オリオン村(跡地)

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成瀬が貫禄の完投で8勝目

2007-07-18 21:23:01 | 千葉ロッテ

今日は球場に足を運んでノーラン・ライアンのトークを聞いたものの、ちょっと事情があって試合前に球場を後にして自宅でテレビ観戦でした。
往年の名投手の始球式、かつての上司めがけて投げつけるライアンの気迫が乗り移ったかのような成瀬の好投で前半戦を勝利で締めくくりました。
台風、幕張の防波堤の決壊など、いろいろなことがあった9連戦でしたが、結局3勝3敗1分ですから現在のチーム状態を考えれば満足できる結果だったと思います。

早川、大丈夫か?

今日は成瀬の好投よりも、早川の途中交代がトップニュースです。
バントをする際に指をボールにぶつけたらしく、出血していたそうです。
代田と交代してしまったので相当痛かったと思われ、場所が場所だけに最悪の骨折まで想像してしまいます。
間違いなく前半戦の打のMVPである早川までが故障離脱してしまうと大打撃ですし、ようやく勝ち取ったオールスター出場がダメになるのも悲しすぎます。
かと言って無理をしてオールスターに出場して悪化させるのも本末転倒ですし、本人の思いと球団やファンの思惑が交差して難しい判断が必要になるかもしれません。
何にせよ、大事に至っていないことだけを願うばかりです。

ところで解説の本西が「あそこは当たったら直ぐにアピールをしないと」と、指が当たったにも関わらずファーストに走ったことでファール扱いにならなかったことを指摘していましたが、私はむしろ走るのが当然のプレーだと思います。
勝手に自分でジャッジして走るのを止めたら、あのケースではゲッツーになっていました。
ボールがフェアゾーンに転がった以上は、打者走者は走るというのは当然のプレーだと思います。

前半戦の投のMVPである成瀬は、今日も貫禄の投球を見せてくれました。
本人は調子が悪かったと言っていましたが、どうして端から見ていると余裕の投球に思えました。
多少のピンチでも動ぜず、ポーカーフェイスで普段通りの投球ができているところが凄いところです。
ここぞと言う時に伸びのあるストレートで勝負できることが、本人いわく悪い時でも結果がついてくる1つの理由でしょう。
9回の先頭打者を出した場面でもバレンタイン監督は動かず、と言いますか昨日の件もあり動けなかったというのが真相でしょうが、危なげなく後続を断って完投勝利を飾りました。
本当はオールスターになぞ出ずに後半戦に向けて休養して欲しいところですが、出るからにはロッテに成瀬あり!というところを全国にアピールしてくれることを期待しています。

故障が理由なのか欠場した福浦やベニーにはゆっくりと休んで欲しいですし、使えばそこそこやるのではと期待していたワトソンがダメダメなのが今日で完全に明らかになりましたし、何より調子を上げてきている大松に今季初アーチが出たのが非常に大きく、実りある今日の試合だったと思います。
オールスター休みに入るのを一番悔しがっているのは、恐らくロッテでは大松でしょう。

私はオールスターには全く興味がないので、1週間ほどはつまらない毎日を送ることになりそうです。
いや、逆にシーズンオフと同様、こういった野球のない期間が妄想をふくらませて一番楽しいのかもしれません。
後半戦の開幕戦にどういったオーダーが並ぶのか、いまから楽しみです(笑)



1 2 3 4 5 6 7 8 9
オリックス 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 7 0
千葉ロッテ 0 0 0 2 0 0 1 0 × 3 6 1


◆7月18日(水) 千葉ロッテ-オリックス14回戦(ロッテ9勝4敗1分、18時15分、千葉、16,571人)
▽勝 成瀬 14試合8勝1敗
▽敗 デイビー 18試合5勝8敗
▽本塁打 大松1号(デイビー)

▽バッテリー
千葉ロッテ 成瀬-里崎
オリックス デイビー-辻

 

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