電脳筆写『 心超臨界 』

苦労に対する最大の報酬は
その引き換えに手に入れるものではない
苦労したことで形成される人物である
J・ラスキン

潜在意識が働く 《 人間とは脳に記録された記憶データ――無能唱元 》

2024-09-24 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
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日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
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  誰もがアラジンの魔法のランプを持っている。ランプをこすれば、
  強力な召使が現われ、願いを叶えてくれる。それを知る人は成功し、
  知らずに過ごせば平々凡々たる生涯を送ることになる。魔法のラン
  プの正体は潜在意識。仏教の唯識(ゆいしき)では阿頼耶識(あらやし
  き)ともいう。潜在意識が働くのは、あなたが自分の願いをどれだ
  け強く具体的にイメージしているかによる。


「阿頼耶」というのは大乗仏典に出てくる言葉なんですが、この意味はヒマラヤを例にとると分かりやすいんです。ヒマラヤのヒマというのは雪のことで、ラヤは蔵という意味です。ですからあの山は、雪の蔵というちょっとしゃれた名前なんですね。そしてそのヒマの代わりに阿という文字をかぶせると、「貯蔵されたるもの」という意味になるんです。つまり、人間の体験した様々な記憶、それは業(カルマ)とも呼ばれるものですが、それが蓄えられているところであり、それが心の奥底にあるということなんです。(無能唱元)


◆人間とは脳に記録された記憶データ

『致知』2003年2月号【特集・信念の力】
●対談●無能唱元VS西田文郎 「ツキと運を呼ぶ心の法則」

【無能】 この本には西田先生が苦労して確立してこられた理論がたくさん詰まっていますが、中でもこの言葉を見た時私は非常に驚きました。

「単刀直入に言おう。人間とは、脳に記録された記憶データである」

なぜかというと、私がずっと説いてきた心の法則の核ともいえる「阿頼耶識(あらやしき)」を発見した時の記憶が甦(よみがえ)ってきたんです。阿頼耶識の説明を求められると、まさに西田先生のおっしゃるこの言葉につながるんです。

【西田】 そうでしたか。

【無能】 「阿頼耶」というのは大乗仏典に出てくる言葉なんですが、この意味はヒマラヤを例にとると分かりやすいんです。ヒマラヤのヒマというのは雪のことで、ラヤは蔵という意味です。ですからあの山は、雪の蔵というちょっとしゃれた名前なんですね。そしてそのヒマの代わりに阿という文字をかぶせると、「貯蔵されたるもの」という意味になるんです。つまり、人間の体験した様々な記憶、それは業(カルマ)とも呼ばれるものですが、それが蓄えられているところであり、それが心の奥底にあるということなんです。

いままでその人が体験したり、考えたり、感じたりしたことは、すべてその阿頼耶識の中に記憶されるんです。その内容は、人の顔が全部違うように、一人ひとり全部違っているんですが、間単にわけると二種類しかないんです。

【西田】 その二種類とは?

【無能】 陰か陽です。陰というのはマイナス、ネガティブです。不安、恐れ、心配、怒り、そういう種類の記憶ですね。陽はプラス、ポジティブです。嬉しいこと、楽しいことです。阿頼耶識は、そこに蓄えられている材料をもとにして未来を創るので、日頃からプラスの考え方をしている人は、阿頼耶識の中にそういうものが蓄積されて、未来にプラスのものが出てくる。ところが、心配したり、怒ったり――これはいろいろな意味で利口な人ほど未来を厳しく考えてそうしがちなんですが――そういう人は未来にその通りの暗い恐ろしいものばかり生み出していくんです。その阿頼耶識について、僕は長年説き続けてきたわけです。

ですから、西田さんのおっしゃるように、人間というのは単なる記憶だけの存在だというふうに考えてもいいかもしれません。オギャーと生まれた時から、母親のおっぱいを飲んで快い思いをしたり、たまたま着物に紛れ込んでいた針が体に刺さって、不快な思いをして泣くというような体験を、それぞれの人が次々と重ねていくわけです。阿頼耶識というのはそうした過去をすべて蓄積し、それを素材として未来を創りだしてしまう記憶の貯蔵庫であって、それを西田先生は「記憶データ」という分かりやすい現代語でズバッと言われた。これには私もわが意を得たりという思いがするんです。
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