今日は普通にやれば勝てた試合ですが、これだけ残塁の山を築けば勝てるわけもありません。
残塁病には慣れていますが、さすがに今日はストレスが溜まりました。
成瀬が半月以上もの登板間隔をものともせずに、普段通りの投球をしてくれました。
快投という感じではありませんでしたが、連打を許さず貫禄の内容だったと思います。
明らかにボールという球がやや目立ったかな、というのは個人的な感想ですが、あれだけ安定感のあるピッチングでしたので打たれるような気がほとんどしませんでした。
怪我ではないか、という懸念も払拭する今日の登板は、全国のロッテファンを安心させてくれました。
また、同点の8回のピンチで起用されたのが荻野であったということが、チーム内での序列の変更を予感させました。
今までであれば、終盤ということもあり藪田が起用されるケースです。
両人の現在の調子の差というのもあるでしょうが、荻野に1イニング以上を任せたというのも起用法の変化を感じます。
それが酷使となっては困るのですが、過去の実績に固執する傾向の強いバレンタイン監督ですら考えを変えざるをえない程、荻野の評価が高くなったと言えると思います。
逆に、それだけ藪田の信頼感が薄れつつあるとも言えます。
今日も小林雅ばりに簡単にランナーを出し、決勝アーチを浴びてしまいました。
そう言えば藪田も最近は3者凡退で抑えることが少なくなっているような気がします。
YFKが同時期に壊れるというのは困った話で、後半戦に向けて大きな不安材料がでてきてしまいました。
それにしても、いくら何でも残塁が多すぎました。
TSUYOSHIと福浦が復帰したと思ったら、今日はベニーがスタメン落ちです。
終盤に代打で出てきて、しかも盗塁まで試みましたから、試合に出られないほどの怪我をしているとも思えません。
もっとも本人が無理をしてプレーをしてくれているのかもしれませんが、どうもここ最近のオーダーの組み方が理解できませんし、気にも入りません。
どこかに問題があるのであれば、すっぱりとベンチから外すぐらいにきっちりと休ませるべきで、中途半場に試合に出すから疑念がわいてくるわけです。
まあ、何だかんだ言っても、バントをするために代打として起用された渡辺正が軽く失敗したことが、今日の最大の敗因だとは思いますが。
悔しい負け方ではありましたが完敗したわけでもありませんので、明日の小野の復活登板に期待することにしましょう。
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