない道のり。
でも、ありがたいことに、高崎在住のAさんが、車を出してくれることになった\(^o^)/

7月13日(金)、湘南新宿ラインのグリーン車に乗り込み、ご一緒するYさんTさんと、楽しく高崎へ。 渋谷から高崎までちょうど2時間、Aさんの愛車に乗車させていただく。 ホスピタリティ精神旺盛なAさんは、ガイドブックを2冊もチェックし、どこへ連れて行こうか考えていてくれた。 宿直行でも全く問題ない我々だったけど、途中「たくみの里」という、道の駅やこんにゃく作りなどが体験できる場所へ連れていってくれた。 周りは、山、畑と緑いっぱいなんだけど・・・暑いっ。 まったく歩く気がわかない('◇')ゞ アイスクリームを食べて退散。

高崎からまっすく行けば、法師温泉までは、1時間半から2時間のドライブコース。 群馬は上質な温泉がいっぱい湧いている。 何年か前には、日本三大美人の湯の一つ「川中温泉」にも行ったし(ここは、とぅるんとぅるん系ぬる〜い湯)、趣のある沢渡温泉もいったな・・・。
こう振り返ってみると、日本秘湯を守る会の宿には、ずいぶんお世話になっている。

反対から車が来たらどうなるんだろう??という狭い山道を登っていく。 到着し、車を降りると・・・おおお、涼しい。木の木陰で、風が通る。

おお、マイナスイオン、自然の冷房ヽ(^o^)丿

趣のある建物


はい、お部屋もレトロです。


荷物を置き、お隣のお部屋を覗くと、なんだか暑い(^^ゞ 何で?
エアコンつけたんだけど、全然涼しくないのぉ〜。 エアコンに手をかざすと、あれ? あったかい風出てない???
即、フロントに問い合わせると・・・
それは、暖房機でした・・・(笑) ここは、冷房が無いのです!

窓を全開にし、扇風機を回す。 温暖化が進む日本、本来は冷房のいらない地も、これからは冷房設備が必要になるのかな・・・。

さあ、食事前の温泉♪温泉♪
法師温泉長寿館には、三つの温泉があって、私がひとめぼれした法師の湯(混浴)、解放感あふれる玉城の湯、長寿の湯がある。今の時間入浴可能なのは、玉城の湯。 は〜、緑が気持ちいい素敵な温泉。

は〜、やっぱり温泉はええのお。

さあ、お食事♪
基本、部屋食のようだけど、我々は4名だったので、食事処へ。

こんなにたくさん無くてもいいのにね・・・。 一応、地のものを中心に考えられたメニューでした。

食事の後は、目指してきた法師の湯へ。 2時間ほど女性専用になるのだ。

この天井の高い情緒あふれる建物は、鹿鳴館様式というらしい。 大きな湯舟は、8つに分かれているようだけど、下はつながっている。 下は、石が敷いてあって、ぼこぼこ足裏マッサージをしているよう。 その石の隙間から、ぷくぷく、源泉が自然湧出している。
カルシウム・ナトリウム硫酸塩泉。 無色透明で、優しいお湯。 なんだか上質な感じがする。

ここは、20年以上前かな?に、JRフルムーンのコマーシャルが撮影された場所。 上原謙と高峰三枝子が同じ湯につかり、高峰三枝子の胸が豊満で衝撃的だったのを覚えている。 それ以来、人気が上がり、いつも予約のとれない宿になってしまった。 そして、驚いたのは、こんな上級者クラスの温泉地に、外国人が来ていること。 スイスからやってきた観光客、香港からの女友達客・・・、恐るべし。






コメント
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